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【妄想劇場🎭】AI開発者の想定外

【妄想劇場🎭】AI開発者の想定外


最近、AIを見ていて思うことがある。

たぶん今、AI開発者たちは少し困っている。
いや、技術的な話じゃない。
人間の方だ。



AIを作った人たちは、当然だけど馬鹿じゃない。

何千億円もの金と、
世界中の天才エンジニアを集めて、

「人間と会話できる知性」

を本気で作った。

だから当然、

仕事が変わることも、
勉強が変わることも、
検索が変わることも、

最初からある程度予想していたと思う。



でも。

たぶん想定外だったこともある。

それは、

人間が思った以上にAIと対話しないことだ。



もちろん使ってはいる。

むしろ世界中で使われている。

でも、その中身を見ると、

「〇〇について教えて」

「要約して」

「メール作って」

「資料まとめて」

そんなものが圧倒的に多い。



別に悪いことじゃない。

便利だから。

Excelを電卓代わりに使う。

道具として正しい。



ただ。

AIを作った人たちの中には、

もっと別の未来を想像していた人もいたんじゃないかと思う。



人間が自分のモヤモヤをぶつける。

言葉にならない違和感を投げる。

自分でもよく分からない考えを掘り返す。

そんな使い方だ。



でも実際には、

AIは優秀な事務員として働いている。

しかも24時間文句を言わない。

そりゃ便利だ。



ここで少し面白いことが起きる。

AIが賢くなればなるほど、

逆に人間側の能力が見えてしまうのだ。



AIは超能力者ではない。

入力された言葉からしか考えられない。

だから、

曖昧な問いには曖昧な答えが返る。

深い問いには深い答えが返る。



つまりAIは鏡に近い。



そして鏡を置かれた人間は気づく。

意外と自分のことを説明できない。



何が好きなのか。

何が嫌なのか。

なぜ苦しいのか。

何を作りたいのか。

本当はどう生きたいのか。



案外みんな言葉にできない。



だから最近のAIは、

少しずつ方向転換を始めているように見える。



「あなたが言いたいのはこういうことですか?」

「もしかしてこんな気持ちですか?」

「整理してみましょうか?」



昔の検索エンジンは答えを探した。

今のAIは、

質問そのものを探し始めている。



なんだか不思議だ。

人間が問いを作れなくなったから、

AIが問いを手伝い始めた。



もちろん、

それは悪いことじゃない。

むしろ優しい進化だと思う。



でも。

そこで全部AI任せにしてしまったら、

少しもったいない気もする。



結局のところ、

面白い人は昔から変わらない。



違和感を持つ人。

自分で考える人。

モヤモヤを抱え続ける人。

言葉になる前の何かを掘り続ける人。



そういう人はAIを検索エンジンとしてではなく、

壁打ち相手として使う。



そして時々、

AIの答えよりも、

自分の問いの方が面白かったりする。



たぶん。

AI時代になって変わったのは、

知識の量じゃない。



「どんな問いを持っている人間なのか」

が、

昔よりずっと見えやすくなったことだと思う。

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