部下を持つ前に覚えておきたいコト #1 リーダーが醸す組織の雰囲気、大事です

世の中には、感じの良いお店もあれば、感じの悪いお店もあります。その差は応対してくれる店員さんの態度からくるものです。
店員さんの感じが悪いと、つい「なんだよ、態度悪いな」とその店員さんにイラついてしまいます。しかし、悪いのはその店員さんだけではありません。その態度の原因はむしろ店長にあるのです。
ヤル気がなかったり、横柄だったり、暗かったり、「感じワル」と思ってしまう態度はさまざまですが、いずれの場合も、店のリーダーである店長が知らず知らずのうちにそうさせてしまっているのです。
つまり、その店の雰囲気は店長が決めています。店長にそういう雰囲気を作らせてしまっているのは統括マネジャーや社長など、その店長を管理する立場にある人です。
雰囲気の悪い店は、当然ながら客足が遠のき、売上が伸びません。近隣に感じの良いライバル店が出現したら、潰れてしまうかもしれません。
繰り返しになりますが、その責任の所在は態度の悪い店員にはありません。それを許していた店長、さらに言えば、店長のそういう店作りを許していた統括マネジャーや社長にあるわけです。
会社でも同じです。チームの雰囲気が悪ければ、成果が伸びません。そしてその責任の所在は、メンバーではなく、チームリーダー、さらに言えば、そういうチーム運営を許している課長、部長、取締役、最終的には社長にあるのです。
誰も会社を衰退させるように働きたいとは思いません。願わくば、会社の成長に貢献し、自分の市場価値を高めたいと考えて職に就きます。しかし、そうしたヤル気と希望を失わせてしまうのもリーダーなのです。
もし、あなたがリーダーの立場にあって、率いる組織のパフォーマンスに不満があるとしたら、まず見直すべきは、組織の雰囲気です。そして、その原因となっているあなた自身の行動です。
リーダーの仕事は、自分が預かる組織を健全に機能させることで成長に導くことです。まずは、リーダー自身がリーダーとして然るべく機能しなければなりません。
リーダーの責任は重大です。だからこそ、やり甲斐も報酬も大きな仕事です。組織の雰囲気を決めているのはリーダー。この純然たる事実を頭に刻み込んで臨むことが大切です。

