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一気にイタリア。極シンプルなバジルソース|8月の台所①

フードプロセッサーの蓋を開けると、ふわっとバジルのいい香り。脳内は一気にイタリアを周遊する。この周遊は妄想ではあるけれど、香りは記憶を呼び起こすものでもある。

20年程前に実際にイタリアに行ったことがある。南仏の確かマルセイユ辺りから鉄道で国境を越えてヴェネチアに向かったのだけど、これが面白くて、国境を越えた一つ目の駅に到着すると、大きなピザBOXを抱えた乗客が乗ってきた。演出ですか?と問いたくなるようなイタリアのイメージ通りの光景に、一人でニヤニヤしてしまった。
その時はどちらかというとトマトとチーズの香りだったと思うけど、バジルの香り=イタリアという概念からなのか、そういう眠っていた旅の記憶が、断片的に一気に思い出された。

さて、この時期地元の直売所ではバジルをこれでもかって量で売られている。ほんの彩り程度に使うだけでは余ってしまうので、いつもバジルソースを作る。

但し、ジェノベーゼとは言ってはいけない。

本来ジェノベーゼ(正しくは"ペスト・ジェノベーゼ")とは、にんにくや松の実、パルミジャーノを入れるのだけど、私が生のにんにくが苦手なのと、松の実やチーズを常備してなくても、生活の延長で保存できるように、シンプル過ぎるバジルソースでも良しといている。これは、単に大量のバジルを傷む前に保存するための手段って訳である。

展開としてはパスタはもちろん、茹でたじゃがいもにかけたり和えたりするだけで、一気にイタリアに。

極シンプルなバジルソース

材料(作りやすい分量)
バジル 100g程
油(今回はオリーブオイル) 大5程 ※香りの弱い米油でも
塩  小1/2程

作り方
①バジルの葉だけを取り、茎は捨てる。
②洗わない方が香りは残るが、気になるので葉をサッと洗ってザルあげし、水分をよく切る。なるべく水気は入れたくないので、サラダスピナーを使用するのがオススメ。
③ミキサーかフードプロセッサーに②を入れ、攪拌する。
 ※攪拌する時の熱で香りが失われやすいので、なるべく使用する道具は冷やすと良い。と最近知った。
④ボウルに移し、油と塩を入れて、ヘラで混ぜたら清潔な瓶などに入れて保存。1週間程で使い切るようにする。

茹でじゃがにかけるだけ
パスタに和えるだけ

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