【4月7日】植物の「右巻き・左巻き」のふしぎ。ツルが伸びる方向に見る、生命の個性
こんばんは。
本日は、春になって勢いよく伸び始めたツル性植物に見られる、面白い豆知識を結論からお伝えします。
それは、アサガオや一部の観葉植物など、ツルを巻いて伸びる植物には、種類によって「右巻き」か「左巻き」かが決まっているという、遺伝子レベルの個性があるということです。
どちらに巻くかは「生まれつき」決まっている
植物が何かに捕まって登っていくとき、その回転方向は決して気まぐれではありません。
種ごとの厳格なルール アサガオは上から見て「左巻き(反時計回り)」と決まっています。一方で、ヤマイモなどは「右巻き」です。これは人間でいう「右利き・左利き」のようなものですが、植物の場合は種ごとにその方向がプログラミングされています。
光を求めて旋回する ツルはただ伸びるだけでなく、先端を円を描くようにゆっくりと動かしながら、巻き付く相手を探しています。この運動を「回旋(かいせん)運動」と呼びます。暗い夜の間も、彼らは静かに、そして着実に自分の進むべき方向を探し続けているのです。
ツルが伸びる時期の優しい心得
この成長のエネルギーを感じた時は、植物の意思を尊重してあげましょう。
無理に逆方向に巻かない もし支柱に誘導してあげたい場合でも、その植物が本来持っている巻き方向と逆にしてしまうと、植物にストレスがかかったり、うまく巻き付かなかったりします。そっと添えてあげる程度にして、あとは彼らの自律性に任せてみてください。
自由な動きを楽しむ フィロデンドロンなど、気根を出して登っていくタイプも、決まった方向に節を伸ばそうとします。あまり型にはめようとせず、その時々の「伸びたい方向」を認めてあげることが、健やかな成長に繋がります。
自分の決まったリズムで、迷いなく進んでいく植物たち。その真っ直ぐな生命力に触れると、明日も自分らしく進んでいこうという勇気が湧いてきませんか。 今夜も植物たちの静かな成長を感じながら、ゆっくりとお休みください。
今日のひとことメモ 🌿
「ツルの誘導なんて難しそう!」というズボラさんは、「麻紐でゆるく固定する」だけで十分です。きつく縛る必要はありません。通り道を作ってあげるだけで、あとは植物が勝手に「自分自身の巻き方」で目的地を見つけてくれますよ✨
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