都市経営プロフェッショナルスクール10期を終えての振り返り(後編)
悩むマイプロジェクト
オガール合宿が終わってからは、チーム課題は一段落。本格的に自分のプロジェクトを進めていくことになる。
だが、これがなかなかどうして進まなかった。
洞口コーチからは、はじめの一歩から進んで自主事業構築までは行こうと言われていたけど、なかなか進まず右往左往。
血迷って、2月のザキオカスクール総本山では別のアイデアを出して発表してみたものの、自分でもまあアレやなと思ってたので、あえなく撃沈。そらそうよ。(恥ずかしいので何を言ったか気になる方は直接聞いてくださいw)
堂々巡りしながら、修了式研修直前の3連休最終日の昼に洞口コーチにお時間いただいて個別相談。
「うーん、コンセプトが見えないなあ。同じやるんだったら、診断士の資格持ってて財務やファイナンスに明るいんだから、もっとそれを生かしたものにしてみたら?」
なるほどそういうことか、と思った。自分の強み・欲と地域課題(地域の欲)をつなげる、そして小さくてもまちに身銭を切って投資をする。そのために地元の空きストックを使う。点と点が線で少しつながった気がした。
とはいえ、プロジェクトはスキームや構想を練っている段階で、本格的にローンチできるのはまだもう少し先になりそうではあるけど、着実に進めていきたい。
このメンバー、チームで良かった
最後の名古屋の集合研修合宿では、全員エグゼクティブコーチに1分間プレゼンの機会が与えられた。そこから選抜され、各チーム1名ずつ最終日に全体プレゼンを行う4名が決まる。
我がCチームで最終発表に進んだのは、半田市役所の赤坂さん。集大成と言ったらやや語弊はあるけど、最後のプレゼンは本当にカッコよかった。
結果は、最優秀賞に赤坂さんが選ばれた。プロジェクトの中身はここでは書けないが、チーム課題の発表で関わらせてもらったり、半田にもお邪魔したので、やっぱり嬉しかった。

おもえば、Cチームは自由闊達に、かなり気ままにやらせてもらったと思う。時には夜中の2時前までオンラインゼミをしたり、メンバーの地元に視察に行ったり。言いたいことを忌憚なく言い合えるいい関係性は築けたんじゃないかと思う。
大人になって、仕事関係や資格関係のつながりはそれなりにできたけど、肩書や年齢、仕事を超えて突っ込んで話せる関係は、そうなかなかできるものではない。他のチームのメンバーももちろんそうだけど、こうして一緒にやり合えた縁は、掛け値なしに一生モノの仲間、戦友だと思う。だからこそ、これからも切磋琢磨、刺激して頑張れる関係性でありたい。


全力で熱くなれ
最終日は、足立区と台東区の札付きの中学生の悪童を更正させて、中学生の全国大会で7度の日本一に導いた、バレーボール界で著名な日笠智之先生の講演を聴く機会に恵まれた。
動画を見せていただき、力強い日笠先生の言葉に感動した。不覚にも涙腺が崩壊してしまったが、自分だけではなかったようだ。今ここにいること、生かされている意味、使命というものを考えさせられた。ど真剣に全力で向き合えば、見ててくれる人はいる。生き様を見せるというのは、そういうことなんだと思う。
内容的にはこんなの宗教だろ、パワハラじゃないかという人もいるだろう。そういう見方もあるのだろうが、やっぱり全力でぶつかって頑張ってきた人の言葉は重みがあるし、胸を打つ。木下さんが、PDCAのPはパッションのPだ!と常々言われていたが、自分も自燃性でいこう。
(あまり関係ないが、全力と聞いてふとこの歌を思い出した。そういえばカラオケでこの歌をよく歌ってた大学時代の友人は、なぜか「中途半端少年」と呼ばれてたなあw)
何を得たのか、そしてどうしていくのか
事業とは生き様そのもの
このスクールでずっと問われたのは、「何のためにやるのか」「なにを実現したいのか」「なぜおまえがやるのか」ということ。
地域を変えるような事業は、一人ではできない。もちろん、自分の覚悟と想いも大切だけど、協力してくれる仲間がいなければできない。だからこそ、巻き込んで仲間に持ってもらえるためには、共感を呼べるだけの強い想い、ストーリー、動機がないといけない。そして、渦の中心にいることを目指したい。
それは上っ面だけのきれいな絵なんてものではなく、それこそ自分が何者で何をしたいか、どう生きてきたか、何を大切にしているかとか、生き様そのものが問われている。
自分にそんな立派な生きざまがあるとは思わないが、等身大のありのままの自分と向き合い、そのうえでどうしていくか。いきなり大きなことができるわけではないし。まずはそこだと思う。
迷わずバッターボックスに立て
この研修で心残りだったのは、全体発表に立てなかったことだ。まあそれは自分で取り組むプロジェクトが固まっていなかったので、当たり前といえば当たり前でもあるし、もったいないけど自分自身もどこか遠慮していたところはある。
だからこそ、自分への反省も込めてだが、これからこうやって人前で発表するチャンスがあるならば、ためらいなく積極的に前に出たほうが絶対にいい。もちろん、その時は恥をかいたりあれこれフルボッコにされるかもしれないが、やっぱり名前とやってることを覚えてもらえるメリットはデカいと思う。それでアドバイスももらえるのだから、安いもの。
それが叶わなくても、いろんな人に自分はこうこうこうなんですと、自己開示することも大切。
やるやつはやる、やらないやつはやらない
ある意味、この研修で親の顔より見聞きした言葉だが、このスクールは何より実践が求められる。実践しない人間、受け身の単なるクレクレ君には存在価値がない場である。
結論からいえば、自分はこのスクールで「やるやつ」までには到達できなかった。多少は「やろうとしているやつ」になったと思うが、まだまだ全然。とはいえ、やるやつの側じゃないと人生は面白くないと思う。やらないやつでいて、安全地帯から人を批評したり評論したり笑うという生き方を完全に否定はしないが、おそらく自分の価値観と合わないだろう。
身銭を切って投資しよう、そして学び続けよう
受講料60万円(最大限割引を使用)は、全額自腹で負担したと書いた。客観的に見て決して安い金額ではないだろうし、正直懐が痛くないといえば嘘になる(軍資金は、利益出てた某社の株を売って捻出しました。ありがとうト〇タ様)。
ただ、その分野のトップランナーにアクセスするためには、それくらいの金額はむしろ安いだろうと思う。それで得られるネットワークや知見、斯界のトップランナーからのアドバイスがもらえると思えば、それくらいの支出は惜しんではならないかもしれない。無料や安い料金での学びを否定はしないが、はっきり言えばそれだけのモノしか得られない。無論高ければいいというわけではないにせよ、良質の学びにはそれなりの対価が必要というのが筋だろう。
少なくとも、今の立場で仕事をしていれば、決してめぐりあうことのなかったであろう素晴らしきご縁に恵まれ、自分自身をアップデートできたという意味では、価値はあると思う。もちろん、痛みは伴うけど、それは将来に対する投資であり、成長痛だと思っている。
付け加えて言えば、コーチの皆さんは受講生以上に身銭を切って投資をしているなと感じた。それは自己研鑽という形にしろ、事業という形にしろ、しっかり自分に投資をしてアップデートしている。だからこそ、厳しいフィードバックにも説得力があると思う。
そしてやはり、投資した分は必ず元を取りたいし、取らないと。
まだまだ感じたり学んだりしたことはあるけど、キリがないのでここらへんで。
自分の分野とは違うし、少々背伸びしたチャレンジではあったと思うが、無謀にも?飛び込んで本当に良かったと思う。少なくとも、モノの見方や考え方は大きく変わったし、生き方も変わっていくんだろうなと思う。
なお、今の仕事を辞めて独立する気は今のところない。やっぱり今の仕事にやりがいと満足感はあるし、マイプロジェクトのバックボーンにもなるからだ。経営者などの本業の傍らであったり、上場企業に勤務してそれなりのポジションにつきながら、自分でプロジェクトをしっかり回しているプロスクの先輩同期諸氏もいらっしゃるので、そこはやりようだろう。
ただ、あぶはち取らずで中途半端にならないように注意しないといけない。
むすび
とここまでいろいろ綴ってきたけど、ここからが本当のスタート。
「あいつ誰やったっけ?」とか、「ヘタレ」とか言われないように、アップデートしていかないと。楽ではないけど、それも自分が選んだ道なので。
そして、日本各地に行きたいところが増えすぎた。嬉しい悩みだが、スケジュールと財源の確保、そして何より家庭内決裁が今後の大きな課題だろう(笑)
前編後編と、少し長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
というわけで、都市経営プロフェッショナルスクール第11期、絶賛募集中です。心の針が一ミリでも触れたらノータイムポチリしちゃいましょうwというのは半分冗談ですが、仲間はやっぱり多い方がいいし一緒に頑張れたらと思います。
ご興味を持たれた方はぜひ!晴れて修了者となったので、ぼくの紹介割引も使えます。

おまけ
カミさんには修了式合宿に行くと言ったつもりだったのだけど、どういうわけかマラソンの合宿と勘違いしてたらしいwなんじゃそら。
んで、修了式研修のことを話したら次のひとことが返ってきた。
「地元を良くするとかいう前に、あんたは自分と家庭のことをもっときちんとしなさい!!!!!」(原文ママ)
全くごもっとも。ぐうの音も出ません。。
家族にはプロスク期間中はオンラインゼミの時間とか、セルフ視察とかで不在にすることも多かったりでいろいろ協力してもらって、本当に感謝しています。
これからは家庭のことも大切にしながら、南河内で頑張っていこうと思います。笑

