触れられた瞬間、身体は思っている以上に変わる
抜けきらない感覚は、
何かをしたときだけ変わるわけではありません。
むしろ、何もしていないときのほうが、
わずかに動き始めていることがあります。
呼吸が少しだけ変わる。
触れている感覚が、少しだけはっきりする。
その変化はとても小さくて、
意識していないと見過ごしてしまうくらいのものです。
でも、その違いは確かに残る。
自分で何かを変えようとしたときよりも、
自然に起きている変化のほうが、深く続くことがあります。
身体は、
思っているよりも先に反応している。
ただ、その反応に気づく前に、
また意識が外側へ戻ってしまうだけです。
たとえば、ふとした瞬間に、
呼吸が少し深くなっていることがあります。
何かを意識したわけでもないのに、
さっきまでよりも、ほんの少しだけ変わっている。
そのままにしていると、
さらにゆっくりと、変化が続いていく。
無理に深くしようとしなくても、
整えようとしなくてもいい。
ただ、その変化を邪魔しない。
それだけで、
身体は自然に抜けていく方向へ進みます。
ここで大切なのは、
「どう抜くか」を考えないことです。
やり方を探し始めた瞬間に、
身体はまた少し固くなってしまう。
それよりも、
すでに起きている変化に気づくほうがいい。
気づいたとき、
身体はその流れを続けやすくなります。
そしてもうひとつ。
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