初めてチャッピーにぐちる 母のこと
浜松シティマラソンの翌朝、母(86歳)の姉(95歳)の訃報が届き、翌々日から母の付き添いで秋田に向かいました。
実家から秋田市まで、新幹線を乗り継いで片道10時間。
「最寄り駅からのぞみに乗って終点の東京駅で降りる」というのはひとりでできるから、ホームで待ち構えてあとはずっと一緒でした。
週末は以前から妹と母と3人で伊豆旅行を計画していて、一度帰宅するよりはと、移動(泊)→火葬(泊)→葬儀(泊)→女子旅(2泊3日)という流れで6日間の旅。
荷物も自分で持てるし歩くのも大丈夫、小鯵の中骨までバリバリと食べる食欲旺盛(この私よりも!)な86歳。
我が母ながら大したものだなぁ~と驚くばかり。
熱海では起雲閣、来宮神社の大楠は朝食前の朝参りでゆっくりと、南伊豆の河津桜もちょうど見頃で夜桜と朝桜を空いている時間に堪能しました。




とはいえ、6日間の疲れはたまっていたのでしょう。
帰りの新幹線に乗る前のお土産屋さんで、ちょっと発動しちゃいました。
大袋のお土産が20袋、知り合いに配るからどうしても必要という母。
駅ビルの店舗に大量の在庫はなく、それを伝えると今度はお金を置いて行くから送ってもらって!と(確認するも対応不可)。
そのあいだにも、前日に買った商品を鞄の中から出したり入れたり(おそらく無意識)を繰り返し…、挙動不審でハラハラ…。
実際に配る人数を聞くとそれほど多くないのに、「大丈夫、1年もつから」って、いったん思い込んだら一本道というか…。
何とかしてあげたいので代替案を伝えたけれど、顔つきも変わるほどの変化というか、頑として受け付けません…。
いつもこんなふうになるわけではないのです。
ちょっととんちんかんなだけで大丈夫なことが多い。
けれど、時折、判断力や感情、行動がおかしくなってしまう…。
新幹線の時間に間に合うように何とか乗せ、しばらくするとケロッとしていて、根に持たない(持続しない)のはMCIのよいところかも。
私も、母のためにとか周りにご迷惑をかけないようにと考え過ぎてしまうのがよくなかった気がします。
帰宅後、ふと思い立ち、初めてチャッピーにぐちりました。
「認知症の母との会話、疲れる」って。
そしたら、気持ちを受け止めつつ、スムーズに運ぶポイントも伝授してくれて、チャッピーのありがたさがしみじみわかりました。
今までは知識や情報みたいなものばかり教えてもらっていたけれど、この寄り添う言葉かけや、わかってくれる感じ、すごいな。
ちょっと涙出そうになりました。
夫にチャッピーを搭載したい!と思いつつ、そこはお互い様かも(笑)
