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「どう見られるか」に疲れたとき、立ち止まって考えたこと

最近、noteを開くのがちょっとしんどい日がありました。

理由は、自分でもよくわかりません。
でも、なんとなく胸の奥がざわつくような、そんな感覚があったんです。


今日は、「嫌われる勇気」という本について、少しだけ書いてみようと思います。
あのときは、なにも入ってこなかったのに。
すでに読んだことがある人も、きっと多いはず。


この本、実は去年の8月に一度読み終えていました。
でも当時のわたしの頭には、ほとんど何も入っていなかったんだと思います。

文字は追っていたけれど、心はまだ受け取る準備ができていなかった。

先日、オーディブルであらためて聴き終えて、

「ああ、こんなにも大きなことを言っていたんだ」

と、やっとその重さに気づきました。

同じ本なのに、読むタイミングやツールが違うと届き方もこんなに違うんですね。


わたしが特に印象に残ったところは、このニつ。


まずひとつ目は、

「トラウマは存在しない」

と、はっきり言い切っているところです。
正直、すぐに受け入れられる言葉ではありませんでした。

人はいつでも、どんな環境に置かれていても変われます。

あなたが変われないでいるのは、自らに対して“変わらない”という決意を下しているからなのです。

p51

いつまでも過去を引きずってばかりでは、生きていけない。
今までトラウマと言われてきたことは、嫌というほど身にしみこんでいます。
でも、いつかは前を向く勇気を持たなくてはいけない。

ちなみに、アドラー心理学は「勇気の心理学」とも言われているそうです。


二つ目にわたしの心にぐさっときたのは、承認欲求をかなり明確に否定しているところです。

わたしは最近、SNSを見ていると胸がざわつくことが多くなっていました。

noteを開いているときも同じです。
心のどこかに、モヤっとしたものが引っかかっていて、それが細い糸みたいにするすると絡まっていく。

大したことじゃないふりをしながら、でも確実にわたしの中に残っていく違和感。
うまく言葉にできないまま、ずっと胸の奥に引っかかっていました。
でも、このモヤモヤした気持ちは、大事にしていきたいと思ったんです。

人に認められるために生きるというのは、つまり「他人の人生」を生きる、ということなんですよね。

そう思ったとき、少し立ち止まりたくなりました。

「どう見られるか」

を軸(他人軸)にするのか、

「どう生きたいか」

を軸(自分軸)にするのか。

たったそれだけの違いなのに、
人生の重心はまるで変わってしまうんですね。


これは、

「課題の分離」

という問題でもあります。


わたしは、ずっと

「どう見られるか」

を気にして書いてきたのかもしれません


noteにおいても、

「スキ」

は多ければ多いほどいい、みたいな空気を感じることがあります。

でも、わたしは思うんです。
スキの数がいくら少なくても、自分で

「これは書いてよかった」

と思える記事を、ちゃんと大事にしたい。


スキの数はひとつの目安にはなる。
でも、それだけで自分を決めなくていい。

数字に揺れる日もあるけれど、それでも最後に握っていたいのは、他人の評価じゃなくて自分の納得なんですよね。

たとえ反応が少なくても、静かでも、わたしがいいと思えたならそれでいい。
自分が読んで「スキ」と思える記事を書いていきたいんです。
読むときも数字ではなく、自分の感覚で選びたい。


アドラー心理学はかなり難しいです。
この本には、こうも書かれています。

アドラー心理学を本当に理解して、生き方まで変わるようになるには、それまで生きてきた年数の半分の時間が必要になると言われています。

つまり、たとえば40歳から学び始めたとすれば、プラス20年かかって、60歳までかかる。

20歳から学び始めた場合には、プラス10年で30歳までかかる、と。

p243

年齢的にも、わたしはアドラー心理学を完全に理解するのは一生無理かもしれません。


最初はやはり、読みながらモヤっとはすると思うんです。
でもそのモヤモヤした気持ちも大事にしていきたい。

葛藤を繰り返しながら、いつの日かわたしの心にアドラーの教えがなじんできたらいいなと思います。


どう見られるかではなく、どう生きたいか。
その問いを、これからも手放さずにいたいと思います。




こちらの記事で、コングラボードをいただきました。
ありがとうございます。




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