国保料が大幅値上げ――6月から通知・納付が始まります
令和8年度の目黒区の国民健康保険料が、大幅に値上げされます。
目黒区では、国民健康保険料の納入通知書・決定通知書が6月に発送され、6月期から翌年3月期までの年10回で納付することになります。
通知が届いたときに、「高すぎる」「とても支払えない」と感じる方も少なくないと思います。
物価高騰が続き、食費や光熱費などの負担が重くなる中で、さらに国民健康保険料まで引き上げられれば、区民生活への影響は深刻です。
今回の値上げは、子ども・子育て支援金の創設や、特別区の激変緩和措置の終了などにより、区民の負担がいっそう重くなるものです。
年収400万円の4人世帯で約1万8千円増
区の試算では、年収400万円の4人世帯の場合、国民健康保険料は昨年より約1万8千円増となり、年間53万6,000円に引き上げられます。
年収400万円の世帯にとって、年間50万円を超える保険料は極めて重い負担です。
国民健康保険には、自営業者、フリーランス、非正規労働者、年金生活者など、所得が高くない方も多く加入しています。保険料の値上げは、受診控えや生活の圧迫につながりかねません。
区も「負担が重い」と認めながら、独自策は示さず
3月の予算審議で、我が党の質問に対して目黒区も、国民健康保険料の負担が重いこと自体は認めています。
しかし、一般財源を投入して保険料を引き下げることには慎重な姿勢を示し、区独自の抑制策は打ち出しませんでした。
その結果、保険料の値上がりを事実上容認する姿勢となっています。
値上げに反対しました
今回の保険料値上げに関する条例に、私は反対しました。
しかし、日本共産党とれいわ以外の会派は賛成し、条例は可決されました。
医療は、所得にかかわらず、誰もが必要なときに受けられるべきものです。
保険料が高すぎて、生活が苦しくなる。
病院に行くのをためらう。
滞納や差押えの不安を抱える。
こうした状況を放置してはなりません。
通知が届いて困ったときは相談を
国民健康保険料の通知が届いて、「支払いが難しい」「一括では払えない」「生活が成り立たない」と感じた場合は、一人で抱え込まないでください。
区に納付相談をすることも必要ですし、生活状況によっては、減免や分割納付など、相談できる場合があります。
私も生活相談を受け付けています。
国保料に限らず、物価高、家賃、介護、子育て、生活の不安など、お困りごとがあればご相談ください。
暮らしを守る負担軽減を
物価高騰が続く今こそ、区民の暮らしを支える区政が必要です。
目黒区には、一般財源の投入による保険料の引き下げや、低所得世帯・子育て世帯への負担軽減策を検討する責任があります。
私は引き続き、国民健康保険料の引き下げと負担軽減策の実施を求め、区民の暮らしを守るために取り組んでいきます。
住み続けられる目黒へ。
くらしを守る区政を進めます。
※初出:松嶋区政リポートNo.117(2026年4月12日号)をもとに、6月の通知・納付開始にあわせて加筆しました。
