2025年6月27日(金)「醗酵飲料(焼酎)・琉球泡盛/鸇(Sashiba)」
今日の東京は曇り時々晴れ。
朝の最低気温は23℃、日中の最高気温は32℃迄上昇しましたが、一昨日迄よりも若干湿度が低下してたせいか、然程蒸し暑いカンジはなかったですかね。
どうやら九州・四国・中国・近畿地方は早くも梅雨明けしちゃったみたいですね。平年よりも3週間も早いのだとか。雨あんまり降ってないのに…。水不足が心配されるのと、長い長い暑い夏の到来ってコトですかねぇ。さて、
昨日は「開業準備・やっと会社設立登記手続完了」についてご報告致しましたが、本日は「醗酵飲料(焼酎)・琉球泡盛/鸇(Sashiba)」について書いて行きたいと思います。
琉球泡盛。
実は、あまりマジメに取り組んで来なかった分野(お酒?)でありまして、沖縄に行ったり、沖縄料理屋に行ったりした際に、テキトーに買ったり注文したりして飲んでいた程度で、酒屋に行って自分で銘柄を定めて飲む、なんてコトを殆どしたコトが無かったお酒であります(ある意味、自分のような酒呑みにとってみれば、やや珍しい部類のお酒かも知れません)。
但し、一つだけ例外があって、与那国島の国泉酒造が造る「花酒 どなん」と言う銘柄だけは、そのアルコール度数が60度もあるコトもあり(日本の酒でココ迄のアルコール度数があるのは珍しい。45度以上は焼酎カテゴリーから外れるので、花酒と謡っているとの由)、以前は時々買って飲んでたコトもありました(どうも、今では入手困難になってるみたいですが)。
その琉球泡盛。
実は、焼酎のアニキ分なんですよね。
焼酎の伝来ルートを辿ってみると、そもそもはレバノン・シリア・イスラエル等蒸留技術発祥の地とされる中東・地中海地域でブドウを醗酵させて蒸留して造られた伝統的な蒸留酒であるアラック(Araq、Arrack)が、イスラム文化の広がりと共にアジア各地にも伝播。
15世紀頃から、東南アジア諸国や中国の福建辺りと盛んに交易を行っていた琉球王国が、ソレらの地域から酒そのものを入れると共に、その蒸留技術やアラックの製法も入れたコトで、琉球王国で泡盛が造られるようになった、と言うモノらしい。
そして、1609年に薩摩藩が琉球王国をその支配下に置いたコトで、泡盛の製法や蒸留技術が薩摩に伝来、やがて九州各地で泡盛の製造技術を基にした焼酎造りが始まった、と言う経緯のようです。
更に、九州から本州などにもその技術・製法が齎され、泡盛を源流とした日本の焼酎文化が発展して行った、ちゅうコトのようです。だから、泡盛は焼酎のアニキ。
ただ、泡盛と焼酎との違いも割とハッキリしてますね。
泡盛の原料はインディカ米(長粒種、タイ米)と黒麹であるのに対し、焼酎の原料は地域毎によって芋・麦・米・蕎麦等多様であり使用する麹も白・黄・黒等と色々。
分類上は同じ単式蒸留焼酎ではあるものの、泡盛は常圧蒸留が主流であるのに対し、(銘柄によるものの)焼酎は減圧蒸留が主流。
そんな中でも、最近飲んで感心したのが、タイトルにある宮古島の池間酒造の「鸇(Sashiba)」。
このお酒はいつ買ったのモノなのか、ソレとも誰かに貰ったモノなのか、サッパリ忘れてしまったのだけれども(汗)、どうやら宮古でも宮古島空港限定販売のモノらしいんですね。
因みに、この小難しい漢字の「鸇(サシバ)」と言うのは、タカ科サシバ属の渡りをするタカの一種でありまして、中国北部や朝鮮半島、日本の本土で繁殖し、秋になると南西諸島を経由して東南アジアやニューギニア等に渡って越冬をするのだそうで、その頃に日本だと愛知県の伊良湖岬・鹿児島の佐多岬、そして宮古の伊良部島で大規模な渡りが観察出来るのだとか。
今回飲んだのは30度のモノでしたが、コレが旨い。ちょっとビックリでした。
沖縄料理屋なんかに行くと、泡盛の中でもメジャーな残波やら瑞泉、請福や多良川なんかを飲んでたりしてましたが、然程に感動したコトはありませんでした。が、今回ばかりはエラく旨いモンだなと感心しました。
30度あるのに、喉をスッと通る滑らかさ。エステル臭がぷんぷんせず(アルコールがキツ目のセメダイン臭(?)が全く無く…アレはアレで魅力的ではあるのですが)、芳醇な香りと深いコク、円やかな旨味。スバらしい酒ですね。
と言うコトで、琉球泡盛ともキチンと向き合わねばイカンな、と思わされた逸品でありました。
コレを機に、キチンとお勉強するコトにします。
おススメの琉球泡盛等あれば、ご教示下さりませ。
今週はコレにて。
週末も雨予報はないものの、32~34℃と暑くなるコトが予想されてます。どうぞ、ご自愛のホドを。
来週初には「未利用魚・ゴテンアナゴ」について書いて行きたいと思います。
それでは良い週末をお過ごし下さい~!
