ディープシーク(DeepSeek)を安全に超深く使用する方法:ChatGPT-o3モデルを超える驚きの専門性と注意点
みなさん、こんにちは!
最近、AIの世界にディープな衝撃を与えたディープシーク(DeepSeek)について、実際に使ってみた経験をシェアしたいと思います。特に専門的な内容では、ChatGPTo3モデルが回答できないことにDeepSeekは高度な回答をしてくるので、その驚きの応答能力には、正直
「これはo3モデルよりも格段に凄い!」
と感動する場面が何度もありました。
「格段」なので、そこにはかなりの開きがあります。そこには理由があるのですが、そこもお話します。
今回はそのDeepSeekを安全に深淵に使用する方法を述べます。
何処よりも深淵に解説しますので、どうぞ、最後までご覧ください!
⬇️全世界に深い衝撃を与えたDeepSeek

【関連動画】
AIの新しい地平を開くDeepSeek

DeepSeekの特徴は、その驚くべき専門性にあります。
検索と併用して使用するば、DeepSeekの深い検索体験も可能ですが、DeepSeekの深淵さを知るには、実は、プラットホームの検索機能をオフにして使用することなんです。
そうすると、単なる情報提供だけでなく、深い洞察と専門的な分析を提供してくれるんです。特に、東洋思想・東洋医学(中医学)や仏教・禅(中国禅)、日本との比較文化などの分野では、本当に目を見張るような回答を示してくれます。
例えば、以下は「神会のプロパガンダ」というプロンプトをChatGPTo3モデルに入力した様子です。

このユーザーの問いかけに対してChatGPTo3モデルは回答できません。
しかし、DeepSeekは、たったこれだけのユーザーの問いにたいして、正確にその意図を読み取り、回答してくるのです。しかも、深淵に・・・。

これは推論の差もあるかもしれませんが、データトレーニングの差が大きいです。つまり、DeepSeekは中国産のAIなので、禅のデータセットが豊富であると考えられるのです。それを見越しても、恐らく、ChatGPTの回答ではDeepSeekの深い回答を超えることはできない、というのが私の使用した感想です。
私の感想では、ChatGPTo3は大学生レベルの回答(何となく無難な回答)、しかしDeepSeekは専門家レベルの回答をしてきます。これは私が感じたどのAIよりも専門性の高い回答を出してきています(主観です)。
ChatGPTの最新モデル・o3との検証比較は【関連動画】の以下のタイムラインからご覧下さい。
13:32 仏教思想の理解度検証
ChatGPTo3モデル遥かに凌駕するDeepSeekの文章生成の様子がみえます。
安全に使うための基本設定

DeepSeekの危険性はネット上で言われている通りです。ですから本家の中国サーバーを経由するDeepSeekには登録しません。
信頼できるプラットホームを経由してDeepSeekを使用すれば安全度は上がります。
まずは安全な利用環境を整えることが大切です。具体的には:

信頼できるプラットフォーム(PerplexityやFelo)経由での利用
データトレーニング機能をオフに設定

これらの設定をしっかり行うことで、より安心してDeepSeekの能力を活用できます。
また、DeepSeekをダウンロードしてローカル環境にてオフラインで動作させれば、さらに安全性は高まります。
ただし、絶対に安全という保証はありませんので、重要な情報は入れない方が無難です。個人的には、調べ物や学習のために使用しています。
ChatGPT-o3との驚きの差
実際に使ってみると、ChatGPT-o3とDeepSeekの差は歴然です。例えば、仏教思想に関する質問をした時、ChatGPT-o3は一般的で表面的な説明に留まるのに対し、DeepSeekは歴史的背景や思想の深い解釈まで踏み込んで解説してくれます。
特に興味深いのは、「専門的に説明して」というプロンプトを入れても、ChatGPT-o3はDeepSeekのレベルには到達できないという点です。これは、DeepSeekのトレーニングデータ自体が、より専門的で学術的な内容を多く含んでいるためだと考えられます。
例えば、「神話としての達磨と史実の達磨を説明して」と入力した場合。

DeepSeekは『二入四行論』(ににゅうしぎょうろん)を持ち出して、不立文字的な神話の達磨に対してフィードバックしました。凄いですね・・・!
ChatGPTo3モデルに同じ質問をしても、このような高度な回答にはなりません。前出したように、大学生と学者くらいのレベルの差があります。
一応、以下にChatGPTo3mini-highの回答を載せておきます。

もう一つ。龍樹の中観思想は本来は一観であったはずのものが、三観(空観・仮観・中観)として伝わります。この理由を述べて、と言ったプロンプトを出したものです。
ChatGPTo3モデルは、この問いに正確には答えていません。三観を展開したのは天台智顗であり、そこに言及はされませんでした。

しかし、DeepSeekは、それをちゃんと出してくるのです。

そして、なぜ、そのようになったのかの仮説も述べてくれます。これはよい教養の勉強になります。しかし、一般人のレベルを遥かに超える回答をしてくるので、ファクトチェックをしつつ学ぶのがベストプラクティスだと思います。
DeepSeekがChatGPTの最新モデルを凌駕する理由
ここまで見てきた通り、DeepSeekはChatGPTの最新モデル「o3」を遥かに凌駕するレベルです。特に、専門分野に関する文章生成においてです。これはなぜでしょうか?
これはディープシークショックの時にも書いたのですが、恐らく、トレーニングデータの品質・レベルが歴然と違うからです。
ChatGPTは恐らく、ネット上の情報が多めでトレーニングされていると思われます。しかし、DeepSeekは、その文章生成の内容から専門家顔負けレベルの内容を生成してくるのです。
もちろん、汎用的で親しみやすい一般的な文章生成ならChatGPTがよいと思います。しかし、もう少し高度な内容にしたいと思うならDeepSeekがよいでしょう。
活用のベストプラクティス
DeepSeekの力を最大限に活かすには、以下のような使い方がお勧めです:
専門的な分析が必要な場面での活用
比較文化的な視点が必要な研究
深い思想理解が求められる場面
ファクトチェックをその都度入れて理解度を深める
特に、日本と中国の文化比較や、東洋思想の理解などでは、その真価を発揮してくれます。ただ、前述したように通常のレベルを超えた回答をしてきますので、ファクトチェックは常に必要になります。そうした意味で、DeepSeekは上級者向けになるかもしれません。もちろん、「わかりやすく説明して」というプロンプトを入れれば、わかりやすく説明してくれますので、使い方次第です。
長文生成での活用は「続き」と入れる

長文生成においても、DeepSeekは深い考察と専門的な知見を織り交ぜた文章を生成できます。ただし、ここで注意したいのは出力の正確性です。素晴らしい分析と洞察を提供してくれる一方で、時にはやや想像的な内容が含まれることもあります。創造性が高い分、ファクトチェックも必要になります。
関連動画では、1万文字を出力させるプロンプトを入れていますが、プラットフォームの出力の関係から、それは現在のところできません(2025年2月12日)。出力が途中で止まりますので、
「続き」
というコンティニュープロンプトを入れれば、文章の続きが生成されます。これは初期の頃のChatGPT3.5の時代を思い出しますね!
ファクトチェックの重要性
DeepSeekの優れた能力を最大限活用するためには、その出力内容の確認が重要です。特に:
Perplexityなどの検索型AIと併用したファクトチェック
専門分野の知識を持つ人による確認
複数のソースでの情報の照合
時として「これは本当かな?」と思われるような記述(ハルシネーション)が含まれることがあります。特に最新の研究成果や具体的な数値を含む情報については、必ず確認を行うことをお勧めします。
まとめ:新しいAI活用の可能性

DeepSeekは、確かにAIの新しい可能性を示してくれています。その専門的な理解力と分析力は、私たちの研究や学習をより深いものにしてくれる可能性を秘めています。
ただし、その力を最大限に活かすためには、適切な使用方法と必要な確認プロセスを守ることが大切です。安全な設定で利用し、必要に応じてファクトチェックを行うことで、より効果的な活用が可能になります。

これからのAI活用において、DeepSeekは重要なツールの一つとなっていくでしょう。ぜひ、その深い専門性を活かしながら、新しい知見の発見に活用してみてください!
それでは、また!
【プロフィール】
ワンダー・佐藤源彦(さとう もとひこ)
医療系の研究所、心理学の研究所の勤務を経て独立し、AI・心身に関する研究をしている。
主著『東洋医学と潜在運動系』、2年間専門誌に連載、など執筆業を行いつつAI共創ライティングを開発中。
心理学・カウンセリング・コーチングをAIに技術転用し、AI共創学を開発している。
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