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60代からゆっくり歩く旧街道歩き 旧日光街道 - 2 千住宿から草加宿

2022年5月8日

日光街道2:千住宿から草加宿まで

千住宿出発:名倉医院前の道標からスタート

名倉医院手前にある日光街道と下妻道の道標から。ここから千住新橋を渡り、荒川を越えます。かつて荒川の手前には「爺け茶屋」があったと伝わりますが、現在は確認できません。

荒川土手と子育て八彦尊道の道標

荒川を渡った後はしばらく土手沿いを歩き、街道に戻ると「子育て八彦尊道」の道標があるお堂を通過します。さらに進むと、「右:旧日光道中」「左:東武鉄道旧線路跡」と刻まれた道標が見られます。

国土安穏寺と鷲神社

街道から少し奥に入った場所にある国土安穏寺は、徳川家の祈願寺として葵の紋の使用が許された由緒ある寺院です。近隣には鷲神社もあります。

増田橋跡と成田道道標

増田橋跡の道標には「北:旧日光道中」「西:旧赤山道」と刻まれています。成田道道標も近くにありますが、なかなか見つかりませんでした。成田道標の裏には小さな社が建っています。

保木間村の氷川神社と法華寺

保木間村の鎮守である氷川神社に参拝。近くには十三仏堂があるはずですが、こちらも見つけにくい場所です。法華寺は小塚原刑場の刑死者の菩提を弔った寺です。

毛長川を渡り草加市へ

東京都と埼玉県の境を流れる毛長川を渡ると、草加市に入ります。草加市に入ってすぐの富士浅間神社や、立派な山門がある善福寺を訪ねました。善福寺の六地蔵は元禄4年(1691年)に造立された貴重な文化財です。

草加宿

草加宿に入ると、工事中の草加市役所の敷地はかつて豪商・大和屋の跡地です。敷地の角には子育て地蔵堂があり、向かいの草加神社は標柱のみが残っています。その向かいには回向院があります。

日光街道と葛西道の道標を通り過ぎ、火伏盗賊除けの守護神である三峰神社へ。草加町道路元標を経て八幡神社へ向かいます。八幡神社は細長い参道の奥に本殿があり、歴史的な雰囲気を感じられます。

文化財と歴史的建造物

街道沿いの藤代家は明治初期の町家造りで、有形登録文化財に指定されています。三日月橋は標柱のみが残る状態です。

草加宿本陣は2軒ありましたが、現在はマンションに変わっています。本陣跡の近くには問屋場跡と明治44年の道路元標があり、歴史の息吹を感じられます。

神明宮と草加せんべい発祥の地

本陣近くの氷川神社は四丁目会館の付属のようになっています。神明宮の鳥居礎石には高低測量の几号が刻まれており、見逃しがちですが貴重な歴史資料です。

神明宮の先には「草加せんべい発祥の地」の碑があり、近くには松尾芭蕉と河合曽良の像もあります。

綾瀬川沿いの歴史散策

綾瀬川沿いには札場河岸跡があり、散策道にはドナルド・キーン氏による「奥の細道碑」があります。さらに「奥の細道」の草加の段にある「月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人哉」の碑や、国指定名勝「おくのほそ道風景地 草加松原」の碑も見どころです。


千住新橋から草加善福寺まで


善福寺からおくの細道名勝碑まで

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