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にっぽんSAKE紀行 上諏訪でお城、日本酒、温泉! note 107

10年ぶりに上諏訪に出かけました。夏休みに入ったせいか、平日にも関わらず特急あずさは臨時列車を含め満席。のんびりしていたら、危うく切符を買えないところでした。


特急あずさ

快適な列車に揺られて上諏訪駅に到着。なんと駅の目の前に巨大なビルが建っている。10年経つといろいろ変わるものです。


上諏訪駅

この日の最大の課題は熱中症にならないこと。普段あまり使わない日傘とサファリ帽、それにペットボトルを持って出発です。

まず最初は駅から歩いて15分ほどの高島城。。。と駅を出た途端に、暑さと眩しさで身の危険を感じて、軟弱にもタクシーを選択。わずか数分で高島城に着きました。


高島城

高島城(たかしまじょう)は、1598年に豊臣秀吉の家臣・日根野高吉によって築かれました。その後、江戸時代には諏訪氏が藩主となり、高島藩の政治の中心となりました。
築城当時は諏訪湖の水が城の周囲まで迫り、まるで湖に浮かぶように見えたことから、「諏訪の浮城(うきしろ)」の別名で知られています。
現在の天守は1970年に復興されたもので、内部は歴史資料館になっています。最上階からは諏訪湖や周囲の山々を望むことができ、春は桜、秋は紅葉の名所としても人気があります。(諏訪市公式サイトなどから受け売り。。)

初めて訪れましたが、なかなか風情のある佇まい。歴史資料館のパネルをしっかり読みながら、最上階まで登って諏訪の景色を楽しみました。気温は高いけど、吹いてくる風はさっぱりして心地よいです。


高島城から下諏訪方面を望む

ひょっとしたら、市内の移動は全部タクシーかと思っていたのですが、体が慣れたせいか、日傘をさせばなんとかしのげそうなので、てくてくと真澄を醸す宮坂醸造に歩いて行きました。


宮坂醸造の脇を流れる角間川。諏訪湖には31の川が流れ込むが、流れ出るのは天竜川だけ。。


宮坂醸造

こちらは10年前に訪れて、ワタクシの酒蔵データベースではエントリー番号109が振られています。お店で試飲を申し込むと、「試飲室にどうぞ」と案内されました。以前はお店の一角で試飲してましたよねと言うと、その後お店にトラックが突っ込んでお店が大破したので、作り替えたそうです。ほんと10年あるといろんなことがありますね。。


宮坂醸造の店内の一角


試飲室

前回伺った時には、この蔵が発祥地である7号酵母はあまり使っていないとのことだったのですが、その後復活して今ではほとんどの日本酒を自社で選別した7号系自社株酵母で醸しているそうです。4種類のお酒を試飲して、良い気分に。。
さらに蔵元限定 真澄 純米大吟醸 七号酵母記念酒を購入。日本酒蔵109軒目の再訪を果たしました。


真澄のラインアップ

上諏訪には五軒の日本酒の蔵があるのですが、次は10年前に立ち寄れなかった「酒ぬのや本金酒造」に行きました。古い作りの店構えが素敵ですね。こちらも試飲できるのですが、すでに少し飲んでいることと暑さが心配だったので、試飲をパス。ラインアップの中で本醸造の「太一」に惹かれるものの、白麹でもやした「本金 純米酒 夏酒 雨あがりの空と」をチョイス。なんとなく細田守とか新海誠風でいいじゃないですか。。ということで、日本酒蔵探訪の443軒目を達成。これで上諏訪の蔵全部を10年かけて巡ったことになります。


酒ぬのや本金酒造


店内の様子

この日一番の目的を達成したので、駅前に戻り新しいビルの中にあるミルクショップで一休み。流石に炎天下を歩くと体力を持っていかれます。


涼しい店内でホットミルクティ。上諏訪駅を眺めながら午後のひととき。

一息ついたところで、片倉館の千人風呂に向かいます。

片倉館は、昭和初期を代表する洋風建築で、1928年(昭和3年)、製糸業で栄えた片倉財閥が、地域住民の福利厚生や社交の場として建設しました。ヨーロッパのスパ施設を参考にした重厚な洋風建築で、2011年に国の重要文化財に指定されています。
お目当ては、100人くらいが一度に入浴できる「千人風呂」(話を10倍に盛っている。。)。深さ約1.1mの立って入る珍しい浴槽で、底には玉砂利が敷かれています。

ステンドグラス越しに入る陽光の中、玉砂利を足裏に感じながら入る温泉は格別で、疲れが吹っ飛びます。


片倉館


お風呂の写真は撮れないので、看板でご勘弁を

お風呂上がりは2階の休憩室で座布団を枕にスマホを眺めながらゴロリと休憩。


休憩室の天井

休憩室からバルコニーに出てみると諏訪湖が目の前に広がっています。


バルコニーから諏訪湖を眺める


バルコニーから片倉館を振り返る

この日の締めに居酒屋さんに歩いて行くと、沿道に大きな提灯がぶら下がっていました。あとで知ったのですが、この翌日に上諏訪と高島城のお祭りがあるそうです。以前に比べるとずっと小さくなってしまったと地元の方がおっしゃってました。


沿道の大提灯

ネットで見つけた雫石さんにやってきました。雫石なら岩手に関係するお店かと思ったところ、釜石出身の女将がお店の名前をつけるときに「釜石」という店名では直接的すぎるので雫石にしたそうです。女将さんもワタクシに似て旅好きのご様子。旅談義をしながら箸が進みます。ビールに続いて日本酒を頼んだら、本金の太一が出てきました。蔵で購入を見送ったので、ここで飲めるとはラッキー。


雫石


とれたての鮎の塩焼きと本金 太一

美味しい料理とお酒に満足して、外の暑さを凌げる頃に店をお暇し、家路につきました。

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