The Art of the Amsterdam Inner Circle ― レジェンドが集うアトリエ ―
Somaの家を後にした時点で、今回の旅の目的はすでに6〜7割はクリアしていた。
正直、ここまでの密度になるとは想像していなかった。
だが、アムステルダムの旅はまだ終わらない。
数日後、Sさんがこう言った。
「次は、Mossy Giantのところに行こう。」
Mossy Giant
オランダを拠点に活動するアーティスト
カンナビスカルチャーに深く根ざした作品で知られ、コアな層から絶大な支持を集めている存在だ。
さらに彼は、スペインで開催される世界最大級のカンナビスイベントSpannabis Cupのメイン会場デザインを担当するという、アーティストとしての大きな偉業も成し遂げている。

Wernard bruining氏


Henk de Vries氏
さらに、アムステルダムにある
Cannabis Museumのメインロゴやデザインも手がけるなど、カンナビスカルチャーの歴史をアートという形で表現する若きレジェンドの一人でもある。





カンナビスカルチャーの中心で、アートという形でその歴史を刻み続けている人物でもある。
そして驚いたのは、そのアトリエの場所だった。
Somaのオフィスと同じビル内。
しかも隣同士。
この街では、本物同士が本当に近い距離で繋がっている。
そんなアムステルダムらしさを、また一つ実感した瞬間だった。
アトリエに入ると、独特の静かな熱気に包まれていた。
壁一面に並ぶ作品群。
描きかけのキャンバス。
そして、長年のカルチャーの蓄積を感じさせる空間。
本人と挨拶を交わし、しばらくカルチャー談義に花が咲く。
すると彼は、棚の奥から一枚の作品を取り出した。
それはMossyが描いたCannabis culture作品の中でも貴重なナンバリング入りの原画。
思わず息を呑んだ。
そして信じられないことに、その作品をプレゼントとして託してくれたのだ。
さらに特別な時間は続く。
ジョイントを静かに回しながら、彼が現在制作中だという未発表作品を少しだけ見せてもらった。
前回の代表作は、オランダのカンナビス文化を絵本という形で表現したもの。
そこには
• Soma
• Wernard Bruining
• The Bulldog
• Green House
など、錚々たる面々が登場する。
まさに、アムステルダム・レジェンド図鑑 と呼ぶにふさわしい一冊だった。
ちなみにこの作品、日本ではMellow Yellowでしか手に入らない、かなり限定的なプロダクトでもある。
カルチャーの中心で生まれた作品が、東京の自分の店に並んでいる。
そう思うと、この数年の流れが一気に繋がった気がした。
アムステルダムの核心に、また一歩、足を踏み入れた夜だった。
Featured Artwork by Mossy Giant









