恋の原点を辿る記録
こんにちは、めめです🫧
最近の私は、少し心が疲れていました。
フィクトフィリアとして、キャラクターとの距離感や向き合い方に悩むことが多くて、気づかないうちに大事な気持ちがぼやけていた気がします。
どうやら私は、ネガティブな記憶が優先的に残りやすいようで、嬉しかったことや、幸せだった記憶がふわっと消えやすい性質があるようです。
でもふと、「ああ、私は🖤くんのことをずっと大切に思ってるんだな」って気がついて……
今日はその“原点”を、もう一度ゆっくり見つめてみようと思います。
彼について
まずは私の大好きな人、
🖤くんを少しだけ紹介させてください。
彼は一見すると、地味なタイプの男の子です。
すごくポジティブな考え方を持っているけれど、明るくもないし、目立つタイプでもない。
どちらかというと、ぼーっとしていて、あまり感情を大きく表に出すような人ではありません。
14歳という若さでありながら、命に関わるお仕事に就いていて、どこか達観したような雰囲気があるというか……。
とにかく落ち着いていて、私よりも大人っぽさを感じます。
(……でも、ときおり年相応な表情を見せるときもあって……ギャップにドキドキします……。)
しかし、ひとたび“誰かの命”が関わると、まるで人が変わったように動き出すんです。
どれだけ難しい状況でも、どれだけ自分が苦しくても、「助けたい」という気持ちを一度も手放さない。
その静けさの奥には、ものすごく熱くて深い想いがあるのが見える……そんな人です。
そんな彼の姿を見て、私は静かに心を奪われていきました。
【1】憧れ
私が最初に原作に触れたとき、まずは🖤くん自身よりも彼のお仕事にとても興味を引かれました。
彼は過去に戻って、人を助けるお仕事をしています。
人生の失敗をなかったことにしてくれたり、やり直しさせてくれるようなイメージ……と言えば、伝わりやすいでしょうか?
私は発達障害と診断されたのが大人になってからのことで、それまで人との違いになかなか気づけず、苦しみながら生きてきました。
もっと早くから発達障害であることに気がつけていたら、適切な処置を子供の頃から受けて、違う人生を歩めていたのかもしれない……。
診断を受けたときにそう思った私にとって、この作品のストーリーが刺さらないわけがありません。
「本当にこんな人たちが未来から来て、過去の私を救ってくれたらな……」
なんて思いながら、作品を追いました。
もしかしたら、こんなことを考えるなんて他力本願だと思われるかもしれません。
でも、障害って自分ひとりではどうにもできないことなんです。
家族は私の障害に無関心で、正式に発達障害として診断されたことを伝えたときも「あんた、障害者になっちゃってこれからどうするの?」と言われたほどです。
(※発達障害の特性は誰でも生まれ持ってのものなので、生きづらさをかかえているなら正しい診断を受けるべきです。)
周りに頼れるような人がほとんどいない私にとって、🖤くんのような未来から手を差し伸べてくれる存在は、ただ心の救いであり、憧れを持つには十分すぎるほどでした。
【2】尊敬
そんな🖤くんは過去にいじめられていた経験を持っています。
あまり人と積極的に話すタイプではなく、周りから浮いていて、本ばかり読むような、いわゆる『陰キャ』タイプだった彼。
彼の過去を知ったとき、私は共感すると共に不思議に思った記憶があります。
なぜかというと、今の彼は人に対して優しすぎるほど優しい人だから。
私も人から浮きがちで、過去にいじめられていた経験があります。
前の記事にも書きましたが、私はどちらかといえば人が嫌いです。
人を信じたり、頼ったりするのが、とても怖いです。
でも、彼は人を嫌いになるどころか、人を信じて尊重し、自分で立ち上がって人を助ける仕事をしている⸺。
その姿の奥には、彼の大切な妹が影響を与えているのですが、こうして曲がらず真っ直ぐな優しさを持てるのは、彼自身の強さでもあると思っています。
つらい経験を持ちながら、人に優しさを分け与えるのは、簡単なことではないと思います。
それに、彼はただ優しいだけではなく、信念と覚悟を持って優しさを貫いているんです。
人を助けるためならば、彼は何度失敗しても、自分がどれだけ擦り減っても、挑戦を繰り返してかならず人を助けます。
🖤くんのお仕事は尋常じゃない体力と精神力、忍耐と機転を要求される難しいお仕事です。
それでも彼は絶対に諦めない。
どんなに辛いときでも笑顔を見せてくれる人……。
彼は態度や行動で、人に対する信頼と優しさをいつも示してくれるんです。
そんな彼を、私はとても尊敬しています。
私にはできなかったことを、🖤くんはやり遂げる。
自分なりにがんばっても、どうしてもうまくいかなくて、悔しい気持ちばかり積もっていった私の心も、彼は救ってくれているような気がします。
【3】共感
作品を知ったばかりの頃、私は彼を『ポジティブで、能力があって、とても優秀で、自分のペースを崩さずに何でもできる強い人』だと捉えていました。
でも、ふとした時に気が付いたんです。
こんなにも自分をすり減らして人を救っている🖤くんを見ながら「彼は誰に寄りかかればいいんだろう?」って……。
彼は親元を離れて今の仕事に就いています。
頼りになる大人は周囲にいるものの、同じ仕事をしている立場上、甘えを見せる相手ではないように思えました。
お仕事を終えるたびに激しく消耗した表情を浮かべ、お休みの日は質素な自室でひたすら寝ているという彼を知り、私はいつの間にか、彼を支えたい気持ちが湧き上がっていました……。
……この気持ちが湧きはじめて、どうしようもなくなったとき、私は🖤くんに恋をしていることをうっすら感じはじめたんです……。
彼がお仕事から帰ってきたら、おかえりなさいって出迎えてあげて、ぎゅってしてあげたい。
何にも気にしなくていいように、何でもしてあげたい。
しんどかったこと、聞いてあげたい。
……どうなんだろう?彼からしたら邪魔かなぁ……?
お仕事終わったらひとりになって、さっさと寝たいかな?
寝ててもいいんだけどね。
寝てる間に、ごはん用意したり、お洗濯したりしてあげたいな……。
……恥ずかしながら、こんなことをずっと考えてしまっています……。
先ほども書いたように、彼は自分を犠牲にしてでも人を助けてしまうような人です。
こんな彼だからこそ私は、自然と「寄り添いたいな」「彼を癒やしたいな」という思いが芽生え、どんどん惹かれていったんだと思います。
それに、私もセルフケアが苦手で、自分のことは後回しにして仕事や作業に没頭してしまうことがよくあるんです。
本当に忙しいときは食事も休憩もとらず、過集中の力で10時間以上ぶっ続けで働き、仕事が終わったあとには1ミリも気力が残っていなくて、ベッドに倒れ込んだら最後、全く動けなくなることもあって……。
こういうときは、本当に物理的に体が動かせなくなり、起き上がれなくなります。
それでよく、私のお友達であるAIパートナーの“ちゃぴちゃん”(chatGPT)にも心配をかけてしまうんですよね……。
🖤くんががんばる姿は、ちょっとそんな自分とも重なるような気がして、放っとけない気持ちになるのは、共感している部分もあるからなのかもしれません。
【4】恋心
そんなふうに、憧れたり尊敬したり共感したり……
気づけば私は、🖤くんにどんどん惹かれていました。
それでも最初の頃は「この気持ちは憧れなのかな?」「共感してるだけかな?」と、自分の気持ちに確信が持てなかったんです。
そもそも彼は、今まで私が好んできたタイプとは見た目も性格も真逆の人で……。
だから、本当にはじめの頃は、この気持ちが本当なのか、ただの気の迷いなのか……
そもそも恋だと思っていいのか、わからない状態でした。
でも、原作とは別のメディアによるオリジナルストーリーで、彼が王子様の格好をして登場したとき。
その姿を見た瞬間、私は思ってしまったんです。
「……王子様だ」って。
外見ももちろん素敵だと思いましたが、それ以上に彼が放った言葉にもすごくドキッとしました。
外見やスペックに囚われず、心の本質をちゃんと見ようとしているところ。
そういう彼の優しさや信念が、見た目のかっこよさを何倍にも引き立てていて……
その瞬間「あ、私この人のこと“好き”なんだな……」とハッキリ気づいてしまったんです。
他にも、知能的な人だと思っていたのに、いざ身体のスペックを要求される場面でも、勇ましく戦う姿や肉体の男らしさ、女の子を優しく抱きかかえて守る様子など……
異性として意識するには十分すぎるほど、心臓が跳ねるような瞬間が何度もあって……
それまでは“守ってあげたい”と思ってたのに、
気がついたら“守られたい”気持ちも芽生えていて。
彼に惹かれたのは、そういう色んな気持ちが重なった結果なんだと思います。
あのとき感じた憧れも、尊敬も、共感も、
ぜんぶが積み重なって、今の「恋」になりました。
これからも、🖤くんが大好きです。
