見出し画像

ゴミ拾い3)ロサンゼルスで

ゴミのお話1

ゴミのお話2


ゴミ拾い3)ロサンゼルスでのお話です。
 
若い頃、いいことをしようと思って
やりはじめたたゴミ拾いも
すぐにゴミはなくなると、
「いいことをやるチャンスなんてなかなかない
ことがわかった。
 
ということは 
ひと様の役に立てることがあれば
ありがたくやらせてもらうこった!

 
という結論が一時期でたのだけども、
そうは言っても

いい悪いって一体何よ?

って問題にブチあたると
ゴミ拾いも、やるかやらないか
優柔不断になってたりして

こうなったら「世の中の判断」は完璧に無視して
自分の都合、自分の勝手、自分の気持ちで
やってみる
というのはどうか?

という結論に達した。

私んちは
ロサンゼルスの、ウエストウッド近辺。
サンタモニカブルバードから一本入った
閑静な住宅街。
 
犬の散歩中
1)案外暇である。
2)ゴミがやたら目につく。
3)犬がゴミを食べる時がある>イヤだ。
4)ゴミ拾いをすると人がどういう反応をするのか
5)実験的なことをするのが趣味
6)パンデミックの時のポリ手袋が余っていた

この理由から
ゴミ拾いをすることにした。
 
私はレジ袋くらいのゴミ袋を持って
散歩へ行く。
案の定 最初の1週間くらいは
あっちゅーまにゴミ袋がいっぱいになるのだが

「いっぱいになったらやめる」

を自分の基準とした。
だって、完全にゴミなくなったら面白くないんだもーん。

とはいえ、10日くらいで自分の散歩コースは綺麗になり始めた。

私の態度といえば、
ま、イヤらしいんだけども
趣味でゴミ拾いしてることがバレない程度の
ちょっと綺麗めの服を着て
ゴミを拾う。

効果その1)
比較的綺麗な服装の私がゴミを拾っている。
それを見ている人たちが
まず「捨てなくなってきた」

郵便局系のポストオフィスがあって
そこの配達のにいちゃんたちが
ポテチの袋だの、
フライドチキンの食べ残しだのを
ポイ捨てしてたのを

私が拾っているのを見ると
捨てなくなってきた。

ほう、そういうもんなんだ。

効果その2)
近所のおっちゃんが
ありがとうね、と言って
自分も家の周りを拾い始めた。
住民が優しくなる。

効果その3)
優しくなると
エネルギー的に
人のヨロイがふわっと
溶ける瞬間のような感じを
いっぱい感じられるようになった。
そして、なんとなく皆笑顔になる。
街が柔らかくなった気がした。
でも、気のせいかもしれない。

効果その4)
夫が最初はビックリして
「やめてくれ!」と言ってたのに
一緒に散歩へきてゴミ拾いをするようになった。

すると白人の彼がゴミ拾いをするのは
黄色人種の私がするよりも実はパワフルで
ゴミを捨てた人や
ゴミを見ないふりをしたり
拾わない自分を
少し恥じているんじゃないかと思えた。
この心理はとても面白かった。

効果その5)
ゴミが捨てられるのは
「外部の人が出入りする場所」
すなわち、郵便局、セブンイレブン、
新しいアパート建築現場、病院系
そういう前にいっぱいゴミがある。

それとホームレスね。
この方達は、テントいっぱい分
ゴミを出すというか
ゴミと共に住んでいる。
ゴミと共に住むから
運気が上がらないんだよ、と
桜庭大王を連れてきて
「断捨離」を説明してあげてほしいくらいだ。
 
とにかく
住民はゴミ出さない。
ということがわかった。

こちらも、ゴミ拾いしてるのを見ると
オフィスビルや病院事務局系は
ちょっとビビるらしく、
業者を呼んで綺麗にしてくれたりした。

そして効果その6)
20日ほどで
ものすごくその近隣が綺麗になる。
波及効果ってすごいな、と思った。

でもね、やらなくなると
また20日ほどで元に戻りはするんだけど、、、


とにかく、
面白い実験ではあった。

ポイントは
ゴミが悪いとかいいとかではなく
自分の都合でゴミを拾ってみた結果
なんの感情も入れずに
どうなるか、を見ること。
そんな訓練にもなったような気がする。

ま、
ゴミの一つ二つで
眉しかめてたら
顔にシワよってしょーがないんだけどね。


以上、
ゴミにまつわるお話でした。


ゴミのお話 1、2はこちら

  いいことしてみちゃう?ゴミのお話1

  ゴミ拾い ゴミはいい?悪い?ゴミのお話2

=================


いいなと思ったら応援しよう!