ハンディファンに気をつけろ。〜漂いくる体臭〜
ハンディファン。要は持ち歩きのできるミニ扇風機。昔はそんなもの無かったような気がする。たった数年前までは団扇や扇子だった。それがここ数年で、老若男女問わず持ち歩くようになっている。そりゃそうだ。日本の夏の気温はここ10〜20年で、多分10℃くらい上がっている。20年前、私が小学生だった頃は30℃を超えようものなら"すごく暑い!"認定だった。それが今では40℃を超える日があるのだ。温暖化なのか、これが。とにかく、もう今の日本の夏の暑さは、文字通り死活問題だ。生命に関わる。街を歩けば、あらゆる店頭に暑さ対策グッズがずらりと並んでいる。そんな中でもハンディファンは使用している人を本当によく見かけるし、よく定着したものだと感心する。かくいう私もしっかり所持している。
さて、そのハンディファン。人類の命を守ってくれていると言っても良いくらいの素晴らしい発明品。電車で使っている人もよく見かける。その日、電車で乗り合わせたその乗客も、正にハンデファンで涼を取られていた。駅までの道のりを汗だくになりながら何とか耐え凌ぎ、ようやく乗り込んだ冷えた電車内で、更にハンディファンを使う事で急速に身体の熱を逃してゆく。素晴らしい使い方だと思う。思うのだが、気づいてしまった。
それ、汗だくになってしまったが故の芳しい"かほり"、ハンディファンの風に乗って車内に吹き渡っている〜。
敢えて性別は記さずにおく。これは誰にでも言える事だと思うから。勿論私自身にも。なんならこの事実にめっちゃ焦った。だって日々汗だくだもの。そして体臭だろうが香水だろうが、苦手な人にとっては同じ事。体臭や香水は、ある程度は仕方ない部分もあるとは思う。でもそれがハンディファンの風に乗ることによって、めちゃくちゃ行き渡ってしまう・・・・・・!私にこの気づきを与えてくださったその御方(見ず知らず)は、車内の端に立ち、人々のいる方に背を向けていた。そして顔や首元にハンディファンの風を当てている。と、言うことは、その風はそのまま人々の方へと流れ来るということ。まさかそんなに威力があるとは思いもしなかった。ハンディファンって本当に凄い。優れものすぎる。焦る怖い。
でも、それでも、生命が何より大事。細かいことは気にせず、出来る限り涼んで欲しい。実際私は今年の夏、身近なところで熱中症患者が出てしまい、救急車を呼んだりもした。本当に何よりしっかり水分・塩分を取って、日傘持つなりして日陰に入って、長時間外に出るのは控えてと、出来うる限りの対策をして欲しい。
ただ今回の気づきを得て、公共の場、特に電車とか飲食店とかそう言う場所でハンディファンを使う時は、なるべく風向きに注意しようと誓った。出来れば汗拭きシートで拭ってから使えば、尚goodだろうか。
今時当たり前の話なのかもしれないが、個人的には盲点だった。職場の同僚から"妖怪汗だくババァ"と呼ばれた(許さない)私からしたら、本当に他人事じゃない。気をつけよ。
