【医療職×お金 #164】魚をもらうのではなく、魚の釣り方を学ぶ。SNS投資で大切にしたいこと
「この銘柄、今買っています!」
SNSを見ていると、魅力的な銘柄が次々と流れてきます。
高配当株、成長株、優待株。
「この株が上がる」「今が買い時」といった情報も簡単に手に入ります。
私自身、投資を始めた頃は、SNSで紹介されている銘柄が気になっていました。
「この人が買っているなら、自分も買ってみようかな」
そんなこともあります。
でも、投資を続ける中で、少しずつ考え方が変わりました。
魚をもらうのではなく、魚の釣り方を学ぶことのほうが大切なのではないか。
そう思うようになったからです。
「銘柄」ではなく「判断基準」を見る
SNSで紹介されている銘柄には、その人なりの理由があります。
PERが低い
配当利回りが高い
業績が伸びている
財務が安定している
でも、それが自分にとっても買うべき銘柄とは限りません。
投資目的も、収入も、資産状況も、リスク許容度も人それぞれだからです。
だから私は、
「この銘柄を買う」よりも、「なぜこの銘柄を買うのか」という判断基準を持つこと
のほうが重要だと考えています。
私なら、まず「条件」を決める
例えば高配当株なら、
配当利回りはどのくらいか
配当性向は無理のない水準か
業績は安定しているか
配当を継続・増配できそうか
財務状況に問題はないか
割高になっていないか
自分のポートフォリオに必要な業種か
こうした条件を自分なりに決めておきます。
すると、SNSで「○○株が面白い」と紹介されても、
「買う・買わない」を自分で判断できます。
紹介されたから買うのではなく、
自分の条件に当てはまるから買う。
この違いは大きいと思います。
SNSは「答え」ではなく「教材」
私はSNSを投資情報として否定するつもりはありません。
むしろ、非常に勉強になります。
自分では知らなかった企業を知ることができますし、他の投資家がどこを見ているのかも分かります。
ただ、
「誰かの答え」をそのまま使うのではなく、「なぜその人がそう判断したのか」を学ぶ。
これが大切だと思っています。
「この会社は配当利回り5%だから買った」
という投稿を見たら、
「なぜ5%なら魅力的なのか?」
「利益は安定しているのか?」
「この配当は今後も維持できるのか?」
と、自分で調べてみる。
そうすれば、一つの銘柄から多くの知識を得られます。
最後は、自分のお金を自分で判断する
投資で怖いのは、損をすることだけではありません。
誰かがいないと判断できなくなることも怖いと思っています。
「○○さんが買ったから買う」
「○○さんが売ったから売る」
これでは、いつまで経っても自分の投資にはなりません。
自分なりの判断基準を持っていれば、相場が大きく動いたときにも、
「自分が買った理由は崩れているのか?」
と考えられます。
お金の勉強も同じです。
「おすすめのNISAは?」
「おすすめの保険は?」
と誰かの答えを探すのではなく、
「自分の場合はどうなのか?」を判断できる知識を身につけたい。
魚をもらえば、その日は魚を食べられます。
でも、魚の釣り方を覚えれば、自分で魚を獲れる。
投資も同じです。
SNSから「銘柄」をもらうのではなく、そこから「考え方」や「判断基準」を学ぶ。
そして最後は、自分のお金を自分の頭で判断する。
魚をもらうより、魚の釣り方を学ぶ。
これからも、そんな投資を続けていきたいと思います。
