見出し画像

🎭ZAI劇場🎭ショートホラー「阿武隈さん」


🎪ようこそ、ZAI劇場へ🎪


ここでは、架空の会話劇をお楽しみください😊




❤️今回の物語❤️

登場人物
🧑‍💻シンヤ(35歳・売れないホラー作家)
夢を諦めかけてる独身作家。人間との距離がつかめない性格。

🩸阿武隈さん
ぶっきらぼうな口調の“先輩”。執筆の相談にのってくれる存在。


「阿武隈さん」


スタート🎥

🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️



🎬第一幕:夜、執筆机にて

🧑‍💻シンヤ:
「……またボツ食らった。
“怖くない”って。うるせぇな編集……
俺が怖いのは、書けなくなることだっつーの。」

🩸阿武隈さん:
「書けなくなるのが怖ぇなら、怖ぇまま書きゃいいんだよ。
ほら、例の話、あれ進めたのか?」

🧑‍💻:
「“夢の中でしか出会えない妹”の話?
あれ、マジで怖くてさ……
自分の記憶か、ただの創作か、わからなくなるんだよ……」

🩸:
「いいねぇ、その“わかんなさ”が火になる。
お前が本気でゾッとしてるとこ、読者も反応するんだよ。
“怖がらせよう”とするからズレんの。」

🧑‍💻:
「……阿武隈さん、昔から言うよね。
“怖さは外じゃなくて、内にある”ってさ。
あれ、高校のときも言ってたよな?」

🩸(一瞬間をおいて)
「……ああ。まぁな。」

「一緒にバイオやったの思いだすな🔫🧟
怖がりなくせに、やりたがるし、一人じゃお前は出来ないから呼ばれるし、っな!」

🧑‍💻:
「あっ!思い出した!
あの頃いつも、
阿武隈さんの触ったコントローラー🎮
ベタベタでさ。
毎回拭くの大変だった!」

🩸
「……今さら、どうでもいいだろ。」




🎬第二幕:コンビニ帰りの会話(外は雨)


🧑‍💻:
「さっき、noteで“10年前に亡くなった先輩の名前が載ってる”っていう短編小説を見てさ。
ゾッとしたけど、ふと思ったんだ。
──阿武隈さんって、俺のどの先輩だったっけ?」

🩸:
「くだらねぇこと考えてねぇで、早く原稿に戻れよ。」

🧑‍💻:
「いや、真面目な話。
阿武隈さんって、俺の中学?バイト先?
記憶にねぇのが不気味なんだよな、最近。」

🩸:
「俺がいた場所なんて、今さら確認してどうする?」

🧑‍💻:
「……え?」


雨音だけが、やけに大きく聞こえた。



🎬第三幕:原稿完成の深夜3時、

🧑‍💻:
「できた。書けたよ阿武隈さん。
“一度も会ったことがないはずの、先輩の声が聞こえる"って話──
それが今の、俺の小説だ。」

🩸:
「やっとだな。
本当の“自分の怖さ”を、芯で書いた。」

🧑‍💻:
「でも……
阿武隈さん、
──あんた、一体何もんなんだ?」

🩸:
「お前の中に残ってた……“あの時の火”だよ。」


🧑‍💻:
「……そうか。
俺が、“書けなくなった理由”。
ずっと怖かったのは、
自分の中に、誰かが住んでることだったんだな……」

🩸(すう、と部屋に溶けていくように声が薄れる)
「じゃあな、シンヤ。
──もう、俺は消えるぜ。
“火”を、お前が引き受けたからな。」



🪞エピローグ:

夜明け前の部屋は、不自然なくらい静かだった。

ただ、机の上に一枚の原稿だけが置かれていた。


タイトル:『阿武隈さん』




原稿に触れた瞬間

シンヤの顔が強張る.......


指先に、気持ち悪さがまとわりつく。




ベタベタしてる。




おしまい


🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️🎞️




この物語には、続編があります😊
良かったらどうぞ‼️




🎭ZAI劇場🎭はこちらからもお読み頂けます😊

いいなと思ったら応援しよう!

こっぺぱん 今後の創作の糧にしたいと思います☺️ 応援して頂けるととっても嬉しいです😆

この記事が参加している募集