ねこりすうさぎしか
一応順番で幹事を回してて今回はわたし、日にち決めてお店選んで予約してグループLINEに連絡して
当日、予想外の仕事が増えて遅刻確定した
『ごっめん、30分は遅刻する!
2時間飲み放題だから先に入って飲み始めててくれ〜!』
ねこ『むぎ来ないのツラいw』
『ほんとごめん!!
仕事ソッコー終わらせるから』
うさぎ『仕事は仕方ないww
気をつけて来て』
うさぎくんの優しさが身にしみた泣
お店着いたのはしっかり30分遅れで、案内された個室のふすまを開けるとみんな居て、しかく、ん??
「むぎさんども」
「ほぼ初めまして、だけど(笑)
しかくん久しぶり」
高校の時以来のしかくん、10kg以上体重増えたらしくて印象違う…!!まるっとしててびっくりした
幸せ太りではないらしいけど
スタートして30分以上経ってるからかみんな少しだけ酔っ払ってる様な、わたしも1杯目のお酒を頼んでみんなで乾杯した
いつもの4人の時はラブホ行った仲なのもあるのか下ネタすっごくてそれが楽しいんだけど、そこにしかくんが増えてどんな雰囲気なるのかと思ったらギクシャクする事もなくそのままというか
人見知りあるしかくん聞き手が多いというのもあるのかもしれないけど、でも楽しそうでよかった〜
高校時代は陽キャグループに居たけどあれは合わせてあげていたというか、そっちもいけるけど陰キャでもあると、りすくんうさぎくんから聞いた
しかくんちは結婚して2年くらいだけどレスになりそうな空気らしい、2.3ヶ月に1回は少ない方な気がする
風俗とかは行くけど、奥さんとはそんならしい
飽きた、ではないけど微妙なんだって
そんなこんな話してたらうさぎくんとねこちゃんが終電の時間になって先に帰り、しかくんは近くに親戚のお家あってそこ泊まるって、わたしとりすくんは方向同じだから同じ電車に乗った
「今回も楽しかった〜」
「むぎさん幹事ありがと
楽しかったわ〜」
りすくんがごそごそカバンから辛いミントガムを出してひとつ食べた
ハッカが苦手でそういう系は自分で買ったりはしないけど、お酒をかなり飲んだからか眠さがきてて、わたしもひとつもらった
「かっっら」
「あははww大丈夫?
…次の飲み会は16時集合とか早めにしようって」
「わたしそんな早い時間から飲んだ事ないからすっごい楽しみだよ」
最寄駅に着いたらりすくんが「家の近くまで送るよ」て言ってくれて甘える事にした
改札出て階段降りてる途中
「ねえ、むぎさん
キスしていい?」
「は?何言ってんの」
「今日奥さん実家帰ってるから何時に帰っても大丈夫なんだよね」
いや、は??
そりゃ4人でホテル行った仲だけどあれはノリというか流れというかネタもあったから行っただけで
ハプバーとか行ってるし誰でも良いとか思われてる?
確かに高校の時好きだったし、今も人として好きだけど既婚者とそういうコトとかリスク高すぎるし良い事ないし
ぐるぐる考えが一瞬でよぎって
「えっやだよ、しない」
「そんな事言わないでさ」
身長差10センチもないのに、りすくん体格だってがっしりしてる訳でもないのに、あっさり引き寄せられてくちびるが当たった
お酒飲んだから?
抵抗してもあっさり流されて、圧倒的な男女の力の差を感じた気がする
同じガムを噛んでるからかほんのりミントの味がして、キスするためにガムかんでたみたいで自分が嫌になった
歩きながら手握ってきたりキスしてきたり抵抗するけど何度かされて、隣に並んだり後ろ歩かれるとダメだからりすくんの肩を掴んで後ろから押しながら歩いた
「ホテル本当に行かない?」
「やだよ、行かない、じゃあね!」
分かれ道にやっと着いて、そこでも結構ねばってきたけどどうにか別れた
りすくんは初めて話した時から優しくて真面目で童貞で奥手のイメージで、そんな彼を好きだった高校時代の甘くて苦かった青い思い出が塗り潰された気がした
