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神戸大学「志」入試合格体験記

初めに

 MENDAKO4DXです。この度、神戸大学の志特別選抜に合格しました。しかしネットで検索しても志の情報が少ないんですよね。なので、これから受験を検討されてる方に対して少しでも解像度を上げてもらうために、この記事を書き出した次第です。参考になればうれしいです。

私の経歴など

 「みんなの高校情報」というサイトによると、私の高校は、偏差値は60のSSH指定校となっています。物理理系で、評定平均は4.3。模試では同学年理系120名中10位らへん(偏差値でいうと55~65)。英語が苦手。

経歴
・自立制御ロボットの大会で世界大会に出場
(国内の代表選考会ではスポンサー、学会賞など受賞)
・SSHの課題研究の全国大会にて2回発表
(2年次は生物分野(タマキビガイの行動)、3年次は物理工学(機械学習))
・MOC2025(微小光学国際会議)に参加
(Excellent Poster Award) 他いろいろ


「志」入試ってなんぞや

 実は、神戸大学の推薦比率はかなり低いんです。神大生のうち2%のみが推薦入学者となっています。参考に、名古屋大18%・横国18%・筑波では26%の入学者が推薦合格者です。(ちなみに東京大学で3%、私大は6割の時代)そんな志推薦ですが、共通テスト不要合格が年内に決まる点が特徴となります。では、私の経験を交えて紹介していきます。私は物理理系で受けたので、文系は違う点があるかもしれないことには留意してください。

入試内容

1次選抜の内容
・志望理由書(高校での活動実績もここに含まれる)50点
・模擬講義のレポート(実質小論文)75点
・学科試験175点 の計300点満点
英語、数学、専門理科2科目(化学・物理・生物)
2次選抜の内容は面接・口頭試問・レポート(プレゼン)であることが多いですが、学部によって差があります。(1次試験の点数結果は2次では全く参照されません。)

倍率・難易度

 学力は共テで65~80%以上の得点率の方が合格している印象です。1次試験は、全学部の受験生が未来人材センターによって一律で採点合否判定をされていると思われます。ですから、学部ごとの偏差値や倍率は違えど、志の合格ラインはおおよそ一定以上になります。また、神大推薦は枠以上の合格者は絶対に出しません。さらに、余裕で合格0人の学科も存在します。(参考に、今年の推薦枠は全体で72でしたが合格者は55名)また、出願条件が評定平均4.0以上とそこそこ要求されます。また、周りの受験生は進学校で4以上とってる強者なので受験者全体のレベルも高めです。難易度の総評としては、かなり高いといえると思います。ですが、問題内容・難易度や面接の相性によっては模試の判定以上に善戦できる人もいると思います(私もその部類)。
 2次試験の難易度は推し測れないです。なぜなら、1次の学力試験の結果は全く使われず面接100%の評価となるからです。ここでは各々の経験・実績や対人での会話・説明能力が問われます。また、神大についてよく調べていない・志望動機があやふやな人はここで落とされることになります。逆に面接まで駒を進めれたら無双できる人もいるかもですね。
 これは私見なのですが、1次・2次試験はそれぞれ点数化はされますが、合格者を決める方法は明記されていません。つまり、必ずしも合計点数が高い人から合格者となるわけではないと考えられます。あまりにも1つの教科の点が悪いと危ないかもしれません。逆に場合によっては、全教科の合計があまり高くなくても受かる可能性もあると思います。

対策・注意したい事

 神大の志入試は長期間に渡って選考されます。(出願が9月頭、最終の合否が11月末)なので、単純に学力・実績のみでは決まらない高度な選抜であるということをお話したいと思います。

実績だけではない

 実績だけあってもダメなのです。その結果に至るまでの経験・そこから得たものを言語化して、面接官に伝えなければいけません。+でそれらを大学でどう活かすかまで考える必要があります。それらが明確に認識できているなら、推薦に向いていますので受験しましょう。しかし、周りの受験生たちは相当な経験をしています。ですが、話せるような実績がないと悩む必要はありません。意外と学級委員+探究活動でもなんとかなっている人もいます。「自分だけ」の差別化ができるといいですね。
 逆もしかりで学力だけあれば受かるというものでもありません。1次は乗り越えれど、2次は人としての総合力を見られます。ですが、意気込みや熱意を語れるなら十分通じると思います。

2次選抜の準備期間が短い

 これ、重要です。1次の合格発表の1週間後には2次試験です。面接練習、レポート・プレゼンすべてを1週間で仕上げなければいけません。面接練習だけは、合否発表の前から始めるなどしたほうがいいかもしれません。

過去問

 神大は「2時間」が大好きです。国公立2次試験でも、推薦の学科試験でも1つのテスト(または科目)を2時間で解きます。ですから、普段の勉強を2時間区切りにするなど、体に2時間を叩き込むのがおすすめです。
 過去問は神大のホームページに過去5年分が公表されています。しかし、回答がないので高校の先生に回答解説の作成を依頼するのがいいと思います。過去問で対策する際に気を付けてほしいのが、2026年度入試の問題(私が受けた回)が過去問と大きく違う出題形式・内容だったことです。特に模擬講義(小論)の出題形式がかなり変わったと思います。本番解いていた私はかなり動揺しました。なので、過去問で対策する皆さんは、過去問に過度に適応しないことを心掛けてほしいです。出題形式が変化しても自分のペースを保てるのが1番です。あと、国公立2次の試験も対策に使えます。

私のした対策など

 私が推薦入試対策にしたこを書きます。参考までに。

勉強量

 高3春から、共通テストを意識して勉強しだしました。夏は国公立2次の対策。推薦の過去問は直前の1週間で一通りといて、あとは化学の教科書・図説を流し読みですね。

小論対策

 小論対策は、600字の記述をしていました。あと、300字の出題にも慣れていたほうがいいと思います。小論対策はしましょう。最低1回は文章を書いて先生に添削してもらってください。感覚を呼び起こしておかないと本番のスピードに耐えれません。あと意外と改善点はあるものです。

面接対策

 放課後1.5時間面接練習、それを1週間行いました。先生2人にお願いして、フィードバックを受けていました。ここで強面な先生を1人入れておくと良いでしょう。本番どんな人・態度でも緊張することはなくなります。面接練習の時間は長いほどいいです。大人相手に話すことに慣れていない人は特に、普段の会話ほど流暢に話せるまで練習は必要です。面接時間は限られていますしね。面接マナーは最低限でいいです。しかし、語尾や話し方は丁寧に。
 また、事前に送った志望理由書は熟読しておきましょう。その内容を前提として面接は進行していきます。何を聞かれても不整合な点がでないように。

当日の記憶

 試験会場に向かうバスでは参考書を見ている生徒は少なかったです。会場についてからは多かったですが。遠方からの受験生は前日入りが基本でしたね。あと、ある程度長時間の試験なので何かお菓子などがあってもいいかもしれません。

当日の出来と周りの合格者

学科試験
・模擬講義(小論文)ほぼ完答。自信あり
・英語 サッパリ。英作と記号問題はなんとか埋めた
・数学 棄て問1つを除いて完答。自信あり
・化学 時間が本当に足りなかったり、27でなく25度という最悪の条件設定により7割正解できたかどうか
・物理 8割は解けた
面接は全てうまくいき、緊張もしなかった。
 周りの合格者ですが、だいたいが進学校と呼ばれるような高校ばかりでした。また、不得意な教科がある人は多いですが何かしらの得意教科はある感じです。加えて、何かしらの経験を積んでいて尖ってる人が多いです。留学経験者は3割ほどだと思います。あとは何かしらの研究発表の経験者も多いです。逆に上記に該当しないような人もいくらかはいます。

最後に

 ここまで読んでくださりありがとうございます。長々と書いてきましたが、最後に1つアドバイスをします。「推薦を受けましょう」あなたが本気で志望しているのなら、受けない手はありません。志推薦入試はあなたを多角的に評価してくれます。そして試験を受ける過程で自己についての理解を深めれるはずです。
 あなたも神大生になってみませんか

何か質問等あれば私のTwitterのDMまで


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