宅建|4月スタート合格。模試をほとんどやらなかった私が考えていたこと
宅建の勉強をしていると、
「模試は必ず受けた方がいい」
「本番前に実力を測るべき」
そんな情報をよく目にします。私も最初は、そう思っていました。でも、結果的に私は、
予想模試をほとんどやりませんでした。
今回は、その理由と当時考えていたことを書きたいと思います。
① そもそも、模試をやる余裕がなかった
私が宅建の勉強を始めたのは4月です。業界未経験者が始めるには、ギリギリのスタートだったと思います。
その時点で、
・前年から勉強している人
・2回目、3回目の受験の人
がいるのは分かっていました。
だから、通信講座の予想模試で出てくる他の受験生の順位や平均点を見るたびに、正直、
「全然違う世界の人たちだ」
と感じていました。
② 模試を解く段階に、そもそも到達していなかった
予想模試は「総合力」を試すものです。
でも当時の私は、
まだ一通りの学習すら追いついていない状態
でした。その状態で模試を解くと、
・分からない問題が多すぎる
・時間だけかかる
・できない感覚だけが残る
という状況になります。
だから、私は
模試をフルで解くことはしませんでした。
③ やったのは「宅建業法だけ」
とはいえ、完全に無視したわけではありません。宅建業法の部分だけを抜き出して解いていました。しかも、6回分あるうちの3回分くらいだけ。
それでも結果は、
20問中、12〜13点程度
最後まで大きく伸びたわけではありませんでした。
④ 9月、「模試をやらない」と決めた
9月に入った頃、一つの決断をしました。
「予想模試は、あえてやらない」
理由はシンプルです。
自信を削られるから。
予想模試は、実際の過去問より難しく作られていることが多いです。だから、点数も伸びにくい。その結果、
・できていない自分
・周りとの差
・焦り
ばかりが強くなっていくような気がしました。
⑤ 「自信を下げるものはやらない」と決めた
9月以降、私はこう決めました。
「自分の自信を下げるものはやらない」
もちろん、
・テキスト
・過去問
といった、やるべき学習は続けました。
でも、
やる意味が分からないもの、
メンタルに影響が出るものは切る
という判断をしました。
⑥ 比較する相手を変えた
4月スタートの時点で、他の受験生より遅れているのは当たり前です。だから、すでに仕上がっている人と比較しても、苦しくなるだけでした。そこで、私は比較する対象を変えました。
「昨日の自分」と比べる
・前より解けるようになっているか
・少しでも理解が進んでいるか
そこだけを見るようにしました。
まとめ|やらないことで守れるものがある
宅建の勉強では、「これをやった方がいい」という情報がたくさんあります。それらは確かに、「知識や得点」を伸ばすためのものです。でも、実際に勉強していて感じたのは、それと同じくらい大事なのは、
「自分の状態を崩さないこと」
です。私にとって守るべきものは、
自信と集中力。
自信というのは、「できる気がする」という根拠のないものではなく、これまで積み重ねてきた学習によって、少しずつ作られてきた感覚。
試験当日、最後に自分を支えるのは、この「主観的な自信」だと思っています。模試の結果が良くても、本番で力が出せなければ意味がないし、逆に、模試が悪くても、
「自分はやってきた」と思える状態
の方が、よほど大事でした。
そしてもう一つが、集中力です。試験が近づくにつれて、気持ちはどうしても揺れやすくなります。そんな中で、
・周りとの比較
・点数への不安
・できていない感覚
が強くなると、本来やるべき学習に集中できなくなっていきます。
だから、私は
「自信を下げるものはやらない」
という選択をしました。宅建の勉強は、情報戦でもあります。でも、全てを取りに行こうとすると、逆にバランスを崩してしまうこともあると思います。だからこそ、
何をやるかだけでなく、
何をやらないかを決めることも大切
だと感じました。
もし今、
「模試の点数に振り回されている」
「周りと比べて落ち込んでいる」
「何を優先すればいいか分からない」
そんな状態であれば、一度、
「やらない」という選択をすることで、守れるものもある
ということを、少し思い出してもらえたら嬉しいです。
