ChatGPT等でGPT Image 2を利用する手順(プロンプト付)
Last update: 2026-05-03
※ (2026-05-02) ComfyUI 用のワークフローと説明を差し替えました。
※ 一部のアニメ風スタイルで品質があまり良くない問題があり、表紙画像はあえてそのまま使用しています。
※ noteの質問箱 へ気軽に声をお寄せください。質問以外のメッセージの方が嬉しいかもしれません。回答は気まぐれなのでご了承ください。
■ 0. 概要
▼ 0-0. はじめに
本記事では、日本時間の2026年4月22日に正式リリースされた「GPT Image 2(ChatGPT Images 2.0)」の紹介を行い、使い方や利用例を説明します。
長めの記事になっているので、好きな箇所をかいつまんでください。すべての例でプロンプトを掲載しています。時間の無い方は 3. をご覧ください。
1. ChatGPT での利用方法(概要、生成、編集)
2. ChatGPT 以外での利用(fal、ComfyUI)
3. ChatGPT での様々な利用例(20個程度)
4. 最後に(表紙画像の作例あり)
▼ 0-1. 注意点
出力内容によっては、既存の人物やキャラクター、ロゴなど、第三者が権利を持つものと非常に類似したイメージが含まれる場合があります。これらが一切の意図を伴わずに出てきてしまうので、画像を利用する際は注意を払ってください。
▼ 0-2. GPT Image 2 の登場まで
2026年4月上旬、生成 AI モデルの優劣を競う Arena AI (旧 Chatbot Arena, LMArena)にて、「packingtape-alpha」「maskingtape-alpha」「gaffertape-alpha」と名付けられたモデルが登場しました。その出力から OpenAI 製であると推測されました。
GPT Image 2: Rumours, Leaks & Release Date (2026)
https://getimg.ai/blog/gpt-image-2-rumours-leaks-release-date-2026
その後の4月中旬、Arena AI 上に「duct-tape-1」「duct-tape-2」「duct-tape-3」等のモデルも登場しました。また、ChatGPT 上にて告知無しに新モデルの展開が始まり、それなりの数のユーザーが変化に気づきました。
GPT-IMAGE-2 is back on LMarena
https://www.reddit.com/r/singularity/comments/1slqwpy/gptimage2_is_back_on_lmarena/
そして日本時間の4月22日に正式に発表され、すべての ChatGPT ユーザーが利用できるようになりました(実際にはローリングリリースであったと推測)。
参考まで、GPT Image 1(旧「4o Image Generation」)は2025年の3月下旬頃より(正式な発表は4月)、マイナーアップデート版の GPT Image 1.5 は12月の中旬頃より、それぞれ提供を開始していました。
▼ 0-3. 公式のリンク
プロンプトガイドなど詳細な情報もあり、参考になるかもしれません。
ChatGPT Images 2.0 が登場
https://openai.com/ja-JP/index/introducing-chatgpt-images-2-0/
Image generation
Learn how to generate or edit images.
https://developers.openai.com/api/docs/guides/image-generation
GPT Image Generation Models Prompting Guide
https://developers.openai.com/cookbook/examples/multimodal/image-gen-models-prompting-guide
GPT Image 2 Model | OpenAI API
https://developers.openai.com/api/docs/models/gpt-image-2
▼ 0-4. 筆者による過去の記事
参考まで、GPT Image 1について書いた記事を紹介します。ただし、それほど踏み込んだ内容ではありません。
■ 1. ChatGPT での利用方法
▼ 1-1. 概要
ChatGPT の画像生成機能は GPT Image 1.5 から GPT Image 2 へ置き換えられました。特に意識することなく、今までとあまり変わらずに利用でできます。
入力欄の「+」の中に「画像を作成する」があります。こちらの選択は必須ではなく、画像を生成する指示であることが伝われば実行されます。

下記は以降の説明の流れです。
1-2. 出力画像のアスペクト比と解像度
1-3. テキストから画像を生成(T2I)
1-4. 生成した画像の編集(内容の変更)
1-5. 生成した画像の編集(選択範囲のみ)
1-6. 生成した画像の編集(アスペクト比の変更)
1-7. 入力画像から画像を生成(I2I)
2. ChatGPT 以外での利用(fal、ComfyUI)
3. ChatGPT での様々な利用例(20個程度)
4. 最後に(表紙画像の作例あり)
▼ 1-2. 出力画像のアスペクト比と解像度
ChatGPT 上で利用できる GPT Image 2 は、従来よりも多くのアスペクト比の出力に対応しています。必要に応じて「4:3の画像を作成」等の指示を行ってください。
アスペクト比の範囲は「3:1(横長)~1:1(正方形)~1:3(縦長)」となっています。下記以外にも、設定可能な比率が存在する可能性があります。
1:1 → 1254 x 1254
5:4 → 1402 x 1122
4:3 → 1448 x 1086
3:2 → 1536 x 1024
16:9 → 1672 x 941
21:9 → 1915 x 821
3:1 → 2172 x 724
4:5 → 1122 x 1402
3:4 → 1086 x 1448
2:3 → 1024 x 1536
9:16 → 941 x 1672
9:21 → 821 x 1915
1:3 → 724 x 2172
アスペクト比を指定せずに「縦長で」「横長で」等の曖昧な指示をしたり、何も指定しなかったりした場合は、プロンプトの内容が加味された上で自動的に決まります。
なお、API 経由の場合は任意の解像度が設定でき、縦横ともに 1,024~3,840 の範囲となっています。
▼ 1-3. テキストから画像を生成(T2I)
テキストを入力して新たな画像を生成する、基本の操作を説明します。
ChatGPT は画像生成の指示を認識すると自動で行ってくれます。具体的な文言は特に決まっていませんが、本記事では下記のフォーマットを使います(改行は無くても構いません)。
4:3の画像を作成:
画像の説明1行目の「4:3」の部分に、出力画像のアスペクト比を入れます。詳細は前項を参照してください。「画像の説明」の部分に、出力してほしい画像の内容を記述します。


パステルカラーでコントラストがはっきりしたアニメイラスト。東京の人気のカフェで、ガーリーな雰囲気の女子がテーブルの向かい側に座り、手前側にいる人物と一緒にパスタのランチを食べている最中のシーン。外は車や人が行き交う。
▼ 1-4. 生成した画像の操作(編集1)
今度は、生成した画像の内容を編集(変更)してみます。せっかくなので別の画像を用意してみました。

古びた駅の掲示板に何枚かのポスターが貼られている実写の風景。中央に大きく写された一枚は、静かな田舎町を宣伝する内容で、美しい情景を背景にご当地のアニメキャラが大きく写されている。
最初に、共有機能について説明します。Web ブラウザ版では、生成した画像の右下に表示されているアイコンからシェアができます(Android アプリ版は画像をタップして「共有する」を選択)。

次に、編集について説明します。画像をクリックすると編集画面に移動します。

下部の入力欄に指示文を入れて、画像に変更を加えることができます。一部を入れ替えたり、文字を英訳したり、スタイルや画質を変更したり、ラッピングバスを作ったり、大抵の思いつくようなものは何でもできると思います。

画像を参照したことが視覚的に示され、編集が終わると結果が表示されます。


編集を行うと、全体的にうっすらと画像の内容が変化します。下記の画像の、上側の白い枠がわかりやすいかもしれません。編集を繰り返すことで画質の劣化、または変化が起こる可能性があります。

▼ 1-5. 生成した画像の操作(編集2)
1-4. の続きです。選択機能を使うと変更したい部分のみを編集することができ、意図しない箇所の内容の変更を防ぐことができます。編集画面の右上の「選択する」をクリックします。

丸い太いペンで、変更したい部分を塗ります。今回は帽子の部分を変えることにします。

下部に編集内容を入力します。ここでは「帽子を除去して、ピンクのリボンカチューシャを付けます。」にしました。


確認したところ、選択した以外の部分もうっすらと変わっていました。選択機能は、あくまで「意図した部分の内容を編集して、それ以外の部分の内容は編集しない」ものと考えるのが良いでしょう。
▼ 1-6. 生成した画像の操作とバグ(編集3)
先ほどの編集画面で「アスペクト比」をクリックすると、異なるアスペクト比で生成することができます。ここでは「ワイドスクリーン 16:9」を選んでみます。

選択後に「Make the aspect ratio 16:9」と表示されたので、編集画面で「アスペクト比を16:9に変更」等と入力しても同じ結果になると思われます。
ここで、最初の画像を選択したのに別の画像が編集される不具合らしきものに気づきました。現時点では、編集の際の参照が正しく行われないようです。次項にて、新規チャットで改めて同じ操作を行うことにします。


▼ 1-7. 入力画像から画像を生成(I2I)
画像生成 AI における「I2I(Image to Image)」は元々、入力画像のレイアウトを変えずに内容の変更を行うものでした。現在の I2I は基本的に、入力画像を参照して新たな画像を生成する処理になっています。GPT Image 2 では、複数の入力画像を同時に扱うこともできます。
前項の 1-6. にて想定と異なる出力になってしまったので、新規のチャットで改めてアスペクト比の変更を行います。その他の編集例は 3-4. に掲載します。
ChatGPT の新規のチャット画面で、入力欄の左側にある「+」をクリックして画像ファイルをアップロードします。

PC の Web ブラウザ版の場合は画面に直接ドラッグ&ドロップすることもできます。

入力欄に「アスペクト比を16:9に変更」と入れて Enter を押すと、しばらくして結果が出力されます。

前項と同様、特にポスターの色味が修正されたのが分かります。また、編集の指示そのものが曖昧なので、実行するごとに結果は変化します。正確な編集を行いたい場合は、変更したい箇所、変更したくない箇所、それぞれを具体的に指示した上で、範囲の選択も活用すると良いでしょう。

■ 2. ChatGPT 以外での利用
▼ 2-1. 概要
ChatGPT 以外で GPT Image 2 を利用するには、外部のサービスを利用するか、自分で API にアクセスする必要があります。ここでは前者について紹介します。
▼ 2-2. fal(生成AIプラットフォーム)
様々な生成 AI プラットフォーム上にて、既に GPT Image 2 が提供されています。ここでは筆者が利用している fal というサービスの場合について紹介します。
openai/gpt-image-2
https://fal.ai/models/openai/gpt-image-2openai/gpt-image-2/edit
https://fal.ai/models/openai/gpt-image-2/edit
ここでは T2I を利用しました。料金の計算方法は右側の画像の下の方に、目安がページの下の方に掲載されています。
1-2. でも触れましたが、API 経由では出力解像度が細かく設定できます(縦横ともに 1,024~3,840 の範囲)。Quality が low の場合は安価なので、気軽に試すことができます。

fal の注意点として、メディアのダウンロードに時間がかかります。出力形式を jpg や webp に変更することで改善されますが、画質が確実に劣化してしまいます。もう少し何とかして欲しいものです。
生成した画像を掲載します。GPT Image 1 とは違い、low でもそこまで品質は悪くありません。mid に変更してもコストが上がるだけで意外と改善しないので、利用は low か high に限定した方が良さそうです。

▼ 2-3. ComfyUI 用のワークフロー
ComfyUI は、元々は PC 上で画像等のメディアを生成するアプリケーションでした。現在は生成 AI プラットフォームと同様、クラウド上の様々なモデルへアクセスすることができます。
本項ではすぐに作業ができるよう、簡単なワークフローを用意しました。下記の注意点を確認してください。
ComfyUI のバージョンアップにより、「size」で選択できる値と、「custom_width/height」の項目が増えています(任意の解像度が設定可能)。
事前にユーザー登録とチャージを行っている必要があります。実行するとクレジットを消費します。
意図せずにクレジットを大量消費してしまわないよう、クオリティを「low」に設定してあります。適宜変更してください。
◆ T2I 用のワークフロー
下記のワークフローをダウンロードして、ComfyUI の操作画面にドラッグ&ドロップすると読み込まれます。
(Last update 2026-5-2)
初期状態では、「size(解像度)」 の設定が「auto(自動)」になっています。そのままで利用する場合は、プロンプトの最初の行でアスペクト比を記述してください(右下の説明を参照)。
特定の解像度を設定したい場合は下記を参考に変更してください。
「auto」以外を選択して、プロンプトの最初の行(4:3 aspect ratio ~)を削除する。
「Custom」 を選択した場合は、custom_width/height も設定する。値はそれぞれ 1024~3840 の範囲。
サンプルのプロンプトが設定してあり、そのまま実行すると下記のように画像が生成されます。

プロンプトは自由にご利用ください。
4:3 aspect ratio — Generate an image of the following:
A shoujo manga–style color illustration aimed at a younger demographic, with a soft and cute aesthetic, slightly heightened saturation, pastel-leaning colors, abundant midtones, extremely simple flat coloring, minimal shading, almost no detailed rendering, smooth cel-style surfaces, clearly defined rounded linework, and a clean two-dimensional appearance. Overall art style is sweet, chibi-adjacent, and charming.
Two high school girls enjoying coffee at a modern chain cafe, in a slightly close composition with a warm, bubbly, and girly atmosphere.
The first girl has short brown hair with side-swept bangs, warm brown eyes, a white sailor blouse with sailor collar, a muted dusty blue pleated skirt, a muted dusty pink ribbon tie, and white knee-high socks. The second girl has long wavy black hair in a loose side ponytail, bright green eyes, a white collarless blouse with a gray tartan ribbon at the neckline, a muted purple blazer, a matching gray tartan pleated skirt, and black knee-high socks. Both girls have soft rounded facial features, large expressive eyes, and small noses and mouths typical of cute shoujo art.
They sit side by side on sleek chairs (black metal frames, gray upholstered seats) at a small wooden table, turned toward each other with big cheerful smiles. The sailor uniform girl rests one hand gently on her lap and lightly places her other hand over her chest; the blazer girl gently rests one hand against her cheek with a delighted expression. On the table are two white ceramic mugs of steaming coffee with small heart or floral decorative accents.
The modern cafe background features pendant lighting, polished floors, minimalist furniture, large windows, soft pastel decor, and other customers, creating a cozy, cheerful, and adorably girly atmosphere.
◆ I2I 用のワークフロー
I2I のワークフローでは、T2I のワークフローの左下にあるノードが接続された状態に変更されています。画面および説明を省きますので、分かる方のみご利用ください。
(Last update 2026-5-2)
▼ 2-4. 大手クラウド
参考まで、マイクロソフトの Azure AI やアドビの Firefly が GPT Image 2 に対応しているので、リンクにて紹介しておきます。
Introducing OpenAI's GPT-image-2 in Microsoft Foundry
https://techcommunity.microsoft.com/blog/azure-ai-foundry-blog/introducing-openais-gpt-image-2-in-microsoft-foundry/4500571
GPT Image generator, now in Firefly.
https://www.adobe.com/products/firefly/partner-models/gpt-image.html
■ 3. ChatGPT での様々な利用例
▼ 3-1. 概要
ChatGPT での利用例や留意点などを記載しました。独自に考案したプロンプトを20個ほど掲載したので、よかったらお試しください。
3-2. T2I の例1
3-3. T2I の例2
3-4. I2I の例
3-5. T2I の応用(検索を利用)
ここまで読み飛ばしてしまった方は、1. や 2. にも利用例とプロンプトがあるので探してみてください。
▼ 3-2. T2I の例1
一部、実在する要素が混入している可能性があります。本記事では作例としてそのまま掲載していますので、どうぞご容赦ください。掲載されたプロンプトを ChatGPT 上で入力すると、似たような画像が生成できます。

2010年代の日本のバラエティ番組。砂糖系のアイドルがネットカフェに潜入して、若手の力士がソフトクリームを作っていたので、マイクを向けてインタビューを行っているシーン。

実写のSF映画のワンシーン。国を治める巨大なAIコンピュータが、アニメの登場人物のような姿をしたメイドロボットを操作してサラリーマンや学生の対応に当たっている、都市の屋外の場面。日本語の字幕付き。

1970年代のコンピュータルーム。オペレーターがキーボードで操作する画面では現代のVTuberが歌枠をやっている。その周りにはグッズが置かれ、部屋の人たちが熱狂している。

教室の黒板に4色のマグネットを多数並べて貼り付けて作った、アニメの女の子のビジュアルを撮影した写真。作った本人が横でピースをしている。

WIndows上でWebブラウザを起動して、ChatGPTと会話している場面のスクリーンキャプチャ。デスクトップには色々なガジェットやアイコンが見える。

クリエイター向けのChatGPTの架空の書籍の、書影を含む広告のポスター。タイトルや内容を考案して、様々なスタイルの生成画像を素材として配置する。

アニメ風の淡い水彩画。天使の女の子が花と緑の天界で動物と戯れている。
▼ 3-3. T2I の例2
いくつかの例をコメント付きで紹介します。
下記の画像は一見綺麗に見えますが、全体的に細かく崩れています。一部のアニメ調のスタイルでこのような傾向があり、これよりも悪い例も確認しています。また、別のアニメ調のスタイルでは指の形状が完全に崩れる例も見受けられました。

架空の剣と魔法のファンタジーアニメの壮絶なワンシーン。全体を明るめに保つ。
画像の生成はガードレールが比較的厳しいので、センシティブな内容を含む可能性がある要素を直接入力すると生成できない場合があります。また、チャット内で特定の内容が入力されていると、以降の画像生成がナーバスになる場合もあります(それまでの内容も文脈として見てしまうため)。

アイドルのビーチでの撮影シーン。ヤシの木にもたれて絶妙な表情とポーズをとっている。後方には転倒した人と、紐を引きずって走っている犬がいる。空には飛行機雲で描かれたアートが見える。
入力された内容はそのまま使用されるのではなく、ChatGPT の内部で画像生成用のプロンプトに作り直されます。そのため、タグ形式等の古い記述を再利用するアプローチもある程度は有効と思われます。

下記のプロンプトがSDXLのアニメ系モデル向けであることを理解した上で、SDXLの文字を含まない詳細を考案すること。
masterpiece, best quality, newest,
view from above, face close up,
1girl, solo, gurley white blouse, light brown pleat skirt, light purple hair, short low twin tails, loose braided twin tails, red eyes, round eyes, black short boots, polished gold heart necklace,
smile, blush cheek, open mouth, :d, looking at viewer, standing on huge rock, tilt head, knees together, pigeon-toed stance, w arms, raise hands, loose squeeze fingers,
nature sheer cliff, distant blue sea, blue sky, sunset,
下記は本記事の表紙に使うつもりで生成した画像です。自分らしくないと思ったので採用しませんでした。
表紙やポスター、パンフレット、画面などのデザインを含む要素を指定すると、本例のようにそれっぽいものが簡単に出てきます。かなり応用の効く範囲ですが、使い古された雰囲気も感じられます。気にしない人が多い反面、気にする人は忌避感を抱くレベルなので、安易に多用しない方が良いと個人的には思います。

「ChatGPT等でGPT Image 2を利用する手順」というタイトルの架空のブログの表紙画像。内容を考案して、様々なスタイルの生成画像を素材として配置する。
▼ 3-4. I2I の例
入力した画像の内容を利用して、新たな画像を生成します。下記はまったく異なる内容の操作に感じられますが、内部的には同じ処理を行っています。
入力画像のレイアウトを変えずに、一部や全体を編集する。
入力画像を参照して、新規の画像を生成する。
本項では公平を来すため、GPT Image 2 の生成画像は入力しません。また、掲載した写真は筆者が撮影したものです。
◆ (1) 入力画像のスタイル変更、画質調整
下記に掲載した、GPT Image 1 で生成された画像を使用しました。入出力の画像を並べて掲載しておきます。
入力画像:
後編:音声入出力対応の「にじチャット」で作成を行う
https://note.com/mayu_hiraizumi/n/n26e9cc3b7630
まずは簡単なリメイクを行ってみました。内容まで変更したくない場合は、色調の修正だけを指示すると良いでしょう。

今度は実写風にしてみました。思ったよりも綺麗に仕上がってしまったので1文を追加して再試行しました。このような工夫も時には必要です。

◆ (2) 入力画像のキャラクターでマンガを作成
下記に掲載した画像を使用しました。もちろん、作るものはマンガ以外でも構いません。キャラクターのグッズ画像を作るなど、大抵の思いつくようなものは何でもできると思います。
入力画像:
Reve Image 1.0(プレビュー版)を試す
https://note.com/mayu_hiraizumi/n/n871942247ed2

ChatGPT に複数個のものを生成させると、リスト化して表記する傾向があります。今回の場合は話数が振られました。画風、雰囲気、話の内容、方向性、登場キャラの性格等を指示に追加することで自由にアレンジできます。

添付の人物と犬が登場する縦読みの4話分の4コママンガが横に並んでいる、単行本の見開きページ。
◆ (3) 入力画像への追加等
使用した画像を掲載しますので、自由にお試しください。犀川堤(墨俣一夜城のすぐそば)にて撮影しました。早い時間だったので人が少なく、露店も開いていませんでした。
人物を登場させてみました。「見た目を調整」「カメラマンが撮影」等の品質が向上しそうな曖昧な指示を行うと、下記の画像と同じような処理が行われる傾向がありました。出力を調整する場合は、具体的に指示した方が意図したとおりになりやすいです。例えば、トリミングされないようにするには、アングルを維持するように指示します。

同じ画像で別の2例を掲載します。今回は実写風の枠内で試してみましたが、実写の背景にアニメの人物を入れたり、その逆にしたりすることもできます。

(右)画像を加工します。露店を営業させて行列を作り、道路にも様々な楽しみ方をする人を多数配置します。
◆ (4) 入力画像を参照として用いる
入力画像を参照して新たな画像を生成します。実は (2) の例も、画像参照の典型的な例でした。ここでは少し違うことを試してみます。
まずは、(1) で使用した2枚の画像を同時に入力して、架空のプロフィール画像を作成してみます。人間が画像を見て想像をふくらませるのと同じように、人物や物語の情報が作られました。

アニメ作品に出てくる親子の人物を使用します。二人の全身とプロフィール、二人の関係や物語の設定を記入して、作品の人物紹介のポスターを作成します。
これらの情報を、人物や物語のコンテキスト(文脈)を再利用するために、同じチャットで続けて別の画像を生成します。これにより、同じ物語の別のシーンを作ることができました。

二人が登場する劇場版アニメのワンシーンです。自然の中の保養地でピクニックをして昼食を取っています。フラットなセルアニメ調で、自然な色調にします。二人の服装やアクセサリーをすべて変更して、凝ったものを身に付けます。小物を過剰に増やさず、しかし少なすぎないように注意します。
指示文が少し長くなっているのは、試行錯誤により指示の追加や調整を行ったためです。少しずつ指示文を編集しながら再試行することで、希望に近い出力を目指すことができます。
今回の例では、3-3. で指摘した崩れが若干発生しているのが惜しい点です。こちらは画風スタイルを調整すると改善する可能性があります。
▼ 3-5. T2I の応用(検索を利用)
検索結果をもとにコンテキスト(文脈)を作っておくことで、日替わり、今日のニュースの内容、はやりのコーデ、人気のランチ等、指示文を(あまり変えずに)何度も使い回して様々なバリエーションを作ることができます。注意点としては、検索と画像の生成を1回で行うことができないため、1回目で検索を行ってプロンプトを作らせてから、2回目で画像を生成しています。
ここでは例として、検索で得られた「今日(本日の日付)の花」をモチーフにしたアニメ調のイラストを生成します。
なお、「今日の花」はソースも種類も複数のため、検索に頼る方法では同じ花が何度も登場する場合があります。筆者は既に Gemini で似たようなことを毎日行っていますが、現在は事前にリストを作成して与えています。

日付入りで、「今日の花」と天使の人物が登場する画像を生成することができました。画像と、1回目のプロンプトを掲載しておきます。2回目は「画像を生成」と入力するだけで済むようになっています。

本例は T2I として紹介しましたが、2回目の時に画像を添付することで I2I も可能です。
この指示文をお好みで書き換えるだけで、任意の検索結果をもとに様々な内容の画像を作成できます。ただし、第三者が提供する情報を一方的に利用することになるので、節度を守って扱ってください。
■ 4. 最後に
▼ 4-1. 筆者より
元々は手順を控えめに説明するだけのつもりだったのに、気がつけばかなりのボリュームになってしまいました。執筆のためにいろいろ試してみたところ、簡単には説明しきれないほどのポテンシャルを持っていることが認識できました。
最近の進化した生成 AI を使いこなすコツは、テキストも画像も等しく「情報」として扱うことです。「文字で伝えきれない部分は画像で伝え、画像で伝えきれない部分は文字で伝える」というアプローチを意識してみてください。
動画生成 AI の Sora 2 は残念ながら役目を終えてしまいましたが、入れ替わるように画像生成 AI の GPT Image 2 が登場しました。「思いつくものは何でも出せる」世界がまだ続いています。創造力を発揮して楽しく触れてみてください。
▼ 4-2. 表紙画像
表紙画像とプロンプトを掲載して、本記事を終わりにしたいと思います。品質が少し残念なことになっていますが、GPT Image 1 系と比べるとかなりの改善が見られます。もちろん 3-2. の例にあるとおり、非常に綺麗な画像も出力できます。下記の画像のような崩れやクオリティの低下は、特定の画風スタイルのみに限定した問題です。

note の表紙は 2:1 よりもわずかに横幅が狭いため、左右が切れてしまいます。実用の際には、そのことを考慮に入れた上でプロンプトの調整をおすすめします。

「ChatGPT等でGPT Image 2を利用する手順」というタイトルの架空のブログの表紙画像。添付のVTuberの配信画面を含むイメージを参照して、人物をそのままの見た目にせずほんわかした楽しそうなシチュエーションでタイトル文字を大きめにする。
■ 5. その他
私が書いた他の記事は、メニューよりたどってください。
記事に関することで何かありましたら、Xの@riddi0908までお願いします。
