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『パストライブス/再会』/袖振り合うも多生の縁 # 日記 3月4日 晴れときどき曇り

パストライブス/再会を観た。
『12歳の私をあなたの元に置いてきた』
というこの言葉にハッとした。なぜかわからないけど、ハッとした。ラスト、主人公のノラが泣く前に、私は切なくて泣いた。

この映画では、韓国語のイニョンという言葉が出てくる。イニョンという言葉は、人と人との運命的なつながりを意味するらしい。前世からの深い結びつき(輪廻転生)、神秘的な意味合いで使われることが多いそうだ。日本語では、袖振り合うも多生の縁といったところか。

私は、この映画のストーリーの文脈から、すれ違うくらいの縁の方が、前世において深い縁だったのではないだろうか、と感じた。「今世では幸せになってるかな」、と本人も知らないような前世の記憶から相手を思う。

家族や夫婦の方が、縁が深いと思われがちだけど、意外とそうではないのかもしれない。前世では互いを傷つけあったが、今世で生まれ変わってその人の幸せを願う。

「ロマンチックだ。」

今世では、結ばれるために出会ったのではなくて、すれ違うために出会った。そこに切なさを感じたのかもしれない。この映画の再会が意味しているのは、もっと長い時間軸を超えた再会のような気がした。これはあくまで、私の中で作られたストーリーイメージ。

そう言えば、多生の縁の「たしょう」は、多く生きるだったのね。

今日から、日記のテイストを変えてみた。
去年までの私は、私に寄り添って私の内側の感覚を書いてきた。
それは、もう違うのかもしれないと思ったから、変えてみることにした。

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※ 引用文(『』内)は、『パストライブス/再会』より。

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