月の砂糖と、いちごのきまぐれ
*こちらの記事は、日々の気持ちをそっと描く小さなエッセイです。
つまらない言葉には、月の砂糖をひとつまみ。
心がざわつく出来事には、いちごの赤いかけらを。
月の砂糖は、
冷たい夜をそっと溶かしてくれる魔法の粉で、
いちごの欠片は、
悔しさを可愛く飾ってくれる“きまぐれスパイス”。
どちらも、
私の“心の引き出し”にしまってある。
悲しい日も、苦い日も、
好きなように味つけできるように。
今日もまた、
聞きたくなかった言葉が胸にひっかかったけれど、
私はそれをそっと溶かす方法を知っている。
まずは月の砂糖をひとつまみ。
そして、いちごをひと欠片。
そうすると不思議と、
“悲しみ”は“物語の材料”に変わっていく。
この世界の味つけは、今日も私が決めるのだから。
