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自分を主人公だと思い込む力

金井、柿沼、それぞれのソロステージ。
そして最後にはもちろん2人でのセッション。ありそうでなかった形のバンド内でのツーマンライブ。BIGMAMAが唯一無二のツインボーカルのバンドである魅力を最大限活かしたコンセプトライブ。

バンド内2マンライブ「K and K

今までありそうでなかったと言うか、そもそもバンドとは、メインのボーカルがいてギターがいてベースがいてドラムがいてそれで一つの完成系。それをこんな風に分解、解体してお届けすることは通常なかなか実現し得ないのではないかと思います。さてはまた新しい発明してしまったのでは?(思うのは自由やで)

同じバンド内にいて、柿沼はギタリストというだけでなく、ボーカリストとして天性の歌声を持っていて、そのギタースキルと合わせて、音楽の世界の荒波を十二分にサヴァイブしていけるだけの戦闘力を備えた人間です。
BIGMAMAが長く愛し続けてもらっている肝心の要の部分ですし、ここだけの話、歌、ギターのスキルだけで比較すれば、自分以上にフロントのメインを張れるだけの人間だと思います。

ただ、彼の運の尽きというか、高校の2年"K"組の教室で、出席番号の隣の5番と6番で、"K"AKINUMAと"K"ANAIが出会ったしまったところで、大いに運命が拗れ始めます。
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今は笑い話ですが、BIGMAMAというバンドは2006年にデビューしてすぐ、主にフロントマンであったギタリストが脱退します。前代未聞です。自分がレーベルの担当だったら相当に胃が痛い案件です。で、どうするよという時に、バンドを続けたい一心で、それまでベースボーカルであった金井はその足でギターを買いに行って初心者同然からギターボーカルを始める、ということに物語は再び走り出します(そしてベースの安井が加入)。

時は大学の3年生就活の真っ只中、スーツの友人たちを横目に、電車の人混みの中、大きなギターの新品の黒光りしたハードケースを手慣れない様子でいそいそと実家に持って帰り、明日からギターを練習してプロのミュージシャンとしてやっていきます、だなんて、正気の沙汰ではありません。自分が親だったら超絶胃が痛い案件です(2回目)。

ただ、なんとも説明し難い、何かグツグツとマグマのように燃えたぎるものが今も昔も自分の心の奥底にあります。こんな曲、こんな歌詞、こんなメロディー、こんな表現が素敵なんじゃないか、泉のように油田のように温泉のようにと湧き出てくるアイデアがあります(これだけはあんまり枯渇したことがない)。それを自分自身が歌うということは、ごく自然な流れでした。
あまり深く考えもずに、金井がメインボーカルとしてBIGMAMAはキャリアを重ねていくわけです(その時の決断が正しかったのか、幸か不幸か結果は神のみぞ知る)。

振り返って一点、唯一自分の方が彼に先んじるものがあったとすれば、思い込む力。自分を主人公だと思い込む力、だったのかなと思います。ほんの少し、彼より僕の方が自分を中心に地球を廻してしまう性格をしていた、とも言えます。

音楽って、バンドマンって、実力がもちろん10000%大事です。ただそれはあくまで土台として揺るがないもの、それとほぼ同じぐらい、主人公力、自分を何者かと思い込む力がないと、なかなか恥ずかしげも無く作品を発表して、人前に立って表現するという行為まで辿り着けないとも思います。

そこからの死に物狂いの研鑽があって今に繋がってくるんすけど、そんなBIGMAMAの成り立ちもあって、同じバンドにいながらそんな実力者と共に活動を長く共にしていくと、その後金井の作詞や作曲に、謎の癖のようなものが生まれます。
それがどんな癖かというと、手応えあり、いい曲が出来てここぞ!という場面で主題、最もお気に入りのポイントを柿沼に歌わせる、という癖です。

それはすでにデビュー3枚目のアルバムから

"さよなら"でいいから聞かせてよ(柿沼)

自分が今までしてきた表現の中で、最も悲しい、切ない1行を選べと言われたらこの1行です。

「君が世界を敵に回しても 僕が全部味方にしてあげるから(柿沼)

そして大サビ、虚勢、強がりももここまでくると清々しくないですか?

運命の赤い糸と、凧の"KITE"をもじった歌詞を書いているのですが、
特に必聴なのは2サビの歌割りです。

「もしも運命の赤い糸が今はその目に見えなくても信じていれば必ず繋がる」
「神様にバレないように真っ赤な嘘で染め上げよう 偶然はない全ては自分次第(柿沼)」

←ここ一番美味しいところ

まぶたに揺れた無数の光の中 君こそがハイライト(柿沼)

なんてブライトな表現なんでしょう

僕自信が彼の歌声のいちファンに他ならない、または一番良いところは横でただ聞いていたいサボり癖がついうっかり出てしまう、とも言えます。そんな癖は今も尚現在進行形で継続しています。

そして新メンバーバケツくんが加入して、彼がバシバシに曲を書いてくるクリエイティブバケツであったため、それは我々既存のメンバーを大いに刺激してくれました。それまで柿沼が持ち込んだ曲も幾多ありますが、この美術|ESORAという柿沼の曲はCMにも起用され、昨今自分たちのライブの中で、とても大事な場面を任せられる曲になりました。

歪んだ愛じゃ届かない

←ここ一番美味しいところ

互いに今年ソロの稼働のお誘い、予定があってどうせならいっそ。誘い合わせるなら今。来るべき時が来たのかなと思いました。お互いのステージがあって、最後はセッションをして、みたいな。
4月26日はぜひ花やしき遊園地のコラボや浅草の街を楽しんでいただいて、その帰り道ライブハウスにお立ち寄りください。バンド内2マンライブを、盛り上げて、ぜひ母の日にいい熱量を繋げていけたら。

■FCチケット先行(3⽉16⽇(⽇)10:00~ 3月23日(日)23:59まで)
Oficial Fan Club「Mother Complex」

■⼀般発売(イープラス):4⽉5⽇(⼟)10:00〜

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日本最古の遊園地、浅草花やしきとのコラボ!こちらもよろしく。

そして全ての道は母の日、MOTHERLANDに通ず。

【通常】全自由(入場整理番号付)5,500円(税込) ※ドリンク代別途必要
【学生】全自由(入場整理番号付)3,300円(税込) ※ドリンク代別途必要
※学生チケットは入場時に身分証明書の提示が必要

チケットぴあ
🎫プレリザーブ先行受付開始!
https://w.pia.jp/t/bigmama-t/
3/17(月)23:59まで

みなさまこの日ばかりは全員集合でよろしくお願いたします。
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<ここだけの話は、503名限定の秘密のメンバーシップで>


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MasatoKanai 褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。