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元気がなければ、なんにもできないのか。

元気があれば、なんでもできる。
全くもって異論なし。

じゃあ、元気がなければ、なんにもできないのか。
そんなことはない。

うつ病である私は、病名がつく前に比べて元気度が下がった。体感で3割減。

逆に、元気がないからこそ、見えた景色もある。

私の場合、自炊の概念がずいぶんと変わった。

元気だった頃は、胃に食物が入ればいいと思っていた。調理時間や下ごしらえの手間は、短ければ短いほど正義だった。

当然、食事の時間も楽しさなんてない。

元気がない今、どうなったかというと、「自炊たのしいな…。」という境地にいる。(あ、私からすると境地という意味である。なんなら悟ってるな?とさえ思っている。)

なんでそうなったか思い返してみる。

たぶん、食事本来の役割である、「生きるために必要なエネルギーを補給すること」を、身を持って実感したからだと思う。

元気がないからこそ、食事によるエネルギー補給をダイレクトに感じている。

次に、自然と自炊頻度があがった。週3〜4自炊から、週6〜7自炊に変わった。

ついでに、レシピを読む姿勢も変わった。

なぜ、くし切りではなく、乱切りなのか。
なぜ、醤油だけ、量が少ないのか。

最近は、「なぜ、◯◯産の野菜は高いのか」「なぜ、こんなにもフライパンに種類があるのか」みたいに、レシピどころか食材や料理に対しても疑問とわくわくが止まらない。

元気があれば、なんでもできる。
元気がなければ、見えないものが見える。


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