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コンビニが売っているのは衣料品でなく来店動機

セブンイレブンがアパレル販売をスタートさせるそうですね。今秋からのようです。

今回は、これについて述べることにします。

トータルコーディネートではない?

上記にはこうあります。

  セブン‐イレブン・ジャパンが、9月からアパレルの販売を本格的にスタートする。「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ニコアンド(niko and…)」などを運営するアンドエスティHDと協業し、Tシャツや靴下、マフラーなどを販売する。

上記より筆者引用。

 アパレルは、定番商品としてTシャツや靴下に加えて、ハンカチやエコバッグを販売。シーズナル商品としてマフラーやスウェットなどの取り扱いも予定している。価格帯は現時点では未定。

同上。

「Tシャツや靴下、マフラーなど」とあります。
ショートパンツがありませんね。
店内で完結するトータルコーディネートではないということなんでしょうか。

ローソン並みの対応で終わる?

セブンイレブンがカジュアル衣料を展開するのに対し、南充浩さんはローソン並みの対応で終わるだろうと予想しています。

さて、今回のセブンイレブンだが、当方はローソン並みの対応で終わるのではないかと思っている。

上記より筆者引用。当方とは南充浩さん。

南さんの仰る「ローソン並みの対応」とは下記のことです。

ローソンも後追いをしているが、それは継続性が無く、スポット投入に留まっている。ローソンの場合はフリークスストアとのコラボ服だが、年に何度か1型をスポット投入するだけの「イベント企画」に過ぎない。ネームバリューはそこそこ高いと思われるが、年間継続できないのは、ローソンにそのノウハウが無いからだろうと思われる。

同上。

コンビニ衣料は儲かるか

南さんの鋭いところは儲けの規模に注目しているところです。

さて、最後になるがコンビニのカジュアル衣料品とはそんなに美味しい商材なのだろうか?「成功した」と喧伝されているファミリーマートの衣料品は年間130億円の売上高である。そこら辺の中小アパレルなら130億円というのは大きな売上げである。しかし、ファミリーマートのチェーン店全店売上高は年間3兆3000億円強である。はっきり言ってアパレル売上高の130億円というのは、あっても無くてもどっちでもいいと言えるレベルに過ぎない。

同上。

確かに規模から言えば、全体から見て小さな比率でしかありません。
カジュアル衣料を取り扱うか否かで比率としては大差にならないのです。

売っているのは衣料でなく来店動機

私は概ね、南さんの仰ることに賛同します。
しかしながら、私はカジュアル衣料が鶏肋だとは思いません。
※鶏肋(けいろく)とは鶏のあばら骨のこと。

というのは、衣料品はコンビニの来店動機になり得るからです。

ファミマのカジュアル衣料それ自体は、売上高に占める比率は微々たるものです。
しかしながら来店動機として機能している側面が大きいように思えるのです。

実際にファミマは、コンビニエンスウェアの開始以降、セブンイレブンに猛追を続け、差を縮めています。

これは、衣料品の規模が比率として小さくても、来店動機にはなり得ていたと私は見ます。

ゆえにコンビニは、衣料品を売っているようで、実は衣料品ではなく「来店動機」を売っていると見れば、継続するメリットはあるように思います。

これは勿論、来店動機に繋がっていればの話ではありますけどね。

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