「至れり尽くせり」だけでは足りない
高市総理の被災地視察が炎上しているようです。
今回はこれについて述べます。
私は元々良い印象ではない
詳細については上記を御高覧賜りたいのですが、私は視察が報じられた直後から元々良い印象ではありませんでした。
上記で炎上が取り上げられるよりも前からです。
何故なら、猛暑日なのに高市総理は長袖の防災服で、汗一つかいていなかったからです。
ゆえに、広報用の写真や動画のための視察だったと見る意見には、一定程度は賛同します。
ただ、私が今回述べたいと思ったのは、そこではありません。
氷川町代表監査委員はただの被災者か
私が注目しているのは下記です。
批判が出たのは、それだけではなかった。同日15時半ごろ、高市首相は氷川町で避難所となっている中学校を訪問。被災者5人と言葉を交わす様子がテレビなどで放送された。この避難所には冷房や段ボールベッドが既に届いたといい、被災者はカメラの前で「支援物資は来るし、こんな快適な生活はないと思いました。涙が出るほどありがたいです」「不満はなく、本当に至れり尽くせりです」と感謝の言葉を重ねた。
この、至れり尽くせりと言っていた高齢男性は、氷川町代表監査委員の島田博行さんです。
予め用意していた5人に、氷川町代表監査委員が「偶然」いたというのは、考えにくいことです。
また、氷川町代表監査委員をただの被災者として報じる報道にも、批判の声が上げられています。
私は、そういう批判にも一定以上の妥当性があると思っています。
私が今回問題視していること
ただ、私が今回問題視しているのは、そういったことではありません。
「不満はなく、本当に至れり尽くせりです」
この部分です。
この部分を私は強く問題視しています。
何故なら、この人に不満がないなら、自分たちの避難所以外の避難所への想像力が欠けているからです。
他の避難所のことを思えるなら、こう言います。
私たちの避難所は至れり尽くせりですけれども、他の避難所もこれぐらいになることを望みます。
現状として劣悪な環境の避難所は報じられているわけですから。
想像力があれば、不満がないとは言わない。
私たちの避難所以外の避難所では、ここまでにはなっていないのが不満です。
そう言えなくてはならない。
自分たちさえ良ければ不満がないというのでは、あまりにも想像力を欠いていると思います。
