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たかが『塩』されど『塩』

高血圧や腎機能維持には、まず減塩。
塩について、あれこれ話


1.高血圧とは?

血圧基準値と比べ、血圧の高い状態を『高血圧』という。数値で表すと
『140/90mmHg以上』
現在、日本の高血圧人口は4300万人といわれている。恐ろしいのは、慢性的にその状態が続くと、全身の血管に大きな負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞といった命に係わる疾患を引き起こす要因となってしまうことだ。そうならないように、真っ先に思い浮かべるのが食事療法、減塩である。

2.『塩』の歴史

日本では、2002年4月から塩の製造、輸入、販売が完全に自由化され、スーパーでも気軽に世界各国の塩が購入できるようになった。それ以前は赤いキャップの『食卓塩』を見かけることも多かったが、今は『塩』を選ぶ時代。それぞれの特質から、こだわりの物を購入することも多い。私もその一人であり、お家にある塩を数えてみたら、10種類以上もあった。

岩塩.海塩など

3.塩の種類

塩には大きく分けて三種類ある。
◎精製塩
・主に海外の原塩を溶解・精製したものなど ※昔よく見かけた赤いキャップの『食卓塩』など
・塩化ナトリウムが約99.5%以上で、ミネラルはほとんどない
・キレのある塩辛さ
◎天然塩
・海塩 ⇒ 海水から作られる
・マグネシウムやカルシウムなど多様なミネラルを豊富に含む
・まろやかで旨味とコクがある

島国日本では海塩の種類が豊富

・岩塩 ⇒ 陸地に閉じ込められた太古の海が結晶化したもの
・主成分は塩化ナトリウムだが、採掘される場所により、色と含有される成分に違いがある(ピンクや赤、黒)
・シャープで強い塩味

ヒマラヤンソルト(ピンク.黒.赤)

4.使い分け

私は下記のように使い分けている👇️

◎日本食、おにぎりなどには、まろやかさが特徴の日本の海塩を。

右は雪塩にローゼルで色付けした塩

◎パン作りにはフランスの塩。

ゲランドの塩

◎サラダやカルパッチョ、焼き菓子や
おかずパンにはイギリスのマルドン。

フレーク状で食感も楽しめる

◎パスタ、オーブン料理にはヒマラヤンソルト。
◎お風呂にはピンクヒマラヤンソルト。ヒーリング効果があると言われている。

ヒマラヤンソルト

◎お野菜を洗ったり、肉を塩漬けにしたりするのは沖縄の『シママース』

シママース専門店 in 読谷gala

https://www.gala-aoiumi.com/

4.薬膳で考える

『塩』は、食べ過ぎや消化不良で体内に溜まった『熱』を取り除き、胃の働きを助ける効果が期待される。また、体内のバランスを正常に保つために欠かせない。スポーツ後など大量に汗をかいたときには意識的に摂取してほしい。今年のような酷暑では『塩分チャージタブレット』を効率よく取るか、水筒に塩を一つまみ入れて持ち歩くのも良い。
◎五味 ⇒ 寒 
◎帰経 ⇒ 胃 腎 大腸 小腸

5.食塩相当量

栄養成分表示に記載される『食塩相当量』は、ナトリウム量を基準に計算される。成人の1日に必要な塩分量は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされており、マグネシウムやカルシウム、鉄分などが含有されている天然塩の場合、体内への塩分吸収率が緩やかになる。
毎日当たり前に口にしている塩分。
あなたの台所にあるのはどんな塩だろう?
高血圧に気を付けている人も、そうでない人も、日々の養生のきっかけに『塩』の成分、特質に留意し、使い分けてみてはいかが?

gala読谷にあるシママース専門店





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