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なつかしい人がよく会う人になる よい一年でありますように #kurukeredo #よい一年でありますように短歌

2026年1/1(木)5328



Xにしては長くなったので、以下に転載します。リンクはこっちのほうが見やすいと思います。





あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。


1/10に大きな〆切がある関係で年末も年始も境目がない気分なのですが、せっかくXに課金しているので少し長い文を書きます。


2025年は、カウントの仕方によっては「歌人デビュー30周年」でした。ある短歌新人賞で落選したのが1995年。最初の短歌集発売は1997年⋯⋯そこから数えるなら来年が30周年です。2026年は歌人デビュー29年というハンパさですが、中途半端の宙ぶらりんに耐えることが人の知性だと信じています。ゼリーでもプリンでもなくババロアが好き。


2025年3月まで1年間、NHK短歌の選者をやっていました。大好きな方々を毎回ゲストに迎えられて幸福でした。短歌の選や、テキストの執筆は、慣れないことばかりで大変でしたが⋯⋯多くの方々のご協力を得て、自分にできる精一杯をやったつもりです。任期をまっとうしたら、あれもやろうこれもやろうと考えていたけれど、結局そのほとんどが実現できませんでした。


たとえばYouTubeチャンネル(

)を再起動するつもりで、かなり具体的に打ち合わせを重ねたりしていましたが膠着してしまい、気持ちも盛り下がってしまいました。撮影や編集のスタッフが見つからなかったことも、自分の力不足を痛感させられました。


代わりにというわけではないのですが、昔出した短歌入門書を少し更新するような一冊を、優秀な人の力をお借りして制作中です。本当に完成するのかな⋯⋯。風邪をひけないので忘年会も新年会も欠席します。


最近は短歌の選者を引き受けることにも慎重になっていますが、「#映画ドラえもん短歌コンテスト2026」(

)、開催中です。〆切は1/12⋯⋯ふるってご参加ください。


事務所タイタンに所属し、「短歌を本の中だけでなく、舞台(や映像)の中に置いてみたい」という動機で続けている芸人活動はあくまでも本気なのですが、そうは見做されないことが続いています。SMAの門を叩いて2013年から2年間続けたあと、8年間の休止を経て #タイタンの学校 に入学し、やっと取り戻したことなのです。再開していなければ「休止」ではなく「頓挫」と呼んでいたと思います。自分だけは自分の可能性を信じなくてはと今、気持ちを新たにしています。


頓挫の多い人生でした。漫画家の河井克夫さん(

)に、「自分のメーラーの中を《頓挫》という言葉で検索したら、枡野さんからのメールがずらずら出てきた」と言われたことがあります。


おかげさまで年末の事務所ライブ(

)、2位になりました。2025年でいちばん嬉しかったことです。新年1/3からさっそく外部のライブ(

)によんでいただいています。チケット取り置き予約は歌人さん枡野浩一(ii@masuno.de)までメールください。


2025年は片付けの一年でした。両親の遺した小平市の古い一軒家(通称 #小平坂 )をきょうだいの中で唯一ひとり者の私が相続することになり、#お片付けブラザーズ さん(

)によって、人が住める状態にまで片付けていただきました。荷物が多く、半ばゴミ屋敷状態だったのです。#おそうじガン太 さん(

)にクリーニングもお願いしました。そして西荻窪のエレベーターなし五階、家賃五万円のワンルーム(通称 #虹荻窪 )から退去。古くからの友人や、新しく友人になった方々の車で、五月雨式に荷物を少しずつ移動させる⋯⋯という手法で引っ越しも済ませました。植物や本が無駄に多く、欲しいかたにバナナの木を差し上げたりもしました。


そして13年半続いていた南阿佐ヶ谷の仕事場「#枡野書店」を閉じることにしました。海外在住の大家さんに並々ならぬ恩義を感じていたため、「次にこの物件を借りたいという、いい人と出会えたら、その人を大家さんに紹介してから退去しよう」と考えていました。すると、あっというまに「いい人」があらわれたのです。それが「Candlelight」(

)の方々です。枡野書店は書店とは名ばかりの、ほとんどオープンしない多目的スペースでしたが、今後はもっと南阿佐ヶ谷の人々に愛される場になっていくと思います。彼らは退去時に本の梱包も手伝ってくれました。枡野書店で利用していた本棚の一部は、彼らの「小さな本屋Candlelight」にそのまま引き継がれます。


枡野書店はもともと、私が経営者の一人であった吉祥寺の雑貨店「四月」の中で、概念としてスタートした架空の書店でした。今後は「#枡野書店にしおぎ店」(https://x.com/toiimasunomo/status/1998752300966490419)など概念としての書店に戻り、活動を続けていきますので、引き続きよろしくお願いします。#短歌西荻派(

)、今年も開催できます。


南阿佐ヶ谷の枡野書店を閉じるにあたっては、やはり旧友や新しい知り合いに助けていただきました。 作家で書店員のphaさん(

)、お隣のチャイ屋「木曜舎」さん(

)、逆隣のブックギャラリー「ポポタム」さん(

)、また遊びに行きますね⋯⋯事務所タイタンが阿佐ヶ谷にありますので。引っ越しに際して労働してくれた詩人の中本速くん(

)、車を出してくれた方々、「阿佐ヶ谷よるのひるね」の門田店長(

)、詩人の二坂さんご夫妻(

)、婚活中のやまさん(

)も、本当にありがとうございました。ほかにも協力を申し出てくださった方々が複数います。旧知のMさんには「ウォシュレットの引っ越し」までご協力いただきました。そのMさんと同じ誕生日の、高円寺「あわいものや」(

)の店主・菊池ペコさんは、枡野書店で使用していた小学校の机と椅子を1セット貰ってくれました。


本の梱包をしてくださった、阿部由美子さんと阿部大樹さん(

)親子、引っ越しの車を出してくださった、あとは死ぬだけさん(

)、南阿佐ヶ谷・枡野書店の最終日へ向けてご一緒していた、舞草さん(

)、脇川飛鳥さん(

)、天野慶さん(

)、内田かずひろさん(

)⋯⋯お名前が抜けていました。 写真だけ出ている元相方の本田しずまるくん(

)、ナオ・デストラーデさん(

)のお名前も。


身近な人ほど書き忘れている気がしますが、南阿佐ヶ谷・枡野書店の最終日には、加藤千恵さん(

)も、佐藤真由美さん(

)もご来店くださいました。飛行機で来てすぐ帰った伊〇隆浩くん(

)、#歌人裁判 の命名者である志井一くん(

https://x.com/c100162/status/1949814546895659245

)も。#丑みつどき歌人裁判 の出囃子を作曲してくれた第1セバスチャンさん(

)も。 #古本興業 の若林凌駕くん(

)もオレンジ色のお菓子を持って駆けつけてくれました。 枡野書店に過去関わってくれたかたを挙げているとキリがないけれど、毎週 #夜の図書室 をやってくれていた「弟子」の佐々木あららくん(

)も、不定期で本を販売してくれていた #やまね洞 さん(

)も、#枡野書店繕いの会 の七梅 きむらさん(

)も、ありがとうございました。立ち上げ当初から豊崎由美さん(

)をはじめとする、多くの文筆家のかたに応援していただいていました。故・まついなつきさん(

)にも本当にお世話になりました。お名前を出せていないかた、まだ大勢います。これからもよろしくお願いします。


若い頃は、「五月雨式に少しずつ引っ越ししたい」と頭で考えても、それを実現させることができずにしばしば「頓挫」していました。それが今回、イメージ以上に楽しく実現できたことは、「経験を重ねることで、期待するイメージと実際にできることの、距離がなくなった」ということでしょうか。多くの人と出会えたおかげだと、しみじみ感謝しております。


#57歳にもなるとね 、経験のせいでフットワークが重くなることもたくさんあります。だって本当に色々なことをやってきてしまったのです。「こうやれば、こうなる」みたいな感じで想像がついてしまうから、どんどん挑戦しなくなっていきます。2025年には奥歯がひとつ部分入れ歯になりました。歯科、右手の腱鞘炎のリハビリ、耳鼻科、整骨院⋯⋯など頻繁に通院しています。坊主ながら黒髪を誇ってきましたが、ついに白髪が目立たなくなるトリートメントにも手を出してしまいました。


もう充分に生きたから、いつ死んでもいいと思う夜もあるし、まだもう少しやってみたいことがあると思う朝もあります。


現代の短歌や俳句に、いい意味でも悪い意味でも多大なる影響を与えた正岡子規(

)は、早死にでした。享年34歳。


2015年、最初の芸人活動に「頓挫」した直後に漫画家の古泉智浩さん(

)と始めたPodcast 番組 #本と雑談ラジオ が10周年を迎え、11年目に突入しました。1/6にゆかりの地、阿佐ヶ谷で記念イベント「#本と雑談ラジオ10周年」を開催します。傑作最新作『#ゲットバック』(

)を読めばわかるように、どんな二人組も永遠ではありません。つい先日も「ここまでか⋯⋯」と思う出来事がありました。ぜひお誘い合わせの上、二人組が生きて話しているさまを目撃してください。


「頓挫」だと思っていたことが、「休止」していただけと今になって思えるのは、人生が続いたからです。2026年、皆様の人生が続きますように。別れた人と再会したとき、笑顔でいられますように。

























きょうの日記は全文公開とします。





「毎日のように手紙は来るけれど」
https://note.mu/masuno/m/m945bf3f6d99e
まぐまぐ配信時代バックナンバー
https://www.mag2.com/m0001272552.html


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枡野浩一メールアドレス ii@masuno.de

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237字

枡野書店は、今はなき吉祥寺の雑貨店「四月」の中に生まれた、架空の書店の名前でした。2012年6/6に…

【募集休止】枡野書店の本棚を担当する「枡野書店アサガオ」七名

¥5,000 / 月

【募集休止】枡野が読み終えた本を送る「枡野書店コスモス」五名

¥10,000 / 月

教科書に短歌が載っている歌人の枡野浩一が、2011年4月から毎日ちゃんと配信してきた世にも珍しい有料メルマガ「毎日のように手紙は来るけれど」、noteに引っ越しました。表現についてずっと考えています。

短歌、言葉、その周辺の仕事。興味のあることだけやって二十数年生活してきた歌人の、あやまちだらけの毎日を知ることで気持ちがきっと楽になります…

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