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「誰かがやるやろ」怖い罠

とある教室で休憩時間、ロビーで生徒さんたちが何やら盛り上がってましたよ。

「昨日スーパーの駐車場でさ、うちの車のすぐ横にカートが放置されてて!風で動いてコツンってぶつかりそうになってん!」
「うわー、あれ腹立つなぁ。なんで数十メートル先のカート置き場に戻さへんのやろ~」

面白そうやったんで、私もすかさず話に加わりました。

「出ましたね、放置カート問題。あれって悪気があるわけやなくて、『どうせ後で店員さんが片付けてくれるからええやろ・・。』って、無意識に甘えてるんちゃいますかね~!」

すると、コーヒー片手に通りかかったうちの講師の一人が、ボソッと核心を突く一言を放ちました。

「それって見事な『事なかれ主義』ですよね。自分が『戻す』っていうちょっとした面倒を避けるために、しれっと他人に責任を押し付けてる。本人は波風立ててないつもりでしょうけど、見えないところで誰かが大波を被ってるんですよ。」


その瞬間、私の頭の中で何かがカチッと繋がりました。

(・・これ、ひょっとしたら「教室づくり」でも同じことが言えるんちゃうかな?)

例えば講座の中で、少し空気が乱れるような出来事があったとき。

「まあ、これくらいならええか。」
「私が注意して、今の雰囲気が悪くなったら嫌やしな。」
「きっと誰か他の生徒さんが言うてくれるか、誰かがなんとかしてくれるやろ。」

そうやって波風を立てるのを避けて、見て見ぬふりをする。これって一見「大人の優しい対応」みたいに見えるけど、実は心の中に「放置カート」を置き去りにしてるのと同じなんかもしれかも・・。

自分が引き受けるべき「場を守る責任」を手放して、真面目にやってる他の生徒さんや周りのスタッフに、しれっと面倒をスライドさせてるだけなんかも・・。

使ったカートを戻すのは、使った人の責任。

同じように、誰もが安心して絵を描ける場所を守るのも、その場にいる我々の責任なんですよね。「誰かがやってくれるやろ」っていう事なかれ主義は、結果的に、純粋に楽しみに来てる生徒さんの心に、車の引っかき傷みたいな小さな傷をつけてしまうんかもしれない。

我々も現場に立つ以上、この「放置カート」だけは絶対にアカンなと、密かに背筋が伸びる思いでした。


――そんな熱い思いを胸に、仕事帰りに寄った地元のスーパー。

駐車場にポツンと放置されたカートを発見した私は、「よし、私が戻したる!」と謎の正義感に燃え、颯爽とカート置き場へ向かいました。

そのまま勢いよく、ガチャン!と列に押し込み、スマートに立ち去ろうとした瞬間、ハッと気づきました。

・・今日の晩ごはんのネギと豆腐、そのカートのカゴの中に置きっぱなしやん。

何事も「責任」を持つのは大事やけど、自分の晩ごはんの責任は最後までちゃんと持たんとアカンですね(涙)。皆さんも放置カートにはお気をつけください!

「放置カート」の代わりに、帰りがけに下の「スキ(♡)」をポチッと置いていってもらえたら、晩ごはんを失った私の心がだいぶ救われます(笑)

「事なかれ主義、自分も気をつけよ!」と少しでも共感してくれた方も、ぜひ応援のポチッとをよろしくお願いします!


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