夏蛍。
(文は自筆、挿し絵はPixAIによる生成です)
今でも鮮明にうかぶ光景がある。
子供のころ、母につれられて行った故郷の山。
母が子供のころには、泳ぐことさえできた川。
僕が子供のころには、沢蟹がとれたせせらぎ。
それらはもう、ない。
夜空を埋め尽くすほどの小さな光。
虫網をひと振りするだけで捕れそうな、無数のホタル。
あの光景は夢だったのだろうか…?
記憶の中から、いまでも鮮明によみがえる景色。
目で見ることはもうないけれど、心で観ることはまだできる。
忘れてしまわないうちに残したい、夏のひととき。
母が泳いだ想い出の川。
僕がみた想い出の夏蛍。

子供のころに見た景色です。
ほかにも、いまはもう見ることができなくなった光景があります。
その景色に期待して、久しぶりに行ってみたらすでに失われいて。
かなしく、せつなく、でもなくなった景色の中には理由があったりして。
目を閉じるとまぶたに浮かぶ鮮明な景色、ありますか?
私もまた、こんな風にかたちにして残そうかなって思います。
最後に挿し絵の自然言語プロンプトを公開。
田舎の風景で、夜の空いっぱいに光り輝いている無数の蛍。その光景をはじめてみた少年が、「わぁっ」と驚き、喜びながら美しい景色に見入ってる。
夜空を多めに。少年の背中からの景色。少年は両手いっぱいに広げている。満天の星空。
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