「ロレックスバブル」はいつ弾けるのか?―マラソン歴“1年と少し”の僕が“熱狂”の舞台裏と次の10年を語る
都内で働くサラリーマン、めんたるです。
会社帰りに正規店へ足しげく通い始めて、ロレックスマラソン歴はまだ一年と少し。そんなふうに店員さんから「いつもありがとうございます」と温かく迎えられる頃には、SNSや時計仲間の集まりでも「ロレックスバブルってそろそろ終わるのかな?」という話題を何度も耳にするようになっていました。
でも――果たしてそれは本当に“バブル”なのか。
過去記事で書いてきたように、僕はGMTマスターⅡ(126710GRNR)を手に入れるまで、希望と不安を行ったり来たりする感情のジェットコースターを味わいました。
今回はその延長線上で、「ロレックス市場は投機的バブルなのか? それとも成熟した資産市場なのか?」を、自分の体験を交えて語ってみます。
1. 「バブル」ではなく「市場の成熟」という視点
1-1. ヴィンテージ市場の圧倒的な厚み
初めてヴィンテージ専門店でRef.6263のデイトナを腕に乗せた瞬間、鼓動が早まったのを覚えています。
10年前から平均価格が3倍超え――そんな数字より、“実物が放つ落ち着いたオーラ”こそが価値の根源だと肌で感じました。
コレクター層の厚み:シンガポール在住の友人は、ボーナスのたびに一本ずつ集めています。
真贋判定システムの整備:オークション前の現物チェックでは専門家がルーペでムーブメントの痕跡を確認。初心者の僕でも安心して入札できる環境が整っていました。
1-2. 多層構造の需要が生む安定感
正規店の前で開店待ちをしていると、スーツ姿のビジネスマンだけでなく、ペアウォッチを探すカップルや、コレクションノートを手にした年配の方まで実に多彩。
実用層:仕事用にエクスプローラーが欲しい同僚
ステータス層:商談前にデイトジャストを購入した先輩
コレクター層:ダイアルのマイナーチェンジを追うマニア
投資層:リセール前提でフルセット保管する投資家
どの層かが離れても、他の層が支え合う“クッション構造”が市場を底堅くしています。
2. 価値を支える3つの構造的要因
意図的な希少性コントロール
年間生産本数を絞ることで「手に入りにくさ」をブランド価値に転換。
技術革新と伝統の両立
新キャリバーの精度向上と、アイコニックなデザインの継承。
10年前のサブマリーナでも“古さ”より“普遍性”を感じる――これがロレックスの強み。
グローバル需要の拡大
アジアだけでなく南米やアフリカでも富裕層が増加。
3. 市場調整=「健全化」プロセス
ウォッチチャート総合指数は2023〜24年で約7.1%下落。
「ほら、バブル崩壊だ!」と騒がれましたが、僕はむしろ呼吸を整える“息継ぎ”だと感じました。
公認中古プログラムで価格の透明性が向上
金利上昇で短期マネーが抜けた
中国景気減速で一時的に需要が冷えた
それでもヴィンテージ相場は大崩れせず、実需は健在。店頭で「10年後に子どもへ譲りたい」と語るパパさんを見たとき、長期的価値は揺るがないと確信しました。
4. 他の投資商品と比べてみた
流動性/主なリスク/所有満足度の3点比較
株式:流動性 ◎|リスク=企業業績・市場変動|所有満足度 △
不動産:流動性 △|リスク=地域経済・維持費|所有満足度 ◯
金(ゴールド):流動性 ◎|リスク=市況変動のみ|所有満足度 △
ロレックス:流動性 ◎|リスク=ブランド毀損・偽物|所有満足度 ◎
“腕に着けて楽しみながら価値が保てる”
これこそロレックス最大のアドバンテージだと、オフの日に愛機を眺めながらしみじみ思います。
5. 今後10年を占う3つのシナリオ
シナリオA:安定成長(確率 60%)
価格動向:年3〜5%の緩やかな上昇
主因:新興国需要の拡大、デジタル流通の効率化
シナリオB:高成長再燃(確率 25%)
価格動向:年8〜12%の力強い上昇
主因:インフレ継続に伴う有形資産シフト、仮想通貨資金の流入
シナリオC:調整継続(確率 15%)
価格動向:2〜3年の横ばい/小幅下落
主因:投機マネーの完全流出、景気循環要因
どのシナリオでも「価値ゼロ」は想定されません。
ヴィンテージ市場と世界中のコレクター文化が強固なセーフティネットを築いているためです。
6. ロレックスにしかない「使いながら投資」体験
リスクを“腕に巻く”ことで心理的に感じにくい
ちょっとした傷も「味」として愛せる
“共に時を刻む”ストーリーがリターン以上の価値
僕自身、購入から1年経った今も、鏡越しにGMTのベゼルが視界に入るたび「よし、今日も頑張るか」と背筋が伸びます。
まとめ:バブルではなく“新しい資産クラス”の誕生
ヴィンテージ市場の成熟と多層的需要が下値を支える
希少性管理×技術革新が長期的価値を創出
使いながら投資できる唯一無二のプロダクト
ロレックスマラソンに疲れ、心が折れそうな人へ――今の調整局面こそ“次の10年”への最良のスタートラインかもしれません。焦らず、しかし一歩ずつ店舗の扉を叩き続けましょう。
最後までお読みいただき、ほんとうにありがとうございました!
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