あの子が連れてきた誰かと過ごす夜が、こんなにもあたたかいなんて
あの子が連れてきた誰かと過ごす夜が、こんなにもあたたかいなんて
大晦日。
その日は、子どもの仲の良い友だちも一緒に、にぎやかな年越しになりました。
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みんなで食卓を囲み、
気がつけば、笑い声が途切れることのない夜。
最後までご縁に恵まれた一年だったことに、心から感謝。
年越しそばをいただきながら、
「今年もよくここまで来たね」と、
言葉にしなくても伝わるような、やわらかな時間が流れていました。
不思議とその日の食卓は、
どこかクリスマスのようでもありました。
特別なことをしたわけではないのに、こうして誰かと集い、同じものを食べているだけで、
それ自体が贈り物のように感じられました。
「美味しい」と言って食べてくれることが、ただただ、嬉しかったのです。
食卓には、いつもの料理と、少しだけお正月の気配。
ミートソースパスタやミートパイ、
豚肉と白菜のミルフィーユ煮に、
黒豆や赤かぶの酢の物、酢ばす。
生ハムと金柑のサラダ。
そして、年越しそば。
少し不思議な組み合わせも、
その場の空気の中では、すべてが自然に馴染んでいました。
紅白を見ながらごはんを食べて、
おしゃべりに花が咲き、
気づけば、年が明けていて。
それでも話は尽きることなく、
ふと時計を見ると、朝の5時近くになっていました。
(夫は年が明けてから、静かに退場していました。)
お友だちから聞く、
自分たちの知らない世界の話。
その一つひとつが新鮮で、
こんなふうにして、
少しずつ世界は広がっていくのだなと感じました。
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あの子が出会ってきた人たちと、
こうして同じ時間を過ごせること。
それはきっと、当たり前ではなくて、 静かに重なってきたご縁の中にあるもの。
大晦日という節目の夜に、
そのことを、あらためて感じていました。
にぎやかで、あたたかくて、
どこかやさしい光に包まれたような時間。
あの夜はきっと、
これからもふと思い出す、ひとつの風景になるのだと思います。

黒豆、生ハム・金柑サラダ



オリーブオイル、胡椒を混ぜただけ


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※2026年4月15日 リライト
