漫画「まるといち 第13話 一人分のコーヒー」
「まるといち 第13話 一人分のコーヒー」
まるがリビングを避けるようになって、数日。
いちは、いつもの癖でマグを二つ出す。
もともと、静かな部屋が好きだった。
余計な音がなくて、仕事に集中できて、それで十分だと思っていた。
まるが来るまでは。
帰宅したまるの足音が、リビングを通り過ぎていく。
いちは何も言わず、もうひとつのマグを棚に戻した。
静かな部屋に戻っただけなのに。
前の静けさとは、どこか違った。

つづく
漫画「まるといち 第14話 真夜中のLINE」
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