『東スポリサーチサークル』が凄すぎるw!「斜め系」とはいえ彼らのおかげで「オカルト番組」の歴史は終わらない【フェイクドキュメンタリーを止めるな!】
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皆さん、こんにちは、ヤシロです。
マガジン「フェイクドキュメンタリーを止めるな!」シリーズのレビュー記事、また、やります↓
しかしまあ、
これはいったいぜんたい、
私はまたとんでもないコンテンツを発見してしまった。
かの山口敏太郎氏と東スポが組んだ、怪奇現象検証系のドキュメンタリー番組、、、というとナマナマしいかもしれませんが、
これほどに「怪奇現象」の正体をマジメに捉える気のないオカルト番組も珍しい。。。というか、これが21世紀の今、作られるオカルト番組としては、正しい気がしてきた。
私はこのたび「UFO」編を初視聴しましたが、
東スポの取材班が青木ヶ原に入っていき、地元のガイドさんの案内で「UFO基地がある」という都市伝説の検証を行う、、、という体裁の下、
地元のガイドさんが「UFOを見たと騒ぐのは観光客ばかりで地元の人は誰も見たことがない」「風穴の中に謎の扉がある?ああ、あれはね、昔、ここで養蚕業をやっていたときの名残り、カイコを入れるための扉ですよ」と、東スポリサーチ班が事前に仕入れたネタをすべてあっけなく粉砕していくw
しかし、それでは番組にならないと、
リサーチチームの隊長が、なんとかして、「あのガイドさん自身がきっと嘘をついてる!」「いや、、、カイコを入れる扉を偽装した、小型宇宙人の出入口の可能性もある!」といちいち強弁を立て、同行するスタッフたちにドン引きさせて、むしろ番組を崩壊させていく、、、という作品。
あまりにも隊長の孤立感が可哀想なので、
最後の最後に、富士山の上に、
「あ?なんか黒い影がある!あれUFOじゃないですか?」
と、あわててカメラを回して、UFO…に「見えなくもない」程度のぽつんとした黒い影の撮影に成功した時には、見ている方も「いやあ、何かしら、オチがついてよかったねえ」と安堵してしまいましたよw
というわけで、
本気でオカルトを信じていない人、しかし、「嘘っぽい映像でも、なにかしら、画面に映ってくれたらいいなあ」くらいには期待しちゃってる人向けの、東スポ感覚溢れる、フェイク上等なオカルト系ドキュメンタリーです。
珍作というべき作品ですが、
褒めるべき点が、二つ、あります。
ひとつめは、結局は「UFO基地」なんてものはなかったのですが(当たり前だけどw)、地元のガイドさんが、「樹海でコンパスが狂うというのは、玄武岩が多いスポットでやると、本当。実験してみましょう!」と、コンパスの動作が確かに不安定になるところを見せてくれたり、青木ヶ原樹海についての雑学や科学ネタがめちゃくちゃ勉強になって、普通に面白く見られること。
そしてふたつめは、こちらのほうが重要ポイントですが、
いかにも21世紀らしく「斜に構えた」オカルト番組ではあるものの、構成や雰囲気は見事に、世代によっては懐かしい、20世紀末の「オカルト検証番組」のパロディになっているという点。この番組の「ノリ」自体が、いまは地上波で見かけなくなったオカルト番組なるものへのオマージュなので、こういう構成の番組が懐かしいという人には、めっちゃくちゃ懐かしい
いかにも、こんなに「斜に構えた」構成は、もはやオカルトをスナオに信じられなくなった現代の我々向ではあるものの、
逆に言えば、過去のオカルト番組の「パロディ」としてのこういう作品はまだまだ元気に制作されているわけなので、そういう意味では、オカルト番組の歴史にはまだまだ終わりは来なさそうなのだw
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