高市総理!維新の為に無理してない?
初めて「政局」について言及してみようと思います。
何故かと言うと、最近の「比例45議席削減(身を切る改革)」「副首都構想」を無理矢理に進めようとする与党の進め方を見ていて、「何故自民党は維新との連立(協力関係)にこだわるのか?」、私には良く理解できないからなんです。そこで、この機会に現在の政局のひとつ、自民と維新の連立について一度頭の中を整理してみようと思いました。
維新との連立は自民党側の理屈からすると「政策実現のため」ということなのでしょうか?「安定した多数派を作る→政策を通せる環境を整える」つまりは「国民生活のために政策を実現するには、まず政権基盤を固めなければならない」ということだと思います。
振り返ると、確かに2024~2025年の国会では自民党・公明党だけでは法案成立や予算成立が容易ではない場面が増え、衆議院で安定した賛成勢力が欲しかったことは確かです。自民党は維新との政策協議を積極的に推進、維新側も「高校授業料無償化」「社会保険改革」「行政改革」などを実現するため、是々非々で協力するメリットを見出していたようでした。また私からすると、公明党と長年の協力関係を断ち切ることができたことは(特に保守の)自民党にとって非常に大きなメリットがあったとも思っています。
ただ現時点では、少なくとも当初の「自民党にとって維新が必要な理由」はかなり弱まっているように見えます。国会運営での安定多数を確保していることのみならず、維新の持っている「改革イメージ」の取り込み、教育無償化などでの政策協力などのメリットは以前ほど強くないと思います。
自民党は「身を切る改革」が非常に下手、というよりできない組織です。少なくとも私にはそう見えています。与党期間が長すぎることも背景にあると思います。派閥・政治資金問題など構造的な課題が常に付きまといます。また、党内力学、派閥・グループ間調整などに頭を使わなければならない、という実情を国会議員の方と仕事をされているサロンの方からも聞いています。
このように自民党には他党との協力関係よって「政治改革に取り組む姿勢」を示したい(示さなければならない)需要があるようです。やはり維新との協力関係維持は、政治家側では「政治改革をやっています」という象徴的意味合いが大きく、その点でもまだ維新に頼りたい部分はあるのでしょうか?しかしこの点でも、維新自体が社会保険問題など、そもそも組織的に腐っている部分を露呈してしまった今、維新からの「改革」というイメージを感じられる国民は、あまり多くはないようにも思うのですが…?
このような中でも、自民党は、国民から理解があまり得られていない「比例45議席減」「副首都構想」にこだわりました(こだわっています)。
比例45議席削減は、有権者から見ると生活への直接的なメリットが見えにくいこともあり優先順位は下がると思います。加えて、この比例45議席削減は、ここ数年各党全員で合意してきた「選挙制度協議会における合意事項」をも無視したもので、それを与党は無理矢理進めようとしました。以前の国会審議ボイコットに関する投稿で触れましたが、この点(与党内の自分勝手な論理)を国民はもっと知るべきだと思います。まあ、さすがに自民党もこの点については「やばいぞ!」と考えたのでしょうか?折れて今回の国会での法案審議を見送りました。当たり前だと思います。
副首都構想については、私はある程度理解できます。防災の観点から首都機能のバックアップを準備するというのは理にかなっています。確かに、今回の法案の中身は一言でいうと「副首都構想の検討を進めましょう!」ということで、もう少し丁寧な言い方をすると
「副首都をつくることを国の正式な政策として位置付けること」
「副首都を本当に作る前提で、国の推進組織や指定制度を法律化しましょう」
という法案で中身があまりありません。まあこの手の議論は時間がかかるので、地方分権との関連、どのようにバックアップ機能をつくるのか?等を検討していくこと自体を正式に決定する、そのような法律を作ることにはある程度意味があるとは思います。過去にも「地方創生法」「デジタル社会基本法」「科学技術基本法」等がありました。もちろんこの類の法律の場合は定期的にその進捗を国会などでオープンに報告していくことは必須だと思います。
ただ、何故今?別に次回で良いのでは?と言う気がします。それまでに詳細検討をスタートする為に必要事項を整理する「準備会」などを作って検討しておけばいいやん!って思います。
このように、維新との協力関係を維持する為に、自民党が比例45議席削減や副首都構想をごり押しして行く事は、「自民党が政治の内部論理を優先しているように国民に見えてしまい、自民党のイメージダウンになる気がしてなりません。国民向けというより維新との関係維持という「政局」、言い換えると「国民の支持を得るための政策」というより「他党との連携を見据えた政治的に近いもの」になってしまっているのではないでしょうか?
政局は政策を進める為の手段であり必要であることは理解できます。しかしそれにしても比例45議席削減や副首都構想そのものの是非はもちろんですが、「なぜ今それなのか?」を十分説明する事こそが必要であり、それができていない事が、自民党は結局「政局ありきで国民は二の次」という嫌悪感や不信感につながってしまう気がします。
政局はその中にいる人達の思惑が複雑に絡み合う、とよく聞きます。メディアの政治評論家の方々も取材をした上で色々な事に言及しますが、本当のところは良く分かりません。それだけに、国民に対して「国民の為に必要な政策を進める為に、この政局が今必要」という説明責任はしっかり果たして欲しいと思います。
【ここからは余談ぽくなります↓】
ただ、高市総理と維新の吉村知事そして藤田幹事長、とにかくイメージが良い!
先の衆院選や西宮市長選挙選での現地取材で、吉村知事や藤田幹事長の演説を何度も聞きました。とにかくその人気具合や、キャラや雰囲気の良さに驚いたり、感心したり、実感したり…。お2人ともまだまだ若い!これからもドンドン実績を積み重ねられ、知名度や信頼度も増え、人気者に拍車がかかり、日本の政治を動かして行かれるでしょう。維新さんは(私が関西だからも大きいのですが)日常的にテレビにも出られていて、説明がわかりやすく、透明度を感じ、とにかくイメージが良い!んです。(本日2回目)
私は国民が政治に見向きをしてくれる事を強く望んでいます。政治を諦めない!政治を知る!学ぶ!当事者意識を持つ!参加する!そんな国民が増やすのが急務だと思っています。そう言う視点からすると、維新の吉村知事、藤田幹事長の雰囲気や、高市総理との仲よさげに見える関係性等はステキだと感じています。
私が言い続けている我々日本人の敵は、
①中国共産党
②北朝鮮
③リベラルの国政政党
保守の人間として、日本国民に愛国心や保守思想が広まって欲しい、根付いて欲しいと強く願っています。その為にも、まずは政治家が国民に興味を持って貰う、信じて貰う事が必要なはずなので…
イメージや雰囲気が良い維新吉村知事や藤田幹事長が与党になり、更に日本初女性で保守の高市早苗総理の誕生は、やっぱりワクワクします。政策面や優先順位への疑問はあれど、基本的には今の自民党&維新の会の与党の動きを前向きに捉え、考えて行きたいと思っています。
