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M&C通信Vol.135 人生でいちばん大切な気持ちに、本当は名前がつかない〜心のスケッチブック〜

こんにちは。メルト&クリエイト🔵です。

心が不思議と溶けていくような時間を
ごゆっくりどうぞ。


?:この気持ちに、名前は必要ですか?

「うれしい」とか「かなしい」とか、
感情に名前をつけていますね。

でも、ときどき、
そのどちらにも当てはまらない
気持ちに出会うこと、ありませんか?


泣きたくなんてなかったのに、
ふいに涙がこぼれてしまったり。

心がじんわり温かくなるのに、
どうしてそう感じたのか、
自分でもわからなかったり。


言葉にしようとしても、
ぴったりの名前が見つからなくて。

誰にも話せないし、
自分でもうまく説明できないのに、

その感情だけは、
ちゃんと自分の心の中で感じていて
“存在”してるんです。


↔:あの曲が流れたときの、あの涙

ライブの帰り道、駅のホームで
イヤホンを耳にさして、
あの曲を再生したとき。

ふいに涙がこぼれました。

すごくうれしかった。
ライブで生で声を聴けて、
そこに自分がいられたことが。


でもそれと一緒に、
もう終わっちゃったんだっていう寂しさもあって。

たぶん「大好き」が大きすぎて、
感情がうまく整理できなかったんだと思うんです。


ライブの余韻と、
届かない存在への想いと、

またいつか会いたいって気持ちが、
全部まざって溢れてきた。


あの涙には、名前がなかった。


でも、名前なんかなくても、
ちゃんと“わたしの中にある”
って思えたんです。


≒:名前のない気持ちは、海に浮かぶ“しずく”

名前のない気持ちって、
夜の海にぽつんと浮かぶ“しずく”のよう。


波音にかき消されてしまいそうな、
ちいさな感情。

言葉で捕まえようとしても、
すぐに指のあいだからすり抜けてしまう。


かたちにならなくてもいい。
誰かに伝えられなくてもいい。


それでもその気持ちは、
わたしの中でちゃんと、
ひっそりと息づいているんです。


∽:言葉にした瞬間、消えてしまう気持ち

言葉って、不思議ですよね。

伝えるために使っているはずなのに、
ときどき、それがあることで

大切なものが遠ざかって
しまうこともあるんですよね。


たとえば、何かを感じたときに
「これは愛だ」なんて、

口に出した瞬間、
なぜか嘘っぽく感じてしまうこと、
ありませんか?


こんな感じのことが
一瞬で、起こっていると思うんです。


★:言葉

感じたことに「名前」をつける。

たとえば「これは愛だな」
「これは怒りだ」と、

感情にラベルを貼るような
イメージですね。

★:判断

言葉にした瞬間、
「良いか悪いか」
「正しいか間違ってるか」
といった判断が入り始めます。

自然と、自分の中の基準で
評価しちゃうんですね。

★:先入観

判断が入ることで、これまでの
経験や思い込みが引っ張り出されます。

「あのときもこうだったから、
 きっと今回もそうだ」みたいに、

無意識に先入観で決めつけてしまう。

★:過去の記憶

先入観が刺激されると、
似たような過去の記憶がよみがえってきます。

「そのときの気持ち」が、
今感じていることと、
混ざってしまうんですね。

★:今 が色あせる

そうして過去と重ねてしまうことで、
“今この瞬間”の新鮮な感情が、
少しずつ、色あせてしまうのです。

本当はそのまま感じていたかったのに、
どこか薄れてしまう。


そんな感覚、ありませんか?


だからこそ、
わからないままでいられることって、

実はすごく、すごく
大切なことなのかもしれませんね。


NW:名前のないページ「心のスケッチブック」

わたしは、この感情のことを

「心のスケッチブック」って

呼んでいます。


たとえるなら、
誰にも見せたことのないノートを
そっと開いたような感覚です。


ぐちゃぐちゃに描かれた絵や、
意味が存在しない感情の断片。


でも、それが「わたしそのもの」だったり。


それは小学生の帰り道でした。

夕暮れの道を歩いていて、
ふと足を止めたとき、
なんか、すごく静かにうれしくなって。

何があったわけでもないのに、
胸の奥がふわっとあたたかくなったんです。


そのとき感じたことは、
今も言葉にはできないけれど、


その想い出のページを、そっと
「心のスケッチブック」

しまっておく。


名前がなくてもいい。
むしろ、名前なんかつけないまま、
そっと残しておきたい感情も、あるハズ。

名前のないままで、
ずっと、大切な想い出にできるように。


☹️:でもやっぱり、名前がほしくなることもあります。

わからないままでもいい、
って思えるようになってきたけれど、

それでも、ときどき

「この気持ちに名前が
 ついたら楽になるのに」って

思ってしまうことがあります。


どうにかしたくて、
誰かに伝えたくて、


気持ちのかけらを
”言葉に乗せようとするけど、
そのたびに、どこか違う気もする…


でも、そんなふうに揺れてしまうのも、
ちゃんと生きてる証
なんだと思うんです。


→:今日、できることがあるとすれば

だから、もし、今日、胸の奥が
なんだかザワザワするような
瞬間があったなら


その気持ちに、
ただ「ここにいていいよ」って
そっと、声をかけてあげてみてください。


たったそれだけのことで、
心がふっとほどけることがあります。


理解しようとしなくてもいいし、
誰かに伝えようとしなくてもいい。


わからないままでも、
そこにある気持ちは、
たしかに“あなたの一部”です。


静かな夜に、自分だけの
スケッチブックをめくるような気持ちで、

その感情に、
そっと触れてあげてください。


◉:言葉を超えたところに、“ほんとうの今”があります。

わたしたちは、何かを感じたとき、
つい、言葉で説明したくなりますよね。


「これは悲しい」
「これはきっと、愛だ」とか。


でも、そうやって言葉にした瞬間、
その感情は、ほんのすこしだけ、
遠くへ行ってしまうんです。


言葉に判断が生まれると、
先入観が生まれ、
そこに過去の記憶が入り込んでしまうから。


今感じていることが、
いつのまにか「過去をなぞった感情」に
なってしまうんです。


もし、ただ、見ることができたら、
ただ「いまここに在る」ことができたら、


きっとそこに、
言葉では触れられない、
ほんとうの「今」があるかもしれません。


◎:わからないまま、大切にしてもいいのです。

わからないままでいるって、
勇気がいりますよね。


でも、言葉にできない気持ち


ほんとうはずっと、
大切にしてきたものだったりします。


無理にかたちにしようとしなくても、
そのままでいいんです。


ときどき思い出すたびに、
胸の奥があたたかくなるような、

そんな感情を、
ちゃんと持っているんです。


言葉にしないことで守られている感情って、
ほんとうにあるんですよね。


名前のない感情って、

もしかしたら
「自分だけがそっと知っている宝物」
なのかもしれません。


だから今日は、
そんな気持ちに、
ただ寄り添ってあげてくださいね。


そして、今日、そっとめくってみませんか? 


あなたの “心のスケッチブック”


最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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