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6月は夏越の大祓

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私が現在暮らしている大阪では、雨が降れば肌寒く、晴れれば蒸し暑いという、なんとも過ごしにくい日々が続いています。

気がつけば2026年も、もう折り返し地点。

早い。早すぎるッ!!

ついこの前まで「あれ? もう新年度じゃん」なんて言っていた気がするのですが、気付けば半年が過ぎようとしています。

年々、一年が短くなっている気がするのは私だけ・・・?

ところで、神道に夏越の大祓(なごしのおおはらえ)という行事があるのをご存じでしょうか?

毎年6月30日に行われる神事で、この半年の間に身についた罪や穢れを祓い、残り半年を健やかに過ごせるよう願うものです。

その由来のひとつとして、神話では 伊弉諾尊 が黄泉の国から帰還した際、水で身を清めて穢れを祓ったという伝承が語られています。

半年の節目に心身を整える――そんな意味を持つのが、夏越の大祓なのです。
全国の神社にて行われているので是非とも近くの神社に足を運んで頂ければと思います

神社では、夏越の大祓で使用する人形(ひとがた)が頒布されていることがあります。

人形に氏名や年齢を書き、身体を撫でたり息を吹きかけたりすることで、自身の罪や穢れを人形へ移して祓うとされていて

その後人形は神社によってお焚き上げされたり、水に流されたりするなど、さまざまな方法でお納めされます。

なお、人形の扱い方や作法は神社によって異なる場合がありますので
参拝の際は神社の案内や神職の方の説明を確認していただければと思います。


茅の輪くぐり神事

神社では、夏越の大祓とあわせて「茅の輪くぐり」の神事も行われています。
実は、この神事の起源は伊弉諾尊ではなく、その息子である須佐之男命にまつわる伝説に由来するとされています。

備前国風土記に伝わる話では、ある時、旅をしていた武塔神(むとうしん)という神様が、宿を求めて蘇民将来(そみんしょうらい)と巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟を訪ねました。

裕福だった弟の巨旦将来は、武塔神の身なりを見て宿を貸すことを断ります。
一方、貧しい兄の蘇民将来は快く武塔神を迎え入れ、精一杯のおもてなしをしました。
翌朝、武塔神はそのお礼として、

「今後、疫病が流行した際には、茅の輪を身につければ災いを避けられるだろう」
と蘇民将来に伝え、再び旅へと出発しました。
そして後年、武塔神は再び姿を現し、自らが須佐之男命であることを明かします。

その後、疫病が流行した際、教えを守った蘇民将来の一家は災厄を免れたと伝えられています。

これが現在の茅の輪くぐりの由来の一つとされており、多くの神社で夏越の大祓とあわせて行われているのです。

いかがだったでしょうか?

最近は世間を見渡せば、気が滅入るようなニュースを目にすることも少なくありません。

だからこそ、半年の節目に神社へ足を運び、夏越の大祓や茅の輪くぐりに参加してみるのも良い気分転換になるかもしれませんね。

罪や穢れを本当に祓えるかどうかはさておき、「ここからまた頑張ろう」と気持ちを切り替えるきっかけになればと思います

2026年も残り半年。

皆さんが健やかに過ごせることを願っています。

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