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移民するなら「今だ!」不法移民調査in Panama

 アメリカで今社会問題となっている”不法移民問題”

 トランプ政権からバイデン政権となって移民するなら「今だ!」と南米のみならず全世界から自国を捨てより豊かな新たなる人生を求め人々はやってきます。政権が変われば国内がガラッと変わる。政策一つで全世界に影響を及ぼすのがアメリカということが顕著に現れています。

 日本人の私達が何故アメリカの移民問題を知る必要があるのでしょうか。それは、今も見えない形で、そして今後もっと大きな波となって同じような危機が押し寄せてくる可能性が十分に考えられるからです。
 ”人権” ”人道支援” “女性の権利” ”子供の権利” ””社会福祉” ”グローバリゼーション” ”外国人差別反対”
 これら、”平和を愛する人々が”よく使いたがる言葉で日本に移民受け入れを強いて来たときに私達は毅然と国益に沿って主張する事ができるでしょうか。

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 合法な移民は良いが、不法移民は許されるものではない

 移民の国アメリカでこの様な当たり前なことを当たり前に政策として行ってきたのがトランプ大統領でした。メキシコとの国境壁建設を進め、法の抜け穴を塞いできました。それが新政権となりちゃぶ台返しの如く、壁建設中止に始まる真逆の政策が展開されたのです。

 マスコミにクローズアップされるのは国境の壁ですが、彼らは一体どのような過程を経てアメリカの地を踏むのか、実態調査をするべくコロンビアに続きパナマを訪れました。

 これぞ本物のジャーナリズム、こうして実地で社会問題の真実を白日の下に晒していく素晴らしい先輩方と出会え一緒に活動出来ることが本当に嬉しいです。

 Darien gap=choke point 要衝

 コロンビアとパナマに焦点を当てる理由とはなんでしょうか。

 それはその二国間の国境が全世界からアメリカを目指して旅に出る移民たちのチョークポイント(要衝)となるからです。彼らは、自国のパスポートで入国できる外国までまず飛行機で辿り着きます。そこから過酷な旅が始めるのです。
 どのようなルートをたどるにせよ、大多数がこの国境にあるジャングルDarien(ダリエン)を通過することになります。パナマには北上すればアラスカまで辿り着けるというPan-Ameican Highwayがありますが、その最南端がダリエンジャングルとなっており、そこからコロンビアまで舗装された道路はありません。
 その隔たりを表してこの地域をDarien gap(ダリエンギャップ)と呼びます。

Darien gap=choke point 要衝

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 ダリエンジャングルはとても恐ろしい所です。
 ここを通る移民たちは殆どの者が山賊に襲われ、女性はかなりの割合でレイプされる。水も食料もない中アップダウンの激しい山中を約100km歩かなければなりません。一週間から10日かけて、命があるだけありがたいという状況です。22日かかったという男性も。まださ迷っている人も。赤ん坊も含めて多くの命が失われます。中には親が死んでしまい、グループの誰かが子供をおぶってジャングルから出てくるというケースも多々あります。

 このライブ配信は先日飛行機に乗って空から撮影したDarien gapです。

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 パナマシティから滑走路のあるプエルト オバルディア(Puerto Obaldia)まで1時間半かかりましたが、空から見下ろして改めてこのジャングルに入っていく移民の旅は恐ろしいものと実感しました。
 飛行機が不時着しなければならなくなったらどうしようと冗談を交わしていましたが、もしそうとなれば生きた心地がしません。
 コロンビア側からジャングルに入っていく移民達にインタビューした時も、彼らは自分がこんなに深いジャングルの闇に入っていくとは思っていませんでした。

 彼らの格好を見ても一目瞭然です。ボート乗り場で知り合ったハイチ出身の女の子マデイシー(Madeisy Batista)16歳
 google翻訳機で会話を始めて仲良くなりました。彼女に写真を撮らせてとお願いしたら、少しはにかみながらポーズをとってくれました。とても素直で無邪気な女子高生年代の女の子です。タンクトップにショートパンツ、足元はサンダルです。

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 こちらは、こんなに無邪気な子が12歳の弟とお母さんとこれからダリエンに行くというんですから心配でなりません。大丈夫?と聞きますが、心配した様子もなく、ニコニコしていました。と、横から弟が「iphone11を持つ気分はどうか?」と携帯について聞いてきます。日本の子供たち同様携帯に興味津々。

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 iphoneの事を聞いている場合か?!
 と、突っ込みたくなりましたが、これくらいピクニックに行くような気分の子供達が親に連れられて過酷なジャングルに中に入っていくのです。
 もちろん彼らは自力では行けませんから、密入国斡旋業者に手数料を支払い色々な手筈を整えてもらいます。そうして闇の移民ビジネスが横行していくのです。詳細は又の機会に譲りますが、彼らはジャングルの中で突然姿をくらましたり移民達をカモのように扱う事も多々あり業者がいるからと言って全て安心お任せというわけではありません。

 移民問題と一口に言っても、この様な現地調査を行う事で様々な側面が見えてきました。
 まずは、不法入国する移民たちはどんな人達なのか、そういう単純な疑問です。
 違法な事をする”犯罪者” ”不届き者”というイメージとは全く違います。直接話をすれば、全く普通の人たちです。私達と違うのは、国が貧しく、あるいは祖国が社会主義化してしまい国のリーダーがまともでない為自国にいては生活ができなくなってしまった人達。彼らと接すると改めて自分が日本に生まれて本当に幸せである事。当たり前と思っていたことに対して心の底から感謝の念が湧いてきます。彼らも生きるのに必死である事が伝わってきます。

 同情心が生まれてくるのは当然です。

 しかし同時に、そういう人達をある意味利用してアメリカ合衆国を国難へと導こうとする勢力、動きがあるという事を理解しなければなりません。エンドレスに世界中からの移民を”人権”の名の下に受け入れる。歴史的な経験値に基づいて作り上げられてきた法的プロセスを無視して一気にアメリカに集中して流入させる。
 これは国家の破壊そのものに違いありません。

 そして注目しなければならないのは、これら移民に交じってテロを企てる者達が入国している現状です。麻薬ビジネスをカモフラージュするのにも移民は使われています。
 彼らの中には色々なバックグラウンドの人間が混じっています。旅の途中でパスポートを無くした、身分証が無いと言い、”キューバから来た、亡命したい”とでも言えば、アメリカと敵対している国のエージェントでも侵入することが可能となるのが現状なのです。

 困っている人々をA地点からB地点へと移動させる。
 これは「問題の解決」ではなく「問題の移動」です。

 この構造に私達は注意しなければなりません。
 一国を混乱させるよくある手口として取らるのは、ある問題を解決するとして感情的に国民を誘導し、その”解決策”としてその国を”攻撃”する方法です。

 日本にも”人権派”が難民受け入れを迫っています。
 マスコミに言論空間を支配されている我が国で、どの様にして日本を守るのか。私達は今この事を考えなければなりません。

2021年6月11日
パナマシティより

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