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大分&別府建築&タイル巡り2026【さんふらわあ&モザイクタイルの楽園&アートプラザ他】

今回の別府&大分へは、往復共フェリーのさんふらわあに乗ってみた。
さんふらわあには、それこそ前回の15年前の別府行きの際に乗ったきりで、
当時そこそこ過酷だった記憶があるのだが、2023年に新しくなったようなのでちょっと期待・・
乗船すると、まず目に飛び込んできたのは、この豪華な階段。

大きな丸窓が並ぶ広々としたロビー
トイレもとてもきれいで豪華。
昔のイメージが一新される。
行きに取ったプライベートベッドレディースは、相部屋いえども一人用のベッドが用意されている。
ライトアップされた明石海峡大橋も見れて船旅の旅情も高まった。
朝食バイキングは750円ながら充実していて食べ過ぎてしまった。
帰りは、プライベートシングルにしてみたら、更に快適に!
早朝、別府港に到着してからは、宿の野上本館に荷物を預けてから西大分の生石港町、かんたん港周辺へやって来た。
かつて港町として賑わった時代の名残として遊郭建築が今も所々に残る。
いきなり目に飛び込んできたモザイクタイル物件!
玄関周りにも、腰壁にも、ポーチにも色とりどりのタイルが貼られている。

かわいい~~
なんて可愛い色合いのモザイクタイルなのか!
パステル調のベビーピンクと水色をベースに、ところどころ濃い色のタイルが散りばめられていて、
その絶妙なバランスにうっとり。。
ポーチには、マットな無釉タイル。
縁取りはピンク。
ちょうど向かいには、規模の大きな古民家がリノベーションされ、MALLIEYANというアクセサリーの工房兼ショップになっていた。
職人手作りのアクセサリー販売やアクセサリー手作り体験ができるお店に。
建物は、築100年以上のもので、
相当な費用をかけて改修されたとオーナーさんがおっしゃっていたが、
こうして活用されるのは有難いな。
腰壁に貼られたタイル。
入口は、3Dモザイクタイルが貼られている。
店内のショップには、職人手作りのアクセサリーが並ぶ。
床の間の床柱や古い建具などをそのまま生かした内装が素敵だった。
活版トレイを活用したディスプレイも良いな。
こちらは工房。
玄関周りにひときわ華やかな装飾や欄間が残されていた建物。
玄関ポーチに敷かれたモザイクタイル。
もう一方の玄関にもモザイクタイルが。
こちらも玄関ポーチにモザイクタイル。
モザイクタイルの楽園をじっくり楽しんだ。
すぐそばには海
鉄格子が頑丈そうだな、と思ったら
元質屋さんの建物だった。
元質屋の面格子
かんたん港園には、古い倉庫街を活用したショップなども並んでいる。
まだ朝早くてどこも閉まっていたが・・
この日は海も空も真っ青。お天気にも恵まれて、町歩き日和なのがうれしい。
船がモチーフの方位サイン、かわいいな。

大分に戻り、駅でレンタサイクルを借りて、いくつかのチェックしていたスポットを回ることに。
なんと大分市のレンタサイクルポートは、1日借りても200円。
シェアサイクルもあったがもちろんこちらに。
まずやって来たのは、大分銀行赤れんが館。
1914年に辰野片岡建築事務所設計により旧二十三銀行本店として建てられる。
その後大分銀行本店として使用され、現在は県産品のショップ&カフェとして活用されている。
時間が早くてショップなどが開いてなかったので、後ほど再び訪れた。
銀行時代の大理石の時計板も残されている。
赤れんが館の古材を活用したカウンターやテーブルなどもあり、おしゃれなデザインでうまく活用されていた。
通りがかり、食器などの陶片が埋め込まれたエントランス発見。
茶碗や鉢の高台がついた大きめ破片が大胆にねじこまれたモザイクが楽しい。
宮崎銀行大分支店の建物も渋いブルーグレーのタイル貼りでかっこよかった。
サブの出入口のある面に、ちょこっと付いていた2階のバルコニーと面格子が目に留まる。
良いアクセントだったが、面格子も嵌ってるし、このバルコニーの用途は?!
大分市役所にも遭遇。
外壁がこんな波型の凹凸のあるタイルが使われていて、とても贅沢。
1978年、日建設計により建てられた建物は、
市役所ながら、様々な形の棟があって、それらが渡り廊下で繋がれた興味深い建物群だった。

屋上部分は、何だろう?
窓の付き方も凝っている。
この時は、この裏の建物を目指していたので、通り過ぎてしまったが、もう少し中もじっくり見ればよかった。
そして目的地の、アートプラザへやって来た。
大分県大分市は、磯崎新の出身地であり、磯崎新設計の建築がいくつか残されている。
こちらのアートプラザは、1966年建築の元大分県立大分図書館。
1996年に図書館が移転後、市民のための文化的複合施設として再生された建物。
最初、どこが玄関なんだろう?と思ってぐるぐる回ってしまったが、
見る方向によって全然違う形に見えるのもおもしろい。
こちらのスロープから中へ。
エントランスホールは、外観と同じくコンクリート打ちっ放しの吹き抜けの空間。
広いこちらのギャラリーは、現在は何も展示はなかったが、地下では、市民の作品展が行われていた。
元図書館なので、こちらは書架が並んでいたスペースだったんだろうか?
先ほどエントランスホールから、2階に見えていたところは、図書室。
図書室には、磯崎新に関する書籍も取りそろえられていて、磯崎新デザインのモンローチェアなどにも自由に座れる。
このモンローチェアを見て思い出したが、
同じく磯崎新設計のも、リビングスペースにあったモンローチェアに座り放題であった。
そこの大聖堂のような食堂を貸切状態で朝ごはん食べれたのは良き思い出。
コンクリート打ちっ放し館内に突然現れるグリーン一色の階段室。
更にグリーン一色の廊下も。
床はリノリウムだろうか?つるっとした光沢がある。
そうかと思えば、赤一色の階段室も。
吹き抜けの空間につけられた渡り廊下を渡っていると、グリーンの廊下に、向こうの階段室の真っ赤な光が差し込んできて、色と光のコントラストがとても印象的だった。
3階には、磯崎新建築展示室があり、建築模型や、家具などが展示されていたが、そちらは撮影禁止。

のちほど新図書館へも。
アートプラザを出て、建築巡りを続行。
こちらは、みずほ銀行大分支店。
1932年國枝博設計により大分県農工銀行本店んとして建てられ、現在はみずほ銀行に。
美しいアールを描く建物は、アール・デコの意匠がさりげなく入っている。
扉上部や窓と窓の間に入れられた植物文様が施されたレリーフ。
建物上部の控え目なレリーフ装飾も良い。
そして、次なる目的地へ向かう途中、飲み屋やスナックなどが立ち並ぶ歓楽街に差し掛かる。
贅沢なタイル使いのビル。
色も良いな。
この凹凸のあるタイルもおもしろい。


後ほど見つけた色違いの凸凹タイル
温かみのある色合いと、結晶がきれいなタイル。
町歩きは続く・・

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