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ほとけさまのおしえ「智慧」

 阿弥陀如来様の左右に菩薩様がいらっしゃる事があります。

 向かって右側にいらっしゃるのが「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」様です。

 観音様と言われるこのお方は、人々の苦しみを救う「慈悲」の象徴です。

 そして向かって左側にいらっしゃるのご「勢至菩薩(せいしぼさつ)」です。

 このお方は、人々に智慧を授ける「智慧」の象徴です。

 つまり阿弥陀如来様が苦しみを抜いて楽しみを与えるために、特に大事にされているのが「慈悲と智慧」ということになります。

 慈悲はなんとなくイメージしやすいですが、智慧とはどんなことを指すのでしょうか?

 よく智慧と知識の違いを聞かれることがあります。

 そして頭の回転が速くて、何でもよく知っている人が智慧に優れていると感じる方もお見えでしょう。

 でも本当はそうではありません。

 智慧の智は「知」ではありませんよね?

 つまり知識を多く持つことが智慧を持つこととは違うのです。

 また智慧の「慧」は恵みという意味です。

 つまり知ることでそれが自分や周りの人の恵みになることを「智慧」と言うのだと思っております。

 私たちは知識を沢山持っておます。

 趣味や仕事や日常生活に、知識は必要でしょう。

 でもそれが本当に自分や周りの人に恵みになっているのか?

 逆に知ることで苦しみを引き込んだり、トラブルを抱えたりしていないかを見ていくことは、大切なのでは?と思っております。

☆今日の一句☆

 慈悲と智慧
     心に宿し
        幸多し

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