京都で『テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート』を観てきたおじさんの話
※ 記事のタイトル画像は YBA & BEYOND 公式サイトからお借りしています。
台風一過
というにはいささかフライングだったんですが本日、京セラ美術館まで『テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート』を観てきました。天気予報から判断するに、京都に着く時間にはすでに雨はやんでおり風もやや強い程度で済みそうだなと思えたので、開催初日とはいえむしろ混雑はしないだろうし絶好の機会なのでは? と踏んでの敢行でした。案の定、雨に降られることなく、また風もぜんぜん大したことないどころか涼しくていいね程度でして、大正解で優勝でした。
そういえば小学生の頃、台風一過のことを台風一家だと思い込んでいました。たまにあるじゃないですか、台風が3つとか同時に発生することって。あれを見て、お父さん台風、お母さん台風、子供台風って思って、なるほどこれが台風一家かと。それで、大人になってからある時、知人にその話をしたところ、「え? 台風一家と違うかったの!?」って言われて、ほっこりした思い出があります。
YBA & BEYOND
YBAとは、Young British Artist の略で、英国の若きアーティスト達って感じのやつなんですが、実際のところ、出展しているアーティストたちは言うほど若くないです。むしろ、55歳のわたしよりも歳上の人たちばかりです。どういうことやねん? というと、公式サイトに説明があるのですが、
1988年8月、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで学んでいたダミアン・ハーストは、ロンドン東部の倉庫街で学生や卒業生の作品を発表する展覧会「フリーズ」展を企画しました。ハーストや同世代の作家たちは、全く新しい視点で素材を選び、制作し、発表の機会を積極的に開拓していったのです。
1992年に『アート・フォーラム』誌上で美術史家のマイケル・コリスは彼らを「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼び、サーチ・ギャラリーで開催された同名の展覧会によりYBAという言葉は一般に広がっていきました。YBAの作家たちの自由な活動によって、90年代の英国のアートシーンは世界的な注目を集めるようになったのです。
ということです。つまるところ、新型コロナウイルスっていつまで新型って呼ぶつもりやねん問題と同じニュアンスですね(違う)。まあ、そんなこんなで兎にも角にも観てきました。


展示はオブジェ的なものや、写真、コラージュ、映像作品、それからインスタレーションと様々です。2004年に MOT(東京都現代美術館)で観た『YES オノ・ヨーコ』がわたしにとってほぼほぼ最初のアートとの出会いでしたが、インスタレーションという表現形式を知ったのもこの時でした。そして、その後色々な展示を観てきましたが、いまだにオノ・ヨーコより感動したことはないです。そりゃジョンレノンも惚れちゃうよなあ、と当時はガチで思っていましたね。そして、それから数年の間に、『グレープフルーツ・ジュース』を何人もの人にプレゼントしましたね。改めて思い出すと、かなり影響を受けていたようです。
ちなみに『グレープフルーツ・ジュース』は今でもおすすめです。わたしも懐かしくなって、今また注文しました。前回の購入は2010年の1月になっていました。それが、おそらく最後に誰かにプレゼントした時のものでしょう。誰に贈ったかは、残念ながら覚えていません。わたしは気に入った本をとにかく人に配るマンなので、いちいち覚えていられないのです。T君にもたくさん配っていますね。最近はnoteでも紹介した「カルロス・カスタネダ」をあげました。


これはヴォルフガング・ティルマンスという写真家の作品です。2000年前後の一時期、写真撮影とカメラ収集を趣味にしていたことがあって、その頃からティルマンスは好きだったので、今回の展示で唯一知っているアーティストが彼でした。2015年には国立国際美術館(中之島)で個展があって、それも観に行きました。あの当時、写真好きの仲間うちではティルマンスやホンマタカシ、川内倫子などが人気でしたね。わたしは森山大道やHIROMIXも好きでしたけど、言うて川内倫子のマネをしてRolleiflexも買いました。中判フィルムを自分で現像して、自室を簡易の暗室にしてプリントしたり、ニコンのフィルムスキャナで読み込んでネットに発表したりと、けっこうなガチ勢でした。人生で一番羽振りがよかった時期でもあり、金にものを言わせて色々な活動をしていましたね。当時は 2ちゃんねるのカメラ板を交流拠点にしていて、同志でカメラ雑誌を発行したこともあります。楽しかったですね。しかしこのあとすぐに、わたしの関心は写真からドラッグへと急に移っていくのでした。ともあれ、こうして振り返ってみると、あの当時の自分は芸術表現に関心があったのだと、改めて気付かされるのでした。

これは作家名は覚えてないですが、作品名は「コールド・ダーク・マター」だったと思います。解説文は読んでないのですが、自分が観た印象では「時間が凍りついている」というものでした。なぜか魔法少女まどか☆マギカを思い出しましたが、なんで思い出したのか自分でもよく分かりません。
総じて YBA おすすめです。値段(2300円)の割にボリュームは普通に観てまわって約1時間程度と、ちょっと控えめかもしれませんが、展示が多ければいいってもんでもありませんので、これくらいでいいと思います。こういう展示に興味のない人も、騙されたと思って足を運んでみてください。なにかのスイッチが入って、人生の方向がほんのちょっと変わるかもしれませんよ。

京セラ美術館は平安神宮とほぼ隣接しているような立地ですので、展示を観たあとで参拝してきました。実をいうと、京セラ美術館には何度か来ているのですが、平安神宮に参拝するのはこれが初めてです。不敬ですね。ちなみに神宮とは天皇や皇室の祖先神を祀る神社の総称です。伊勢神宮は皇祖神である天照大神を祀っていますし、明治神宮は明治天皇、この平安神宮は桓武天皇と孝明天皇が祀られています。

本日のカレー

前に一度訪れたことのある寺町大丈夫さんで、スパイスカレーをいただきました。あちこちでスパイスカレー食べてますけど、その中でも個人的に大好きなお店です。めちゃくちゃスパイシーなんですが、言うほど辛くなくって、でも食後に汗がどっと吹き出してくる感じです。スパイスカレーって、美味しいと言われるお店のカレーはけっこう油っこいものが多く、あっさり目で美味しいスパイスカレーって難しいのかな? とか思うんですけど、ここのカレーはあっさりしていてなおかつ美味しいです。お店の雰囲気もお店の方の感じもとてもよくて、いやほんま近くに住んでたら毎週通いたいです。今回は違うお店に行ってみようと思っていたんですが、結局思い出したら食べたくなってしまいました。もう京都のカレーはここだけでいいかもしれない。次に行ったときには麻婆カレーを食べてみようと思います。ごちそうさまでした。
辻利の抹茶

食後は河原町まで戻って、辻利で抹茶オレを飲みました😋
帰りは四条通を西院駅まで歩いてから電車に乗りました。スマートウォッチ(Xiaomi Band 9 Active)を忘れてきたので正確な歩行距離は分かりませんが、たぶん全部で10km以上は歩いたと思います。HOKAのシューズのおかげで足はぜんぜん痛くならなかったです。ちなみにスマートウォッチって、睡眠モニター機能が気になって安いのを買ってみたんですが、そのうち飽きてしまいますね。そもそも何時間寝て、安眠できたかどうかなんてモニターしなくても自分で分かるんで。そもそもわたしは腕時計を必要としないので、そうなると使い道があまりないのですが、もったいないのでとりあえず充電だけは切らさないようにしています。
おまけ
辻利の抹茶、辻利の抹茶
それはさておき、なんでか知らんけどchelmicoが出演してますね、このMV
今回はこれで以上です。読んでくださってありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
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