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【無料・第2回】AI LINEスタンプの作り方|使うツールと無料で始める準備【2026年版】

このシリーズ(全10回)は、AIを使ったLINEスタンプ副業をゼロから始めて、最初の1セットを販売するまでの実践ガイドです。

第1回では、LINEスタンプ販売のお金の仕組みと、AIを使う際の注意点を紹介しました。

第2回となる今回は、いよいよ制作を始める前の「道具選び」と「準備」です。

今回のゴールは、次の3つです。

  1. 自分が使う画像生成AIを1つ決める

  2. LINE Creators Marketを始める準備をする

  3. 最初のキャラクター案を1つ作る

ここまで終われば、次回から実際のスタンプ画像作りに入れます。





1.画像生成AIはどれを選べばいい?


「AI LINEスタンプ」と検索すると、ChatGPT、Gemini、Midjourneyなど、たくさんのサービスが出てきます。

選択肢が多すぎて、最初の一歩で止まってしまう人も少なくありません。

しかし、初めからすべてを比較する必要はありません。まず確認したいのは、次の3点です。

  • 同じキャラクターの表情やポーズを増やしやすいか

  • 日本語で修正指示を出しやすいか

  • 自分が販売に使える利用条件になっているか

画質の高さだけで選ぶのではなく、スタンプをセットで作りやすいかを見ることが大切です。


2.最重要ポイントは「キャラクターの一貫性」

LINEスタンプは、同じキャラクターの表情違い・ポーズ違いを複数枚そろえて販売します。

1枚だけかわいく作れても、次の画像で顔、体形、色、服装が変わってしまうと、ひとつのセットに見えません。

ツールを試すときは、次のように確認してみてください。

同じキャラクターを使い、「笑顔」「驚き」「お礼」の3パターンを作っても、同じ子に見えるか?

このテストをするだけで、スタンプ制作との相性がかなり分かります。

一貫性を高めるためには、参照画像を使えること、会話で部分修正できること、同じ指示文を再利用しやすいことも重要です。


3.主な画像生成AIの特徴【2026年版】

Geminiの画像生成(Nano Banana系)

Googleアカウントから使いやすく、会話形式で画像の生成や修正ができます。

Googleの公式ヘルプでは、Gemini Appsで「Nano Banana 2」を利用でき、有料ユーザーには「Nano Banana Pro」も提供されると案内されています。利用できるモデルや回数は、地域・アカウント・プランによって異なる場合があります。

画像の一部を変える、元の雰囲気を残して別の表情にするといった編集を試しやすいため、キャラクターの差分作りにも向いています。

ChatGPTの画像生成

「もう少し眠そうに」「体の色は変えないで」など、会話を続けながら修正しやすいことが強みです。

普段からChatGPTを使っている人なら、文章作り、キャラクター設定、セリフ案、画像生成を同じ会話の中で進められます。

OpenAIの利用規約では、法律で認められる範囲において、入力の権利はユーザーに残り、出力はユーザーが所有するとされています。ただし、出力の確認、第三者の権利を侵害しないこと、各種ポリシーの順守は利用者の責任です。

Midjourney

雰囲気のあるイラストや世界観作りに強く、作品としての見栄えを重視したい場合に魅力があります。

一方で、スタンプ用に顔や体形を厳密にそろえるには、参照画像やパラメーターを使った調整が必要になることがあります。初めての1セットでは、少し学習時間を見込んだほうがよいでしょう。

Adobe Firefly・Ideogramなど

FireflyはAdobe製品との連携、Ideogramは画像内の文字表現など、それぞれに特徴があります。

ただし、機能や利用条件は更新されます。「有料だから必ず販売できる」「無料だから販売できない」とは限りません。使うサービスが決まったら、生成した時点の公式規約を確認してください。

初心者への結論

迷ったら、普段から使っているサービスで始めるのがおすすめです。

  • Googleのサービスをよく使う → Gemini

  • ChatGPTをよく使う → ChatGPT

  • 絵の世界観を細かく作り込みたい → Midjourneyなども検討

最初から最強のツールを探すより、ひとつ選び、同じキャラクターを3枚作って比較するほうが早く前へ進めます。


4.無料プランと有料プランの違い【料金だけで判断しない】

画像生成AIには、無料枠と有料プランがあります。

ここで注意したいのは、次の思い込みです。

「無料プランは商用利用不可、有料なら商用利用可能」とは一律に決まっていません。

商用利用の条件は、サービスごとの利用規約、アカウントの種類、使った機能、生成した時期などによって異なります。

無料プランでも販売に使えるサービスがある一方、有料プランでも第三者の権利侵害や禁止用途が許されるわけではありません。

無料プランの主な特徴

  • 生成回数や利用できるモデルに制限がある

  • 混雑時に待ち時間が発生することがある

  • キャラクター案や操作感を試すのに向いている

  • 商用利用条件は、サービスの規約を個別に確認する必要がある

有料プランの主な特徴

  • 生成回数や高性能モデルの選択肢が増えることがある

  • 差分の量産や修正を進めやすい

  • 高解像度、優先処理、追加編集などが使える場合がある

  • 支払っただけで、著作権や商標の問題が自動的に解決するわけではない

販売前の確認リスト

  1. 生成に使ったサービスの公式利用規約を確認する

  2. 商用利用・販売・再配布に関する条件を確認する

  3. 有名キャラクターや作品に似ていないか確認する

  4. 使用モデル、生成日、プロンプト、編集履歴を保存する

  5. LINE側でAIの使用を正確に申告する

不安な場合は、無料でキャラクター案を作り、本番用画像を作る前に利用条件を再確認する流れがおすすめです。


5.LINE Creators Marketを始める準備

画像生成ツールと並行して、販売する場所の準備も始めましょう。

LINE Creators Marketでは、クリエイター登録、作品情報と画像の登録、審査、リリースという流れで販売します。

準備しておくもの

  • LINEアカウント

  • 登録に使うメールアドレス

  • クリエイター情報として登録する氏名・住所・電話番号など

  • 分配額を受け取るための支払関係情報

登録の基本的な流れ

  1. LINE Creators Marketへアクセスする

  2. LINEアカウントでログインする

  3. 利用規約を確認する

  4. 必要なクリエイター情報を入力する

  5. 案内に従って登録を完了する

  6. マイページへログインできることを確認する

画面や確認方法は変更される場合があるため、表示される公式案内に従って進めてください。

未成年の場合は、保護者など法定代理人の同意を得たうえで利用する必要があります。

登録が終われば、次はスタンプのタイトル、説明文、画像などを用意して審査を申請します。


6.最初のキャラクター案を作る方法


道具と販売場所の準備ができたら、主役となるキャラクターを決めます。

「誰が、いつ使うか」から考える

売れるかどうかを決めるのは、絵の上手さだけではありません。

毎日の会話で使いやすく、感情がすぐ伝わることが重要です。

  • 仕事仲間へ送れる、少し丁寧な猫

  • 子育て中の家族が使える、やさしいクマ

  • 疲れた会社員の気持ちを代弁する、眠そうな鳥

  • 推し活仲間へ送れる、テンションの高いウサギ

このように「モチーフ」だけでなく、誰がどんな場面で使うかまで決めると、必要なセリフが見えてきます。

キャラクター設定シートを作る

次の5項目を埋めてみましょう。

  • モチーフ:丸い猫、たれ耳のウサギなど

  • 名前:覚えやすく、呼びやすい名前

  • 性格:のんびり、少し毒舌、いつも眠そうなど

  • 口調:丁寧語、ひらがな中心、短い返事など

  • 見た目:体の色、目の形、ほっぺ、服、アクセサリーなど

この設定シートが、画像を増やすときの「ブレない軸」になります。

一貫性を保つ3つのコツ

  1. キャラクターの基本プロンプトを保存する

  2. 顔・体形・色・服装は毎回同じ指示を使う

  3. 表情、ポーズ、セリフだけを差し替える

可能であれば、最初に作った基準画像も保存し、次の生成時に参照画像として使います。

キャラクター生成プロンプトの型

まるくてやわらかい印象の、クリーム色の子猫のオリジナルキャラクター。ほっぺは薄いピンク。目は少し眠そうな半目。シンプルな線と優しいパステルカラー。白い無地の背景。全身が画面内に入り、周囲に十分な余白がある。表情は〈にっこり笑顔〉、ポーズは〈両手を胸の前で合わせる〉。チャットスタンプ用。既存の作品やキャラクターに似せない。

まずは文字を画像に直接入れず、キャラクターだけを作る方法もあります。文字はあとで編集ソフトを使って入れると、誤字を直しやすく、セット全体の書体も統一できます。


7.今日のアクション

読んで終わりにしないため、今日やることを3つに絞ります。

  1. 使う画像生成AIを1つ決める

  2. LINE Creators Marketへ登録し、マイページを確認する

  3. キャラクター設定シートの5項目を埋める

余裕があれば、同じキャラクターで「笑顔」「驚き」「ありがとう」の3枚を試しに作り、一貫性を比べてみてください。


まとめ

  • ツール選びでは、画質だけでなくキャラクターの一貫性を見る

  • 迷ったら、普段使っているGeminiまたはChatGPTから試す

  • 無料・有料だけで商用利用の可否を判断せず、公式規約を個別に確認する

  • LINE Creators Marketの登録と、キャラクター設定を先に済ませる

  • 基本プロンプトと基準画像を保存し、表情・ポーズだけを変える

準備は地味に見えますが、ここで決めた設定が、この先の8枚・16枚を作るときに効いてきます。

最初から完璧なキャラクターを狙う必要はありません。

まずはひとつ決めて、3枚作って比べる。そこから改善していきましょう。


次回予告|第3回

AI LINEスタンプ作成【実践編】|画像を作って、審査前の仕上げまで

次回は、次の内容を解説します。

  • 同じキャラクターの表情差分を作る方法

  • スタンプ画像のサイズ・形式・背景透過

  • 文字を読みやすく配置するコツ

  • 審査へ出す前のチェックポイント

このシリーズをフォローして、一緒に最初の1セットを完成させましょう。


※本記事は2026年7月18日時点で確認した情報をもとに作成しています。ツールの名称、料金、利用回数、利用条件、LINE Creators Marketの手順は変更される場合があります。生成・課金・販売前に、各サービスの公式情報を必ず確認してください。

参考(公式)

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