GeForce RTX 5060Tiに入れ替えた後、ComfyUIが動くよう修正した件
Last update 5-1-2025
※ (5-1-2025) GeForce Game Ready Driver 576.28 WQHLが出ています。手順中のtorchsdeのinstallを分けました。
※ (4-28-2025) Hotfix Display Driver 576.26が出ています。
※ グラフィックドライバーとPyTorchはいずれ、正規版で対応するとみられます。その際は、なるべく忘れずにこの場所で補足を入れる予定です。
※ 新規インストール時も、通常の手順では不適当なPyTorchがインストールされるため、現時点では修正が必要です。
■ 0. 概要
▼ 0-0. はじめに
本日(4-26-2025)、GeForce RTX 5060Ti(VRAM 16GB)が届きました。まずは既存の環境が動作するように手入れをしなければいけません。本記事では個人的にやったことを記録します。
▼ 0-1. 注意点
情報は執筆時点のものです。
現在はNightly版のPyTorchを導入する必要があります。後に、導入すべきパッケージが変更されることをご承知おきください。また、環境によっても手順が異なる可能性があります。筆者の環境ではtorchsdeが必要でした。
▼ 0-2. 参考記事
■ 1. PC環境の変更
▼ 1-1. グラフィックドライバー
現在は既にWHQL版のドライバーがリリースされていますので、最新版は https://www.nvidia.com/en-us/geforce/drivers/ でご確認ください。
執筆時点では、正規のドライバーに問題が発生しています。下記は4-22-2025時点の情報です。
GeForce Game Ready Driver 576.28https://www.nvidia.com/en-us/drivers/details/245377/
使用するドライバーはHotfixとなっていますがパッチではなく一式が含まれます。
GeForce Hotfix Display Driver version 576.26https://nvidia.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/5652
GeForce Hotfix Display Driver version 576.15https://nvidia.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/5650
特別な設定は行っていなかったので、クリーンインストールしました。インストールオプションで「カスタム」を選択し、「クリーンインストールの実行」にチェックを入れます。
また、Windowsの設定のアプリの一覧にて「nvidia」で検索して、元々入っていた不要なものをアンインストールしておくと良いでしょう。筆者の環境では「Nvidia Control Panel」が該当しました(新しいドライバーに入っていないので終わりかと?)。
▼ 1-2. CUDA Toolkit
インストール済みのCUDA Toolkitをアンインストールして(※必要な場合は残しておいて共存できます)、最新版をインストールします。執筆時点では「CUDA Toolkit 12.8 Update 1」となっています。
CUDA Toolkit
https://developer.nvidia.com/cuda-toolkit
■ 2. ComfyUI環境の変更
▼ 2-1. はじめに&注意点
ComfyUIが起動しなくなったので、起動するように環境を直します。具体的にはPyTorchを再インストールします。
環境の変更により、一部の拡張機能が動作しなくなる場合があります。グラフィックボードを入れ替えてComfyUIが起動しなくなった時点で、それらもそのままでは動作しなくなったということです。個別に対応するしかありません。
▼ 2-2. PyTorchの再インストール
0-2.の記事にあるとおり、執筆時点ではNightly版のPyTorchを使用する必要があります。Stable版のtorch 2.7.0や2.6.0がRTX 5xxxに対応していないためです。
通常版(ポータブル版ではない方)の場合は、インストール先のルートディレクトリに移動の上、pipコマンドを使用します。1行目は適宜読み替えてください。
cd \aiwork\ComfyUI
venv\Scripts\activate
pip uninstall -y torch torchvision torchaudio torchsde xformers
pip install --pre torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/nightly/cu128
pip install torchsdeポータブル版の場合は、インストール先のルートディレクトリ(起動用のバッチファイルがある)に移動の上、内蔵のpython_embededを使用します。こちらの手順は未確認ですのでご了承ください。
cd \aiwork\ComfyUI_windows_portable
.\python_embeded\python .\python_embeded\Scripts\pip uninstall -y torch torchvision torchaudio torchsde xformers
.\python_embeded\python .\python_embeded\Scripts\pip install --pre torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/nightly/cu128
.\python_embeded\python .\python_embeded\Scripts\pip install torchsde執筆時点でのバージョンは下記のとおりでした。記事を公開後に確認したところ、毎日のようにNightly版が更新されています。気になるようであれば「pip install -U (以下は同じ)」で更新を行ってください。
torch==2.8.0.dev20250424+cu128
torchaudio==2.6.0.dev20250425+cu128
torchsde==0.2.6
torchvision==0.22.0.dev20250425+cu128Stable版のtorchは2.6.0の次に2.7.0が出ています。その次は2.7.1ではなく、RTX 5xxxに対応した2.8.0+cu128になりそうな気がします。
▼ 2-3. 対応完了
動作が確認できたら対応は完了です。
なお、起動中の表示「Import times for custom nodes:」に続く部分で、拡張機能が「 (IMPORT FAILED)」になっていないか確かめてください。このように表示された拡張機能は、そのままでは使用できません。
■ 3. おまけ
ComfyUIの動作確認で最初に生成した画像です。あまり深い意味はありませんが…。

■ 4. その他
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記事に関することで何かありましたら、Xの@riddi0908までお願いします。
