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【今日は、ただの健診レポートです】「私が病むのとどっちがいい?」子育て世代にアラ還のワタシが健診を激推しする理由

自分メンテのために、健康診断に行ってきた。

一昨年までは夫の会社の健保で、元保養所のリッチな健診センターに行っていた。床はふかふか、上の階の診察室からは安芸の宮島が目の前にドーンと広がる最高のロケーションだった。

しかし今年から国保になり、市の集団健診へ。会場は福祉センターの一角である。うーん、あそこかあ…まあ綺麗ではあるが。

そして昨年は切り替えの都合で受けそびれたため、早めに受けたくて6月に申し込むことにした(ちなみに次は9月)。

ただ、スケジュールはかなりの強行軍。
前日の土曜日は、所属しているアマチュアオケの丸一日練習。当然、翌日は朝からヘロヘロと考えられる。

本当は月曜か火曜がよかったのだが、私が健診予約サイトを見たときにはすでに満員になっていた。うーんどうしよう。バリウムを飲むことを考えると、翌日の移動やトイレ事情にハラハラしたくないので、できれば日曜のうちに済ませたい。

「それならもうヘロヘロついでだ、面倒なことを一気に終わらせてしまえ!」と、勢いに任せて日曜日の検診に突撃することにした。

🩺 🩺 🩺

日曜朝、いつもの福祉センターへ向かう。予想通りヘロヘロなのもあり、ちょっと足取りが重い。

「そういえば婦人科系の健診はどうやってするんだろう?」と思いながら着いてみると、会場の外にバスが4台も並んでいた。そうか、X線系は移動式バスがあるんだった。よく見かけるくせに、頭に入ってなかったw

受付を済ませ、持参した問診票を元に保健師さん(多分)と話をして、血圧を測る。
「あああ、高い…」と思わずつぶやいてしまった。
「今動いてきてすぐですし、緊張もしますからねえ」と検査の人。
「こういうところで計ると高いんです」
「そういう人多いです(笑)」「やっぱり?」

結局3回測っても高いままだった。
その結果、予定になかった心電図と眼底検査も「やりましょうね、無料ですから」と追加されることに。ガーン。

健診のトップバッターは婦人科(子宮頸ガン)。
ここで初めて、婦人科の診察台搭載のバスがあることを知る!!
(診察台なしでどうやって?? との疑問が氷解した瞬間だった)
次にマンモグラフィー。相変わらず痛い。
それから胸部のX線。この3つはいずれも一瞬で終わる。ほんの一瞬だけど、これが大事なんだよな、と考えながらバスの間を移動する。

そして、私の一番苦手な胃のX線検査。そう、バリウム飲むやつ。これだけは一瞬で終わらんからなあ……終わったあともあるしなあ……。

検査の前に説明を受ける。
「前日の夜からほぼ絶食、朝も水二口しか飲んでなくて、めちゃめちゃ喉が渇いた状態に流し込むのがこの発泡剤の粉とバリウムか……」としょうもないことを思いながら、爽やかな検査技師のお兄さんに粉とバリウムの入った紙コップを受け取り、粉を口に放り込む。

バリウムをゴクゴクと飲み込み、「ゲップはこらえてくださいね、唾飲み込んで~」とお兄さんに言われながら検査開始。天井には「左」「右」と書かれた紙が貼ってあった。ああこれは左、右って迷う人がいるからかなあ、親切~!

と思ってたら「左を下に」「いえ、逆です」と指摘される。私のことだったか。さらにそのうち一回ゲップ出ちゃったよ、うわーん。

検査台は上下するし、自分もグルグル回るこの検査(「仰向けの状態から2周右向きに回って下さい」とか言われる)、ご年配の方はどうするんだろうなーと、これも毎回不思議に思う。肩を押さえているとはいえ、頭を下にした状態はそこそこ握力つかうんだが?

終了後、下剤と水を受け取る。「すぐ飲んでくださいね」とのことなので、早速いただいた水とともに2錠を飲み込む。

が、なんか違和感?? ……ほっぺたの肉と歯茎の隙間に錠剤が一粒残ってるじゃないですか。慌てて水を追加して飲み込む。危ない危ない。下剤、一粒が小さいのよ~!

よし、もうこれでゲップも出放題だし(?)、何食べてもOK!!
いつでもゲップできる幸せと、何でも食べられる幸せを噛みしめる。
※まだ終わってないぞ

建物の中に戻り、残っていた検査を受ける。

問診。
肺炎歴があるので、ドクターが「これはしんどかったねえ」とねぎらってくれた(ちなみに10年前)。そこまでは普通の会話だったのだが。

「肺はねえ、クスノキが良いらしいよ」とドクターが喋りだす。
「???」「肺を悪くした人は、神社とかの大きいクスノキの木の下で深呼吸すると良いんだって。あと、太宰府天満宮の気はすごかった!!」「あっ、去年私行きました!」「九州国立博物館もいいよねえ」「良かったです!!はにわ展に行きました!」

問診での会話ではないなあ。

でもお勧めされた神社には行ってみようかな、と思いつつ採血して、心電図を取る。

ラスト、追加になった眼底検査。
「目をしっかり開けてくださーい!」と何回も言われるが、目を開けようとするとなぜか連動して口も開く。なんでじゃ? そして「もうちょっと開けてください!!」と盛んに言われる。一重まぶたの限界に挑戦してみたが、とうとう「あの、手で押さえてもいいですか?」「お願いします!」とのことで、まぶたをぐっと引き上げてようやく撮影完了。

精算を済ませ、スーパーで少し買い物をして帰宅したが、まだ終わらない。今度は下剤との戦いが待っている。これも結構憂鬱。

そして私の場合、下剤からの最初のアタックは早くやってくる。
果たして帰ってきて1時間後、お腹が痛くなってきたのでトイレへ。

よし、順調。
心置き無くワールドカップ(日本VSチュニジア)を見ることが出来た。

🩺 🩺 🩺

──と、いろいろハラハラしたけれど、終わってみれば「行ってよかった」という安心感しかない。やっぱり自分のメンテナンスは大事だ。

だからこそ、毎日忙しい子育て中のみなさんに声を大にして伝えたい。
「健診、大事だから本当に行ってね!」と。

子育て中はどうしても自分のことが後回しになりがち。予約するのも行くのも面倒だけど、自分が元気でご機嫌でいること以上に大切な家族の基盤はない。

だって、他のことは誰かにお任せできても、身体のことは何かあっても誰も代わってくれないじゃない?

私みたいに「ヘロヘロついでに終わらせちゃえ!」という勢いでもいい。
行ってしまえばこっちのものだ。
(まだ結果が帰ってきて「うへー」となる段階が残ってるけどねw)

「最近、自分のこと後回しにしてるな」と胸がチクリとしたあなた。

ぜひ今すぐ、スマホの予約サイトを開いてみてほしい。そしてもし「え、そんな時間取れないよ」って家族に言われたら、「私が病むのとどっちがいい??」って聞いてみてほしい。
思い切って(?)自分を大事にする時間を作ってほしい。

と、アラ還になった私は思うのだ。

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