「ヨメテル」って、知ってますか?
noteはテキストでのやり取りなので、耳の聞こえない方も楽しめるのがいいところですよね。全く聞こえない方もいますが、部分的に言葉を聞き取りづらい方もたくさんいると思います。
実はわたし、難聴ではないとハッキリ耳鼻科で診断されたものの、会話の一部が全く聞こえないことがあるんです。その都度「え?」「すみません、もう一度言ってもらえますか?」と何回もお相手に聞く羽目になってしまいます。
そんなときある日テレビでこんなサービスが紹介されていました。
ヨメテルは、電話で相手先の声が聞こえにくいことがある人(以下、きこえにくい人)へのサービスとして、通話相手の声を文字にする電話アプリです。24時間・365日、双方向での利用、緊急通報機関への連絡も可能です。通話相手の声を文字にすることで、電話でのコミュニケーションをスムーズにする、法律に基づいた公共インフラとしてのサービスです。
このヨメテルとは、2025年1月より日本財団電話リレーサービスが提供したサービスです。
では電話リレーサービスとは何でしょうか?
日本財団電話リレーサービスとは、令和2年6月、「聴覚障がい者等による電話の利用の円滑化に関する法律」(令和2年法律第53号)が制定されて、公共インフラとして制度化されたサービス。
ヨメテルと電話リレーサービスの違いは、通話ができるかどうか。全く発話ができない人はリレーサービス、発話はできるけど部分的に聞き取りづらいことがある人はヨメテルを利用することになります。
発話ができない人はもうすでに電話リレーサービスを利用していると思うので、ここではヨメテルに絞ってご紹介します。
まず、登録はオンラインで可能。本人確認書類のみでOKです。最短で当日に番号発行が可能だということ。
ヨメテルは(電話リレーサービスも)有料なので、登録すると発信する度に通話時間ずっとヨメテルの料金が発生します。その上で全ての通話を文字にして可視化してもらえます。
有料ということで、少し気になる人がいるかもしれません。でも仕事上聞き取りづらいことがある人にとっては救世主になるのではないでしょうか?何度も聞き返すのは日常生活においても苦痛ですし、仕事となると致命的なミスに繋がりかねませんから。
例えば「1時」と「7時」。これは大きな違いですよね。それから「滋賀」と「千葉」。これはわたしがいつもテレビのニュースを耳だけで聞いているときに勘違いするパターンです。(これだけでわたしがどれほど聞こえづらいかが分かると思います)
ヨメテルを使用する上での注意点ですが、まず先ほども書いた通り、登録した時点から常に通話の際に料金が発生します。番号自体も変わってしまうので、予めお相手に番号が変わったことを伝えておく必要があります。
そしてお相手に電話がかかり、通話になるとまずガイダンスが流れます。(ヨメテルからの電話であることを伝えるため)なのでこの点もお相手に伝えておかないと、切ってしまう人がいるそうです。
これだけのサービスがつい最近ようやくできたことにわたしは驚きました。じゃあ聞き取りづらい人(全く聞こえない人)は今までどうしてたんだ、と。本当に不便の世の中だったんですね。インフラとしてもっと前から必要だったはずだと思います。(まあ、無理だったんでしょうね)
わたしの場合は仕事をしていないため、ヨメテルのお世話にはまだならなくていい状況です。それでも夫と話すときに何回も聞き返すので、自分でも嫌になって落ち込むことがあります。
完全に耳が聞こえないわけじゃないわたしですらこんなに苦しいんです。どうか、五感(味覚、聴覚、視覚、嗅覚、触覚)が働かない、障がいがあるなど生きづらい人にとってもっと生きやすい世の中になって欲しい。そして健康な人もそんな人たちへ想像を働かせることを忘れないでください。
こんなサービスがあるということを知っておくだけでも、いつか誰かに寄り添うことができるのでは、とわたしは思います。改めてわたしもこの記事を書くことでいい勉強になりました。
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