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「夏越の祓(なごしのはらえ)」と「夏越ごはん」で、半年の穢れを清めて心身をリセット

毎年6月末から行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」は、
一年の折り返し地点にあたるこの日に、
半年間に溜まった心身の穢れを清め、
無病息災を祈る日本の伝統的な神事です。

この行事は「大祓」の一部であり、
6月の「夏越の祓」と12月の「年越の祓」に分かれています。

特に、夏越の祓は夏の厳しい時期を健康に乗り越えるための節目として
、多くの神社で行われています。

茅の輪

🌿 茅の輪くぐり:心身を清める儀式

茅の輪は茅(ちがや)というイネ科の植物で作られた直径数メートルの大きな輪で、これを8の字を描くように左回り→右回り→左回りの順で3回くぐります。

くぐり方はとてもシンプル。
まず輪の前で一礼をし、左回り、右回り、もう一度左回りと、8の字を描くように3回くぐります。

くぐる間は、心の中で「祓い給ひ 清め給へ 守り給へ 幸い給へ(はらえたまい きよめたまえ まもりたまえ さきわえたまえ)」という唱え詞を唱えると、より清めの力が高まると言われています。

この作法には、「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶというなり」という唱え詞が添えられることが多く、疫病や災厄から身を守る力があるとされています。

この儀式の起源は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の神話に基づいており、蘇民将来(そみんしょうらい)への教えが茅の輪の起源だとされています。

※神社によって作法が違う場合があります。お参りされる際はその神社でご確認ください。


人形祓い

🪷 人形流し:心の穢れを紙人形に移して流す浄化の方法

茅の輪くぐりと並び、夏越の祓のもうひとつの象徴的な行事が
「人形(ひとがた)流し」です。

紙で作られた人形に名前を書き、自分の身体を撫でることで穢れを移し、
その人形を川に流したり、火で燃やしたりします。
これにより、半年間の疲れや災厄を祓い、清浄な状態で新たな日々を迎える準備をします。


水無月(みなづき)

🍵 夏越の祓と「水無月」の関係:邪気払いの伝統菓子

この時期には、京都で親しまれる伝統的な和菓子「水無月」を食べる習慣があります。
三角形にカットされた外郎(ういろう)の上に邪気を祓う力を持つ小豆が乗っており、これを食べることで健康を保つ願いが込められています。


夏越ごはん

🍅 新しい風習「夏越ごはん」で体調を整える

最近では、2015年頃から「夏越ごはん」という新しい食文化が注目されています。

夏野菜や冷たい麺類、さっぱりした味付けの料理を中心に、
暑さで消耗した体力を回復させることを目的としています。

夏越の祓の神事とともに、
伝統と現代をつなぐ新しい食の楽しみ方として広まっています。

✦主な材料とその意味

🔹雑穀米:蘇民将来の神話に基づき、「粟」などの穀物が健康の象徴として使われます。
🔹緑の食材(ゴーヤ、オクラ、枝豆など):茅の輪をイメージし、生命力を象徴。
🔹赤い食材(赤パプリカ、人参、海老など):邪気払いの象徴。
🔹薬味(大根おろし、生姜など):体をさっぱりと整え、食欲を増進します。

🥢おすすめの夏越ごはんレシピ✦

1️⃣雑穀ごはんを炊き、ベースを用意する。
2️⃣緑と赤の食材を使ってかき揚げを作り、丸い形に整える。
3️⃣おろしだれ(大根おろし、醤油、生姜汁を合わせたもの)を添えて完成!

また、オクラとマグロのたたき丼や夏野菜カレー、なすを使ったユッケ風ごはんなど、自由なアレンジも楽しめます。
これらのメニューはいずれも栄養バランスがよく、夏の体調管理にもぴったりです。


🌟 夏越の祓がもたらすスピリチュアルな意味


『夏越の祓』は単なる伝統行事ではなく、半年間のエネルギーを浄化し、
新たなスタートを切るための象徴的な儀式でもあります。

心や身体に知らず知らず溜まったストレスや穢れを祓い流し、再び静けさと光を感じることは、魂をリセットし、未来への希望を見いだす機会となります。


🔷 自宅でもできる夏越の祓の浄化ワーク

忙しくて神社に行けない方も、自宅で手軽に浄化を行えます。

1️⃣深呼吸しながら、体の重さや疲れを外へ吐き出すイメージを持つ。
2️⃣「祓い給ひ 清め給へ 守り給へ 幸い給へ」と唱えつつ、優しく自分の体に触れる。
3️⃣ 浄化の音楽や自然の音に耳を傾け、内面を静かに整える。


夏越の祓は、自分自身と向き合い、これまでの歩みを労いながら、
新しい半年間を健やかに過ごすための大切な時間です。

茅の輪くぐりや新しい風習「夏越しごはん」、和菓子の「水無月」を楽しみながら、心身を整えてこの夏の光の季節を迎えてください。

Maya Toyoka


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