千鳥の鬼レンチャンと歌手Beverly
今日は、「千鳥の鬼レンチャンと歌手Beverly(ビバリー)」について書きます。
実は、Beverly(ビバリー)を知ったのが、5月24日放送のバラエティ番組「千鳥の鬼連チャン」のプログラムの一つである「サビだけカラオケ10レンチャン」でした。
「サビだけカラオケ10レンチャン」とは
「サビだけカラオケ10レンチャン」とは、フジテレビ系列で2022年5月1日から毎週日曜日に放送されているバラエティ番組「千鳥の鬼レンチャン」の看板企画です。
この「サビだけカラオケ10レンチャン」が面白いのは、
• 一音でも外せない緊張感
• 千鳥&かまいたちの毒舌とツッコミ
• 芸能人の本気ドラマが生まれる
• テンポが良く飽きない構成
• 挑戦者の個性が爆発する舞台
• ルールがシンプルで誰でも楽しめる
つまり、「緊張 、笑い 、ドラマ 、テンポの良さ」というテレビが持っている娯楽の要素が、すべてが詰まっているからです。
因みに、千鳥の鬼レンチャン(レギュラー)歴代成功者は、男性5名女性9名の合計14名で、初期の頃には、松浦航大さん、 May J.さん、島谷ひとみさん、鬼越トマホークの金ちゃんなど8名が成功者となっています。
中期になると、女性の成功者が増えた時期となっており、Chayさん、河邑ミクさん、nanamiさん、高橋真麻さん、 KAY-I(ROYALcomfort・男性)そして、 BENIさんの6人が成功者となり、この時点で合計14名が成功者となります。
しかし、 BENIさんの成功以降、この企画は、33回放送されましたが成功者が現れない状況でした。
歌手Beverlyの登場
約2年間、成功者が現れない状況で、5月24日放送回で登場したのが、Beverlyでした。
フィリピン出身の彼女は、幼少期から数々の歌唱コンテストで優勝を重ね、アメリカやカタールなどの国際大会でも華々しい実績を残してきた筋金入りの実力派です。彼女の最大の特徴は、3オクターブを超える圧倒的な音域(ハイトーンボイス)。ただ高い音が出るだけでなく、どこまでもクリアで、聴く者の胸を鋭く刺すようなエモーショナルな響きを持っていることです。
その天性の才能は、J-POP界の巨匠・小室哲哉らを唸らせる程であり、これを機に2016年に活動の拠点を日本へ。
日本でデビューすると、その才能は直ぐに開花します。2017年初春、Beverlyの卓越したライブパフォーマンスに惚れ込んだ小栗旬が、自身が主演するドラマのプロデューサーに紹介したことを機にデビューアルバム「AWESOME」に収録される「I need your love」が、関西テレビ制作・フジテレビ系、2017年4月クールの火曜21時ドラマ枠『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の主題歌(オープニング曲)に、そして「Empty」が挿入歌に抜擢されます。
この曲は、ITunesトップソング(総合)1位、レコチョクシングル1位 、Shazam検索4週連続1位、dtv音楽ジャンル1位など各種チャートを席巻します。
また、同年、「ASEAN首脳会議」における「ASEAN設立50周年記念晩餐会」で、ドゥテルテ大統領、安倍総理夫妻、アメリカのドナルド・トランプ大統領など21カ国の政府関係者1500名の前でフィリピンのベニー・サトルノ作曲「今もあなたが…」、そして新曲「Future」を外旋歌唱 します。この時、安倍総理は、一曲目の「今もあなたが…」の歌終わりに1人立ち上がり、曲中何度も手を振り賞賛、アメリカのトランプ大統領は、Beverlyが歌唱中、料理には手をつけずに歌声に聴き入り、演目後に拍手喝采したと言われています。
更には、アリアナ・グランデの来日公演『デンジャラス・ウーマン・ツアー』のサポートアクトとして出演し、そのリハーサルを見たアリアナ・グランデ本人から「あなたの歌の力があればお客さんをノックアウトできること間違いない!」と激励されるほどでした。
一躍トップスターに駆け上がるかと思われましたが、そこに立ちはだかったのが、日本の音楽文化との「好みのすれ違い」でした。
日本では、「ウィスパー系」「ふんわりした優しい声」など「BGMとして心地よく流れる音楽」を好む文化が根強いのですが、Beverlyさんのスタイルはその真逆で、感情を全部乗せてぶつけてくる「パワー全振り型」であり日本ではあまり居ないタイプの歌手でした。其の為に、才能がありながら、なかなか世の中の人に評価されることはありませんでした。
更に、これに「コロナ禍」が加わり、本来の強みが発揮されるライブ活動ができなくなり、才能が十二分にありながらも埋もれる状況となってしまいます。「売れてないからギリギリの生活」と告白するほどの状況となります。
その状況を打開するために、挑戦したのが、この「サビだけカラオケ10レンチャン」でした。
曲のレベルが上がるのにつれて、スタジオの反応が変わってきます。MCの千鳥・かまいたちも「出てきた天才が」「久々のスターが生まれたかも」という言葉が出てくるようになります。
そして、最後の10曲目に歌ったのが、レベル10の曲であるglobe「FACES PLACES」でした。
この放送後に、SNSで「誰?」「上手すぎる」と検索されまくり、「レベル高すぎる」「初見だけど鳥肌」「一人だけ別格」と称され即バズします。更に、音楽ファンからは「小室哲哉を唸らせた歌姫がついに見つかった」
という評価もされるようになります。
かくして、ビバリーは「鬼レンチャンで見つかったスター」であり、「スター誕生」の瞬間でした。
この挑戦は、現在、TVerで配信されています。(ただし、5月31日1900に終了します。)
Beverlyに残された最後の課題が、日本の音楽シーンに合った曲であり、かつ、Beverlyでしか表現できないような「持ち歌」に出会うかです。どちらにしろ、この番組をキッカケにブレークするのではと思います。
最後に、過去の曲をアップしておきます。一度、生で聴いてみたいです😊
